• 共生社会

海外移住に関する世論調査(昭和40年1月調査)

2006年3月27日掲載

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内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

世論調査報告書

内閣府政府広報室


調査の概要


・調査の目的
海外移住希望者の人数および海外移住に対する国民の関心と意見

・調査項目
(1) 海外移住希望者の数
(2) 海外移住希望者について
ア どこの国へ移住したいと思つているか。
イ 受け入れ側の事情を調べているか。
ウ 移住するのに障害になると思つていることは何か。
(3) 海外移住に対する国民の関心
ア 日本からの移住者を歓迎している国を知つているか。
イ これまでに移住したいと思つたことがあるか。
ウ 身近かな人が海外へ移住することに対する賛否。
(4) 海外移住行政に対する意見

・調査対象
(1) 母集団 全国の満20才以上の男女
(2) 標本数 20,000人
(3) 抽出方法 層別2段無作為抽出法

・調査時期 昭和40年1月28日〜昭和40年2月10日

・調査方法 調査員による個別面接聴取法

・調査実施委託機関 社団法人 中央調査社

・回収結果
(1) 有効回収数(率) 16,145人(80.7%)
(2) 調査不能数(率) 3,855人(19.3%)
 
−欠票内訳−
転居 823 長期不在 657 一時不在 1,212
住所不明 487 拒否 434 その他 242
計3,855



調査票

つぎに海外移住のことについてお伺いします。
Q1 (回答票1)この中で,日本からの移住者を歓迎しているのはどこの国とどこの国だと思いますか。(M.A.)
(9.7) アメリカ
(5.1) カナダ
(2.4) オーストラリア
(57.9) ブラジル
(2.9) チリ
(5.5) パラグアイ
(10.8) アルゼンティン
(3.2) メキシコ
(3.1) タイ
(35.6) この中にはない・不明



Q2 あなたは,将来,海外へ移住したいと思つていますか。
(2.6) 移住したい →Q3へ
(97.4) 移住したいとは思わない・不明 →Q7へ



Q3 条件によつては移住してもよいと思つているのですか,それとも多少の困難があつても,是非移住したいと思いますか。
(N=416)
(75.7) 条件によつては移住したい
(13.5) 多少の困難があつても是非移住したい
(10.8) 不明



Q4 どこの国へ移住したいと思つていますか。(O.A.)
(N=416)
(69.5) 国の名をあげた
(30.5) あげない



Q5 受け入れ側の事情や移住するための資格などを具体的に調べましたか。
(N=416)
(14.7) 調べた
(85.3) 調べてない・不明



Q6 あなたが移住するのに,障害になると思うことは,どんなことですか。(O.A.)
(N=416)
(16.1) 資金不足 →Q11へ
(12.7) 家庭の事情 →Q11へ
(7.7) 言葉の違い →Q11へ
(4.6) 健康・年令など個人的事情 →Q11へ
(4.6) 家族の反対 →Q11へ
(3.1) 社会環境や風習の違い →Q11へ
(2.2) 移住後の生活の見通し →Q11へ
(5.8) 障害は考えられない →Q11へ



Q7 これまでに海外へ移住したいと思つたことがありますか。
(7.8) ある →Q8へ
(89.7) ない →Q11へ



Q8 どこの国へ移住したいと思つていましたか。(O.A.)
(N=1,255)
(75.2) 国の名をあげた
(24.8) あげない



Q9 移住したいと思つたとき,受け入れ側の事情や移住するための資格などを具体的に調べましたか。
(N=1,255)
(19.4) 調べた
(80.6) 調べなかつた・不明



Q10 移住したいと思つても実現しなかつた大きな理由は何でしたか。(O.A.)
(N=244)
(7.0) 資金不足
(14.8) 家庭の事情
(6.1) 健康・年令など個人的事情
(4.5) 社会環境や風習の違い
(4.5) 移住後の生活の見通しがつかなかつた
(11.5) 家族の反対
(18.9) 戦争のため,その他国家的事情で
(18.0) 結局は決断ができなかつた



Q11 あなたの身近かな人で,海外へ移住したいと思つている人がいますか。
(5.1) いる →Q12へ
(94.9) いない →Q16へ



Q12 どういう続柄の人ですか。(M.A.)
(N=828)
(18.3) 家族
(26.4) 親戚
(54.1) 友人・知人
(2.9) その他( )



Q13 その人が海外へ移住することに,あなたは賛成ですか,反対ですか。
(N=828)
(51.9) 賛成 →Q14へ
(13.4) 反対 →Q15へ
(34.7) どちらともいえない・不明 →Q16へ



Q14 あなたが賛成なさるのはどうしてですか。(O.A.)
(N=430)
(23.3) 本人が行きたいというから →Q16へ
(13.5) 国内にいるよりよさそうだから →Q16へ
(10.5) 本人の将来のためになるから →Q16へ
(9.8) 日本は狭いから,人口が多いから →Q16へ
(8.8) 若い人はどんどん行くがよい →Q16へ
(5.3) 当人に向いているから →Q16へ
(4.7) 日本のためになるから →Q16へ
(1.4) 国際親善になるから →Q16へ



Q15 あなたが反対なさるのはどうしてですか。(O.A.)
(N=111)
(29.7) 身近かにいてほしい
(12.6) 移住後の生活の見通しがはつきりしないから
(10.8) 言葉や生活環境の違いなどで困るだろうから
(6.3) 日本人は日本に住むべきだ,日本の損失だ
(7.2) 当人に向かないから
(7.2) 今まで行つた人が帰つてくるから



Q16 (回答票2)海外移住に関しては,国として今後どうしたらよいと思いますか,この中であなたの気持に近いものを1つだけおつしやつて下さい。
(24.2) 海外移住を積極的にすすめ,移住希望者には資金その他の便宜をはかる
(28.9) 海外移住を積極的にすすめることはしないが,移住希望者には資金その他の便宜をはかる
(4.9) 移住希望者は自由に移住させるが,資金その他の便宜をはかることはしない
(3.8) いまの日本は人手不足だから,移住希望者はなるべく思い止まるように指導する
(38.2) 不明



<フエース・シート>
F1 〔性別〕
(44.8)
(55.2)



F2 〔年令〕 あなたのお年は満でおいくつですか。
(21.6) 20〜29才
(25.3) 30〜39才
(22.1) 40〜49才
(15.8) 50〜59才
(15.2) 60才以上



F3 〔学歴〕 あなたが最後に卒業された学校はどちらですか。(中退,在学は卒業とみなす)
(16.9) 未就学・小卒
(46.4) 旧高小・新中卒
(29.8) 旧中・新高卒
(6.8) 旧高専大・新大卒
(0.1) 不明



F4 〔本人職業〕 あなたのご職業は何ですか。
(12.2) 自営者 農林漁業
(…) 自営者 商工鉱サービス業
(…) 自営者 その他
(1.2) 被傭者 管理職
(2.9) 被傭者 専門技術職
(10.2) 被傭者 事務職
(14.4) 被傭者 労務職
(10.3) 家族従業者 農林漁業
(4.7) 家族従業者 商工鉱,サービス業,その他
(26.8) 無職 無職の主婦
(6.5) 無職 失業者,その他
(1.0) 無職 学生



F5 〔世帯内の地位〕 お宅の生活を支えているのはどなたでしようか,あなたですか,ほかの方ですか。
(40) 対象者本人 →F6へ
(…) 本人以外 →SQへ



SQ 〔家事担当者〕(家計のきりもりをしている人)はどなたでしようか,あなたですか,ほかの方ですか。
(37) 対象者本人
(23) 本人以外



F6 〔世帯主職業〕 主としてお宅の生活を支えている方の職業は何ですか。(本人が世帯主の場合は〔F4本人職業〕から転記)
(27) 農林漁業 →SQ1へ
(3) 管理職 →SQ3へ
(5) 専門技術職 →SQ3へ
(17) 事務職 →SQ3へ
(23) 労務職 →SQ3へ
(19) 商工鉱サービス業 →SQ2へ
(2) 自由業 →F7へ
(4) その他( ) →F7へ



SQ1 お宅の経営耕地面積はどのくらいですか。

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