世論調査

世論調査報告書−栄典について−

内閣府政府広報室
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調査の概要
・調査目的
栄典制度に関し、一般国民の知識・態度の概況を知るため、調査したものである。
 
・調査対象
 
(1) 母集団全国の有権者
(2) 標本数1,500人
(3) 抽出方法層化多段無作為抽出法
 
・調査時期
 
昭和38年2月8日〜昭和38年2月11日
 
・調査方法
 
調査員による訪問面接聴取
 
・調査実施委託機関
 
社団法人 中央調査社
 
・回収結果
 
(1) 有効回収数(率)1,176人(78.4%)
(2) 調査不能数(率)324人(21.6%)



調査票

Q1 国家や社会に大きな功績のあつた人に勲章を贈る制度は,世界中のほとんどの国にあるようですが,そのようなことを聞いたことがありますか。
 
(74)   聞いた(知つている)
(26)   聞かない(知らない)



Q2 わが国では,熱心に仕事に励んだ人,すぐれた発明をした人,公共のために尽した人などに対して,黄綬褒章,紫綬褒章,藍綬褒章などが贈られていますが,あなたは「褒章」というものがあることをご存じでしたか。
 
(69)   知つていた
(31)   知らなかつた



Q3 また,文化の発達にとつて非常に大きな貢献をした人に,文化勲章が贈られていますが,あなたは文化勲章をご存じですか。
 
(87)   (あることを)知つている
(13)   知らない



Q4 あなたは,褒章や文化勲章とは別に,国や社会に功績のある人に広く贈る勲章があつた方がよいと思いますか,ない方がよいと思いますか。
 
(…)   あつた方がよい →SQ1へ
(…)   あつてもよい →SQ1へ
(7.2)   ない方がよい →SQ2へ
(21.9)   わからない →Q5へ



SQ1 国や社会に功績のある人に贈る勲章には,その功績の大きさに応じて等級をつけた方がよいと思いますか,等級はつけない方がよいと思いますか。
 
(32.7)   等級をつけた方がよい →Q5へ
(24.1)   つけない方がよい →Q5へ
(14.1)   わからない →Q5へ



SQ2 どうしてですか。(O.A.)
 
(0.9)   人間を勲章で差別するのはよくない 特別の階級を作るのはよくない
(0.3)   政治的に利用されるおそれがある
(0.2)   軍人を思い出す,戦争はもうない
(0.6)   審査の基準があいまいになつて,不公平になるおそれがある。
(0.9)   文化勲章と褒章だけでよい
(0.5)   勲章があまり多くなると価値が下がる
(0.3)   勲章を多くすると弊害が出るおそれがある
(0.6)   勲章以外のもの,実質的なことで報いる方がよい
(1.4)   勲章は無意味である,必要がない
(0.2)   その他
(1.3)   勲章には関心がない,特に理由はない



Q5 (回答票1)ここにある勲章で名前を知つているものがありますか……どれですか。(M.A.)
 
(49)   菊花章 →SQへ
(39)   旭日章 →SQへ
(29)   宝冠章 →SQへ
(38)   瑞宝章 →SQへ
(40)   どれも知らない →Q6へ



SQ これらの勲章は戦前からあつたものですが,今も贈られていると思いますか,今は廃止になつていると思いますか。
 
(19.1)   贈られていると思う
(11.3)   特別な場合に一部の人には贈られていると思う
(12.7)   全然贈られていないと思う
(16.7)   わからない



〔ここで勲章の図鑑を見せて以下の説明を行なう〕

これが勲章の写真です。どうぞご覧下さい。

〔説明要旨〕

菊花章は,皇族の男,外国の元首等に贈られます。等級はありません。 旭日章は,目立つた功績のある男の人に贈られます。 宝冠章は,目立つた功績のある女の人に贈られます。 瑞宝章は,あまり目立たない長年の功績に対して,男女ともに贈られます。 この三つは功績の大小に応じて,1等から8等まで8等級にわかれています。 この三つをあわせて「普通勲章」と言います。 文化勲章は文化の発達に功績がある場合,戦前の金鵄勲章は戦争で手柄をたてた場合というように,功績の内容を限つて贈られていました。これを特別勲章と言います。 これに対して,この三つは国家や社会に対して功績のある人に功績の種類を問わず贈られるので「普通勲章」と言われます。


Q6 これらの「普通勲章」は,戦後は原則として,外国人と亡くなつた人にだけ贈られていて,生きている人には災害救助など緊急の場合の功労者以外には贈られていません。 ところが,最近「ひろく生存者に対して勲章を贈るべきである」という意見が強くなつています。あなたは,今お見せした勲章をそのまゝ使うかどうかは別として,生存者に広く勲章を贈ることに賛成ですか。
 
(…)   賛成
(7.7)   反対
(5.1)   一概にいえない
(22.5)   わからない



Q7 勲章は歴史の古いものほど喜ばれ,また今の勲章はデザインも世界的にすぐれているので,種類や体裁は今の勲章をそのまま残した方がよいという意見があります。 また,日本は憲法も変つて民主主義になつたのだから,勲章の種類や体裁をまつたく新しいものにした方がよいという意見があります。 あなたはどちらの意見に賛成ですか。
 
(33.4)   今のまま
(9.3)   まつたく新しく決める
(20.8)   一概にいえない(今のを生かし一部改善するなど)
(…)   わからない



Q8 「普通勲章」を贈る場合には,戦前のように軍人や官吏を中心としたやり方でなく,広く一般国民を対象として贈るべきだと思いますか。
 
(81)   思う
(3)   思わない
(16)   わからない



Q9 戦前は戦争で大きな手柄をたてた人には金鵄勲章を贈つていましたが,今は廃止されています。……あなたは,過去の戦争功労者で金鵄勲章をもらつている人には,その着用は許すことにしてもよいと思いますか。それはよくないと思いますか。
 
(27.1)   着用してよいことにせよ
(31.8)   それはよくない
(7.7)   一概にいえない
(33.3)   わからない



Q10 大東亜戦争における戦没者に対しては,国からその遺家族に対して扶助料をさし上げるなど,金銭的な面で一応のことはやつてきたようですが…… また戦没されたご本人に対しては,戦争の中ごろまでは勲章を贈つて,その勲功に報いてきたのですが,戦争末期に戦没された方に対しては勲章をさしあげてありません。 今さら勲章を,というわけにも行きませんので,なくなられたかたの,国に尽された功績をたたえた勲章にかわる「証書」をその遺家族のかたに国から贈つた方がよいという意見があります。 あなたはこの意見に賛成ですか,反対ですか。
 
(48.2)   賛成
(17.3)   反対
(5.6)   一概にいえない
(28.9)   わからない



<フエース・シート>
F1 〔勲章の有無〕

A お宅には勲章を持つている人がいらつしやいますか。………どんな勲章ですか。
 
(3)   本人が持つている
(10)   家族が持つている
(87)   持つていない



B (ほかに)勲章をもらつた人を誰かご存じですか。
 
(22)   親せきにいる
(18)   友人・知人・隣人にいる
(64)   いない・知らない



F2 〔戦没家族の有無

A あなたのご家族や兄弟の方で戦争に行つて亡くなられたかたがありますか。………どなたですか。(M.A.)
 
(1)  
(2)  
(3)  
(14)   兄弟
(9)   その他
(72)   いない →F3へ



B (戦没者が居る者に) その方は勲章をもらいましたか。
 
(6)   もらつた
(14)   もらつていない
(8)   わからない



F3 (回答票)〔役職経験〕(あなたはこのような役についたことがありますか。)(M.A.)
 
(2)   公職
(5)   役職(会長級)
(9)   役職(役員級)
(86)   どれもない



F4 あなたのご職業は何ですか。……自分で経営しているのですか,給料をもらつているのですか。……どんな仕事ですか。
 
(12)   自営 農林漁業
(11)   自営 商工サービス業
(2)   自営 自由業
(1)   被傭者 管理職
(15)   被傭者 事務職,専門技術職
(12)   被傭者 労務職
(10)   家族従業 農林漁業
(2)   家族従業 商工サービス業,その他
(23)   無職 主婦
(1)   無職 学生
(11)   無職 その他の無職



  (本人無職の者に)お宅で中心になつて生計を支えている方の職業は何ですか。
 
(6)   農林漁業
(9)   商,工,サ,自由業
(18)   被傭者
(2)   無職



F5 〔学歴〕(学校はどこまでいらつしやいましたか)(中退は卒業とみなす)
 
(17)   小卒
(45)   高小・新中卒
(31)   旧中・新高卒
(7)   旧高専大・新大卒



F6 〔年令〕(お年は満でおいくつですか。)
 
(22)   20代
(24)   30代
(22)   40代
(16)   50代
(16)   60代以上



F7 〔性〕
 
(48)  
(52)  



F8 〔生活程度〕(調査員判断)
 
(2)  
(19)   中上
(57)  
(20)   中下
(2)  



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