2.気候変動の影響への適応について
(1) 気候変動の影響への適応の認知度
地球温暖化がもたらす気候変動への対処について,どのくらい知っているか聞いたところ,「知っていた」とする者の割合が47.5%(「内容までよく知っていた」4.3%+「大体知っていた」43.2%),「知らなかった」とする者の割合が52.0%(「あまり知らなかった」41.9%+「全く知らなかった」10.1%)となっている。
性別に見ると,「知っていた」とする者の割合は男性で,「知らなかった」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「知っていた」とする者の割合は60歳代で,「知らなかった」とする者の割合は18~29歳,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図6,表6(CSV形式:2KB))
(2) 気候変動の影響への適応の情報の発信方法
今後,気候変動への対処に関する知識や情報を何によって提供されたらよいと思うか聞いたところ,「テレビの広報」を挙げた者の割合が88.4%と最も高く,以下,「新聞や雑誌の広報」(60.1%),「学校などの教育機関」(43.9%),「ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディア(SNS)」(27.1%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
都市規模別に見ると,「ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディア(SNS)」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「テレビの広報」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「新聞や雑誌の広報」を挙げた者の割合は60歳代で,「学校などの教育機関」,「ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディア(SNS)」を挙げた者の割合は18~29歳から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図7,表7(CSV形式:3KB))