世論調査

世論調査 >  平成28年度 >  文化に関する世論調査 > 2 調査結果の概要

1.文化芸術の鑑賞活動及び創作活動

(1) 文化芸術の直接鑑賞経験

 この1年間に,ホール・劇場,映画館,美術館・博物館などで文化芸術を直接鑑賞したことはあるか聞いたところ,「鑑賞したことがある」とする者の割合が59.2%となっており,その内容として「映画(アニメを除く)」を挙げた者の割合が31.1%と最も高く,以下,「音楽(オペラ,オーケストラ,室内楽,合唱,吹奏楽,ジャズ,ポップス,ロック,歌謡曲など)」(24.8%),「美術(絵画,版画,彫刻,工芸,陶芸,書,写真など)」(22.5%)などの順となっている。なお,「鑑賞したものはない」と答えた者の割合が40.6%となっている。(複数回答,上位3項目)
 都市規模別に見ると,「鑑賞したことがある」とする者,「映画(アニメを除く)」,「美術(絵画,版画,彫刻,工芸,陶芸,書,写真など)」を挙げた者の割合は大都市で,「鑑賞したものはない」と答えた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「鑑賞したことがある」とする者,「音楽(オペラ,オーケストラ,室内楽,合唱,吹奏楽,ジャズ,ポップス,ロック,歌謡曲など)」,「美術(絵画,版画,彫刻,工芸,陶芸,書,写真など)」を挙げた者の割合は女性で,「鑑賞したものはない」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「鑑賞したことがある」とする者の割合は18~29歳,30歳代,50歳代で,「映画(アニメを除く)を挙げた者の割合は18~29歳から50歳代で,「美術(絵画,版画,彫刻,工芸,陶芸,書,写真など)」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,「鑑賞したものはない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図1表1(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表1参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表1参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 ア 直接鑑賞しなかった理由

 この1年間に,ホール・劇場,映画館,美術館・博物館などで文化芸術を直接「鑑賞したものはない」と答えた者(744人)に,鑑賞しなかった理由を聞いたところ,「時間がなかなかとれないから」を挙げた者の割合が46.1%と最も高く,以下,「関心がないから」(28.0%)などの順となっている。(複数回答,上位2項目)
 性別に見ると,「時間がなかなかとれないから」を挙げた者の割合は女性で,「関心がないから」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(図2表2(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表2参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(2) 美術館・博物館での鑑賞の促進策

 どうすれば美術館や博物館にもっと行きやすくなると思うか聞いたところ,「入場料が安くなる」を挙げた者の割合が32.6%,「住んでいる地域やその近くに美術館・博物館ができる(増える)」を挙げた者の割合が30.7%と高く,以下,「美術館や博物館へ行くための交通の利便が良くなる」(23.6%),「展覧会の開催に関する情報がわかりやすく提供される」(22.0%),「閉館時間が遅くなり,夜間でも鑑賞できるようにする」(19.2%)などの順となっている。 なお,「特にない」と答えた者の割合が12.6%となっている。(複数回答,上位5項目)
 都市規模別に見ると,「入場料が安くなる」,「展覧会の開催に関する情報がわかりやすく提供される」,「閉館時間が遅くなり,夜間でも鑑賞できるようにする」を挙げた者の割合は大都市で,「住んでいる地域やその近くに美術館・博物館ができる(増える)」を挙げた者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「入場料が安くなる」,「住んでいる地域やその近くに美術館・博物館ができる(増える)」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「入場料が安くなる」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「閉館時間が遅くなり,夜間でも鑑賞できるようにする」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。(図3表3(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表3参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(3) 鑑賞を除く文化芸術活動の経験

 この1年間に,自分で作品を創作したり,習い事をしたり,あるいはボランティアとしてこれらの活動を支援するなど,文化芸術に関わる鑑賞以外の活動をしたことはあるか聞いたところ,「活動したことがある」とする者の割合が28.1%となっており,その内容として「地域の芸能や祭りへの参加」(13.8%)が最も高くなっている。なお,「特に行ったことはない」と答えた者の割合は71.3%となっている。(複数回答,上位1項目)
 都市規模別に見ると,「活動したことがある」とする者,「地域の芸能や祭りへの参加」を挙げた者の割合は小都市で高くなっている。
 性別に見ると,「活動したことがある」とする者の割合は女性で,「特に行ったことはない」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「活動したことがある」とする者の割合は30歳代,70歳以上で,「地域の芸能や祭りへの参加」を挙げた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図4表4(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表4参考(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(4) 鑑賞を除く文化芸術活動への参加の促進策

 どうすれば鑑賞以外の活動にもっと参加しやすくなると思うか聞いたところ,「活動のための時間がとれるようになる」を挙げた者の割合が26.1%,「魅力ある内容の活動が行われる」を挙げた者の割合が25.5%,「初心者向けの活動が提供される」を挙げた者の割合が24.2%,「一緒に活動する仲間ができる」を挙げた者の割合が23.9%,「住んでいる地域やその近くで活動に参加することができる」を挙げた者の割合が22.4%,「情報が入手しやすくなる」を挙げた者の割合が22.1%などの順となっている。なお,「特にない」と答えた者の割合が14.2%となっている。(複数回答,上位6項目)
 都市規模別に見ると,「魅力ある内容の活動が行われる」を挙げた者の割合は大都市,中都市で,「初心者向けの活動が提供される」を挙げた者の割合は中都市で,「情報が入手しやすくなる」を挙げた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「住んでいる地域やその近くで活動に参加することができる」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「活動のための時間がとれるようになる」を挙げた者の割合は18~29歳から50歳代で,「魅力ある内容の活動が行われる」を挙げた者の割合は18~29歳から40歳代で,「初心者向けの活動が提供される」を挙げた者の割合は18~29歳,40歳代,50歳代で,「一緒に活動する仲間ができる」を挙げた者の割合は18~29歳で,「情報が入手しやすくなる」を挙げた者の割合は30歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(図5表5(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます

[目次]  [戻る]  [次へ]
Copyright©2012 Cabinet Office, Government Of Japan. All Rights Reserved.

内閣府 Cabinet Office, Government of Japan 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)