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調査票-インターネット上の安全・安心に関する世論調査(平成27年7月調査)

2015年8月31日掲載

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インターネット上の安全・安心に関する世論調査

平成27年7月

(N=1,722)


1.インターネットの安全・安心について

Q1〔回答票1〕 あなたは,日常,仕事・私的利用を問わず,どのくらいの頻度でホームページの閲覧や電子メールの送受信といったインターネットを利用していますか。この中から1つだけお答えください。

(49.3)(ア)ほぼ毎日→Q2へ
(7.8)(イ)1週間に数回程度→Q2へ
(2.8)(ウ)1週間に1回程度→Q2へ
(2.4)(エ)1か月に1,2回程度→Q2へ
(7.4)(オ)ほとんど利用していない→Q1SQへ
(30.4)(カ)全く利用していない→Q1SQへ


(Q1で「(オ)ほとんど利用していない」,「(カ)全く利用していない」と答えた方に)

Q1SQ〔回答票2〕 あなたは,今後インターネットを利用してみたいと考えていますか。それとも,利用する予定はないですか。この中から1つだけお答えください。
(N=650)

(6.0)(ア)利用してみたい
(11.7)(イ)どちらかといえば利用してみたい
(7.1)(ウ)どちらかといえば利用する予定はない
(72.9)(エ)利用する予定はない
(2.3)わからない


(全員に)

Q2〔回答票3〕 あなたは,インターネットを利用することについて不安はありますか。それとも,不安はありませんか。この中から1つだけお答えください。

(28.0)(ア)不安がある→Q2SQへ
(28.3)(イ)どちらかといえば不安がある→Q2SQへ
(13.6)(ウ)どちらかといえば不安はない→Q2SQへ
(22.4)(エ)不安はない→Q3へ
(7.6)わからない→Q3へ


(Q2で「(ア)不安がある」,「(イ)どちらかといえば不安がある」,「(ウ)どちらかといえば不安はない」と答えた方に)

Q2SQ〔回答票4〕 あなたが,インターネットを利用することで不安に感じるものは何ですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,206)

(61.4)(ア)パスワードなどが無断で他の人に利用される不正アクセス
(77.3)(イ)コンピュータウイルス感染による個人情報の流出
(45.9)(ウ)コンピュータウイルス感染によるデータの破壊
(37.9)(エ)偽物のホームページに誘導されてパスワードなどを入力させられるフィッシング
(44.3)(オ)インターネットショッピングやインターネットオークションで代金をだまし取られる詐欺
(49.5)(カ)ホームページを閲覧するだけで料金を請求されるなどの架空・不当請求
(23.8)(キ)ホームページや掲示板などでの誹謗・中傷
(16.4)(ク)インターネットで知り合った人との現実社会でのトラブル
(0.8)その他
(3.1)特にない
(M.T.=360.4)


(全員に)

Q3〔回答票5〕 あなたは,今後,インターネットを利用した犯罪が増えると思いますか。この中から1つだけお答えください。

(60.3)(ア)かなり増える
(32.9)(イ)ある程度増える
(2.8)(ウ)変わらない
(0.3)(エ)ある程度減る
(-)(オ)かなり減る
(3.7)わからない


2.インターネットバンキングの安全・安心について

(【資料1】を提示して,対象者によく読んでもらってから,以下の質問を行う。)

【資料1】
 パソコンや携帯電話などの端末を使い,インターネットを経由して口座の残高照会や振り込みなどのサービスを利用することを「インターネットバンキング」といいます。
 また,インターネットバンキングのID・パスワードなどを不正に入手し,これを用いて他人の口座へ不正送金を行うことを「インターネットバンキングに係る不正送金」といいます。

Q4〔回答票6〕 あなたは,インターネットバンキングのサービスを利用することについて不安はありますか,それとも不安はありませんか。この中から1つだけお答えください。

(52.7)(ア)不安がある
(23.0)(イ)どちらかといえば不安がある
(5.8)(ウ)どちらかといえば不安はない
(8.6)(エ)不安はない
(9.9)わからない


Q5〔回答票7〕 あなたはインターネットバンキングに係る不正送金に関して,どのような対策が必要と考えますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(46.6)(ア)警察の捜査員や技術者の数を増やすなどの取締体制の充実・強化
(51.5)(イ)警察とウイルス対策事業者などの連携による被害防止対策の推進
(29.2)(ウ)海外捜査機関との連携強化などの国際協力の推進
(49.5)(エ)金融機関による不正送金の阻止
(27.1)(オ)テレビや新聞など各種メディアを活用した広報・啓発活動の推進
(50.5)(カ)利用者自身のセキュリティ意識の向上
(3.7)(キ)特にない
(0.5)その他
(11.3)わからない
(M.T.=270.0)


3.コミュニティサイトの安全・安心について

(【資料2】を提示して,対象者によく読んでもらってから,以下の質問を行う。)

【資料2】
 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS),プロフィールサイトなど,ウェブサイト内で多数人とコミュニケーションがとれるウェブサイトなどのうち,出会い系サイト(異性と知り合うためのサービスを提供するサイト)を除いたものを「コミュニティサイト」といいます。
 平成26年中,コミュニティサイトに起因して犯罪被害に遭った18歳未満の児童は1,421人であり,罪種別では,みだらな性行為などを禁止している青少年保護育成条例違反及び児童買春・児童ポルノ禁止法違反が9割以上を占めています。

Q6〔回答票8〕 あなたは,今までにコミュニティサイトを見たこと,あるいは実際に利用したことがありますか。この中から1つだけお答えください。

(65.0)(ア)見たことはない
(18.6)(イ)見たことはあるが,利用したことはない
(16.4)(ウ)メッセージを書き込んだり,メールのやりとりをしたことがある


Q7〔回答票9〕 あなたは,18歳未満の児童がコミュニティサイトを利用して被害に遭わないようにするために,どのような対策が必要と思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(43.8)(ア)警察の捜査員や技術者の数を増やすなどの取締体制の充実・強化
(44.6)(イ)援助交際を求めるなどの不適切な書き込みを発見し,書き込みを行った児童と接触して直接注意・指導するサイバー補導の積極的推進
(42.5)(ウ)サイトの事業者による自主的な児童被害防止対策の強化
(52.1)(エ)有害なサイトへのアクセス(接続)を制限する機能であるフィルタリングの普及促進
(33.6)(オ)注意が必要なサイトのリストなどの有害なサイトに関する情報の発信
(49.8)(カ)児童,保護者,学校関係者などに対する広報啓発の推進
(42.0)(キ)インターネット利用に関するルール作りや学校関係者による確認などの学校における取組
(50.5)(ク)インターネット利用に関するルール作りや保護者による確認などの家庭における取組
(2.3)(ケ)特にない
(0.6)その他
(8.0)わからない
(M.T.=369.9)


4.政府(警察)への要望について

Q8〔回答票10〕 あなたが,警察に特に力を入れて取り締まってほしいインターネット上の犯罪は何ですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(55.8)(ア)他人のパスワードを無断で使用するなどの不正アクセス
(54.4)(イ)インターネットショッピングやインターネットオークションで代金をだまし取る詐欺
(51.0)(ウ)ワンクリック請求などの架空・不当請求
(19.7)(エ)音楽著作物などをインターネット上で公開する著作権法違反
(41.5)(オ)殺人や爆破などの予告
(51.4)(カ)わいせつな画像をインターネット上に公開する行為
(58.1)(キ)児童買春・児童ポルノなど児童が性的被害に遭う犯罪
(39.3)(ク)リベンジポルノなどの個人の名誉などを侵害する犯罪
(38.2)(ケ)売春に関する広告
(43.6)(コ)麻薬などの規制薬物に関する広告
(45.9)(サ)銀行口座や携帯電話などの違法な取引
(3.9)(シ)特にない
(0.5)その他
(7.2)わからない
(M.T.=510.5)


Q9〔回答票11〕 あなたは,インターネットに関する犯罪を防ぐために,警察にどのような対策に力を入れてほしいですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(55.5)(ア)警察によるインターネット上の監視の充実・強化
(55.3)(イ)警察の捜査員や技術者の数を増やすなどの取締体制の充実・強化
(33.4)(ウ)国民に対する被害防止策などに関する各種広報・啓発活動の推進→Q9SQへ
(31.6)(エ)テレビや新聞など各種メディアに対する協力要請
(40.5)(オ)インターネット上の違法情報,有害情報の実態把握の推進
(29.9)(カ)海外捜査機関との連携強化などの国際協力の推進
(46.1)(キ)インターネット接続業者などの事業者に対する協力要請
(34.7)(ク)サイト開設者に対する協力要請
(3.6)(ケ)特にない
(0.2)その他
(7.7)わからない
(M.T.=338.5)


(Q9で「(ウ)国民に対する被害防止策などに関する各種広報・啓発活動の推進」と答えた方に)

Q9SQ〔回答票12〕 あなたは,インターネットを安心して利用するための情報として,警察からどのようなものが提供されたらよいと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=575)

(63.5)(ア)インターネットに関する犯罪の統計や事例に関する情報
(59.3)(イ)犯罪の取締りに関する情報
(52.3)(ウ)事業者による犯罪防止の取組に関する情報
(82.6)(エ)犯罪被害に遭わないようにするための予防に関する情報
(72.3)(オ)犯罪の被害に遭ってしまった場合の対処に関する情報
(0.7)その他
(1.0)わからない
(M.T.=331.8)


(全員に)

Q10〔回答票13〕 あなたは,インターネットに関する犯罪を防ぐために,警察による対策に加えて,政府全体としてどのような取組を行うべきだと考えますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(49.4)(ア)インターネット接続業者などに対して一定期間の通信履歴(ログ)の保存を促し,インターネットに関する犯罪が起きた際の捜査などに役立てる
(33.9)(イ)産業界,学術機関及び政府機関における情報共有と協力を促進するための枠組みを活用する
(50.0)(ウ)スマートフォン用アプリについて,不正プログラムの有無をチェックするなどの被害防止対策を事業者などが講じるよう働き掛ける
(49.4)(エ)コンピュータウイルスに関する情報を共有するなど,ウイルス対策ソフト事業者などとの連携を強化する
(39.4)(オ)データ通信カードの契約やインターネットカフェ,公衆無線LANの利用の際の本人確認など,匿名性を排除するための取組を推進する
(45.2)(カ)インターネット利用に起因する児童の被害を防止するため,フィルタリングの利用促進などの対策を推進する
(4.1)(キ)特にない
(0.8)その他
(11.4)わからない
(M.T.=283.6)


5.サイバー攻撃について

(【資料3】を提示して,対象者によく読んでもらってから,以下の質問を行う。)

【資料3】
 インターネットを悪用するなどして,電力や情報通信などの社会基盤のシステムを破壊して機能を停止させたり,企業や政府の重要な情報を盗み取ったりすることなどを「サイバー攻撃」といいます。
 また,サイバー攻撃の中でも,特定のコンピュータに対し,複数のコンピュータから大量のアクセスを繰り返し行い,コンピュータのサービス提供を不可能とするものを「DDoS(ディードス)攻撃」といいます。

Q11〔回答票14〕 あなたは,我が国の企業や政府機関などがサイバー攻撃を受けることについて不安がありますか。それとも不安はありませんか。この中から1つだけお答えください。

(65.0)(ア)不安がある→Q11SQへ
(20.7)(イ)どちらかといえば不安がある→Q11SQへ
(2.9)(ウ)どちらかといえば不安はない→Q11SQへ
(3.9)(エ)不安はない→Q12へ
(7.5)わからない→Q12へ


(Q11で「(ア)不安がある」,「(イ)どちらかといえば不安がある」,「(ウ)どちらかといえば不安はない」と答えた方に)

Q11SQ〔回答票15〕 我が国の企業や政府機関などに対するサイバー攻撃について,どのようなことに不安を感じますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,526)

(35.1)(ア)DDoS(ディードス)攻撃により企業や政府機関などのホームページに閲覧障害が発生する
(80.7)(イ)企業や政府機関などで使用しているパソコンがウイルスに感染し,内部の情報が流出する
(53.8)(ウ)我が国で開発された先端技術が盗まれ,国際競争力が失われる
(65.2)(エ)我が国の外交・防衛上の秘密が盗まれ,我が国の安全保障に支障が生じる
(46.8)(オ)電気・ガスなどのライフラインや公共機関のサービスが停止する
(26.3)(カ)我が国で開催されるオリンピック・パラリンピックなどの大規模イベントが妨害される
(0.3)その他
(2.9)わからない
(M.T.=311.0)


(全員に)

Q12〔回答票16〕 あなたは,サイバー攻撃を防止するために,警察にどのような対策に力を入れてほしいですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(59.4)(ア)警察の捜査員や技術者の数を増やすなどの取締や実態解明の体制の充実・強化
(67.8)(イ)捜査や解析に必要な技術力の向上
(48.3)(ウ)企業などとの連携や情報共有の強化
(47.5)(エ)海外捜査機関との連携などの国際協力の推進
(2.3)(オ)特にない
(0.2)その他
(8.4)わからない
(M.T.=233.9)


6.企業などにおける対策について

Q13〔回答票17〕 あなたは,インターネットに関する犯罪やサイバー攻撃などを防止するため,企業などが自ら対策を講じる必要があると思いますか。この中から1つだけお答えください。

(79.0)(ア)必要がある→Q13SQ1へ
(12.1)(イ)どちらかといえば必要がある→Q13SQ1へ
(1.1)(ウ)どちらかといえば必要がない→Q13SQ1へ
(0.8)(エ)必要がない→F1へ
(7.0)わからない→F1へ


(Q13で「(ア)必要がある」,「(イ)どちらかといえば必要がある」,「(ウ)どちらかといえば必要がない」と答えた方に)

Q13SQ1〔回答票18〕 あなたは,インターネットに関する犯罪を発生させないために,インターネットでサービスを提供する企業などにどのような対策に力を入れてほしいですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,588)

(57.4)(ア)犯罪やトラブルに関して,警察などの関係機関と情報を共有する
(71.0)(イ)セキュリティ対策の専門会社に依頼するなどして安全管理の徹底を図る
(53.7)(ウ)自らが使用する機器やソフトウェアを常に点検し,安全なものに更新する
(63.0)(エ)社員などへのセキュリティ教育を徹底する
(45.7)(オ)サービスの利用者に対して犯罪手口やトラブルの具体例などの情報提供を行う
(0.9)(カ)特にない
(-)その他
(2.8)わからない
(M.T.=294.5)


Q13SQ2〔回答票19〕 あなたは,サイバー攻撃を防止するために,企業などにどのような対策に力を入れてほしいですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,588)

(61.1)(ア)自らが受けたサイバー攻撃について警察などの関係機関と情報を共有する
(53.8)(イ)警察などの関係機関と共同で対処訓練を実施して連携を強化する
(64.5)(ウ)自らが使用する機器やソフトウェアを常に点検し,安全なものに更新する
(64.2)(エ)社員などへのセキュリティ教育を徹底する
(1.1)(オ)特にない
(0.1)その他
(3.8)わからない
(M.T.=248.7)


F1 【性】

(46.9)男性
(53.1)女性


F2 【年齢】あなたのお年は満でおいくつですか。

(3.1)20~24歳
(3.4)25~29歳
(6.3)30~34歳
(7.8)35~39歳
(9.3)40~44歳
(8.6)45~49歳
(8.8)50~54歳
(9.1)55~59歳
(10.7)60~64歳
(12.8)65~69歳
(8.2)70~74歳
(6.5)75~79歳
(5.4)80歳以上


F3 【従業上の地位】〔回答票20〕あなたのお仕事についてお伺いします。あなたは,この中のどれにあたりますか。

(50.9)(ア)雇用者(役員を含む)→F3SQaへ
(7.7)(イ)自営業主(家庭内職者を含む)→F3SQaへ
(2.3)(ウ)家族従業者→F3SQaへ
(39.1)(エ)無職(主婦,主夫,学生を含む)→F3SQbへ


(F3で「(ア)雇用者(役員を含む)」,「(イ)自営業主(家庭内職者を含む)」,「(ウ)家族従業者」と答えた方に)

F3SQa 【職業】あなたのお仕事の内容は何ですか。
(N=1,049)

(6.4)管理職
(17.4)専門・技術職
(20.1)事務職
(30.2)販売・サービス・保安職
(3.2)農林漁業職
(22.6)生産・輸送・建設・労務職


(F3で「(エ)無職(主婦,主夫,学生を含む)」と答えた方に)

F3SQb 【主婦,主夫,その他の無職】あなたは主婦(主夫)ですか。
(N=673)

(58.1)主婦
(3.7)主夫
(38.2)その他の無職


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