世論調査

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3.更生保護に対する意識

(1) 更生保護制度についての認知度

 更生保護という言葉を聞いたことがあるか聞いたところ,「聞いたことがある」とする者の割合が72.8%(「言葉の意味を知っている」44.5%+「意味は知らないが,言葉は聞いたことがある」28.4%),「聞いたこともない」と答えた者の割合が26.5%となっている。
 前回の調査結果と比較してみると,大きな変化は見られない。
 性別に見ると,「聞いたことがある」とする者の割合は女性で,「聞いたこともない」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「聞いたことがある」とする者の割合は60歳代で,「聞いたこともない」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図9表9-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表9-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表9参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表9参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(2) 更生保護制度の意義についての理解度

 更生保護は,生活する地域の安全・安心につながる活動だと思うか聞いたところ,「そう思う」とする者の割合が68.3%(「そう思う」29.9%+「どちらかといえばそう思う」38.4%),「そう思わない」とする者の割合が21.9%(「どちらかといえばそう思わない」14.3%+「そう思わない」7.5%)となっている。
 都市規模別に見ると,「そう思う」とする者の割合は中都市で高くなっている。
 年齢別に見ると,「そう思わない」とする者の割合は30歳代で高くなっている。(図10表10-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表10-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(3) 更生保護活動への参画意識

 犯罪をした人の立ち直りを支援し,再犯を防止する更生保護活動に協力したい気持ちはあるか聞いたところ,「ある」とする者の割合が38.8%(「ある」10.1%+「どちらかといえばある」28.8%),「ない」とする者の割合が53.8%(「どちらかといえばない」29.5%+「ない」24.3%)となっている。
 前回の調査結果と比較してみると,大きな変化は見られない。
 都市規模別に見ると,「ない」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「ある」とする者の割合は男性で,「ない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。(図11表11-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表11-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表11参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表11参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 ア 更生保護活動への参画意識を有する背景

 更生保護活動への参画意識について「ある」,「どちらかといえばある」と答えた者(709人)に,協力したいと思う理由を聞いたところ,「犯罪をした人の立ち直りには周囲の協力が必要だから」を挙げた者の割合が68.4%と最も高く,以下,「犯罪をした人に立ち直ってもらいたいから」(58.7%),「地域の安全・安心につながる活動だと思うから」(48.1%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)(図12表12(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます

 イ 更生保護活動への参画意識を有さない背景

 更生保護活動への参画意識について「どちらかといえばない」,「ない」と答えた者(983人)に,協力したいと思わない理由を聞いたところ,「犯罪をした人とどのように接すればよいかわからないから」を挙げた者の割合が50.2%と最も高く,以下,「自分や家族の身に何か起きないか不安だから」(38.6%),「犯罪をした人とかかわりを持ちたくないから」(30.3%),「時間的余裕がないから」(29.1%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 性別に見ると,「犯罪をした人とどのように接すればよいかわからないから」,「自分や家族の身に何か起きないか不安だから」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。(図13表13(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます

(4) 社会を明るくする運動についての認知度

 「社会を明るくする運動」という言葉を聞いたことがあるか聞いたところ,「聞いたことがある」とする者の割合が34.2%(「言葉の意味を知っている」13.4%+「意味は知らないが,言葉は聞いたことがある」20.8%),「聞いたこともない」と答えた者の割合が64.5%となっている。
 前回の調査結果と比較してみると,「聞いたことがある」(39.1%→34.2%)とする者の割合が低下し,「聞いたこともない」(60.2%→64.5%)と答えた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「聞いたことがある」とする者の割合は町村で,「聞いたこともない」と答えた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「聞いたことがある」とする者の割合は60歳代,70歳以上で,「聞いたこともない」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図14表14-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表14-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表14参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 ア 社会を明るくする運動を認知する者の同運動との接点

 「社会を明るくする運動」について「言葉の意味を知っている」,「意味は知らないが,言葉は聞いたことがある」と答えた者(624人)に,どのようにして「社会を明るくする運動」を知ったか聞いたところ,「テレビ・ラジオで見聞きして知った」を挙げた者の割合が54.5%と最も高く,以下,「新聞や雑誌・書籍などを読んで知った」(34.6%),「「社会を明るくする運動」のポスターやチラシを見て知った」(33.3%),「国や地方公共団体が発行する広報誌を見て知った」(15.9%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)(図15表15(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表15参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表15参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(5) 更生保護に対する認知の向上の方策

 犯罪や非行をした人たちの立ち直りについて,広く国民の理解を深めるにはどうしたらよいと思うか聞いたところ,「テレビ・ラジオで更生保護を取り上げる」を挙げた者の割合が45.9%,「学校の授業で更生保護について取り上げる」を挙げた者の割合が45.5%と高く,以下,「更生保護についての座談会など地域や社会教育の場で話し合う機会を持つ」(34.1%),「新聞や雑誌・書籍で更生保護を取り上げる」(28.6%),「職場の研修などで更生保護について取り上げる機会を持つ」(27.6%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 都市規模別に見ると,「テレビ・ラジオで更生保護を取り上げる」を挙げた者の割合は小都市で,「学校の授業で更生保護について取り上げる」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「学校の授業で更生保護について取り上げる」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「職場の研修などで更生保護について取り上げる機会を持つ」を挙げた者の割合は40歳代で,それぞれ高くなっている。(図16表16(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます

(6) 保護司についての認知度

 「保護司」という言葉を聞いたことがあるか聞いたところ,「聞いたことがある」とする者の割合が78.1%(「言葉の意味を知っている」57.5%+「意味は知らないが,言葉は聞いたことがある」20.6%),「聞いたこともない」と答えた者の割合が21.5%となっている。
 性別に見ると,「聞いたことがある」とする者の割合は女性で,「聞いたこともない」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「聞いたことがある」とする者の割合は50歳代から70歳以上で,「聞いたこともない」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図17表17(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表17参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(7) 更生保護ボランティアに対する認知度

 更生保護に携わるボランティア団体などのうちで,聞いたことのあるものを聞いたところ,「更生保護施設」を挙げた者の割合が48.8%と最も高く,以下,「協力雇用主」(15.5%)「更生保護協会」(14.0%)などの順となっている。なお,「聞いたことのあるものはない」と答えた者の割合が40.6%となっている。(複数回答,上位3項目)
 性別に見ると,「更生保護施設」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「更生保護施設」を挙げた者の割合は50歳代で,「協力雇用主」,「更生保護協会」を挙げた者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。(図18表18(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表18参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(8) 更生保護ボランティアへの参加意欲の強化の方策

 保護司を始めとする更生保護に携わるボランティアとして,より多くの人に協力してもらうためには,どのようなことが必要だと思うか聞いたところ,「更生保護に携わるボランティアの活動に対する国や地方公共団体の支援を強化する」を挙げた者の割合が45.7%と最も高く,以下,「テレビ・ラジオで更生保護に携わるボランティアの活動を取り上げる」(40.7%),「学校の授業で更生保護に携わるボランティアの活動について取り上げる」(38.1%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
 年齢別に見ると,「更生保護に携わるボランティアの活動に対する国や地方公共団体の支援を強化する」を挙げた者の割合は40歳代で,「テレビ・ラジオで更生保護に携わるボランティアの活動を取り上げる」を挙げた者の割合は50歳代で,「学校の授業で更生保護に携わるボランティアの活動について取り上げる」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図19表19(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

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