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4ページ目-臓器移植に関する世論調査(平成25年8月調査)

2013年10月21日掲載

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3.臓器提供に対する意識について

(1) 脳死下臓器提供の希望

 仮に,自分が脳死と判定された場合,心臓や肝臓などの臓器提供をしたいと思うか聞いたところ,「提供したい」とする者の割合が43.1%(「提供したい」22.7%+「どちらかといえば提供したい」20.4%),「どちらともいえない」と答えた者の割合が30.6%,「提供したくない」とする者の割合が23.8%(「どちらかといえば提供したくない」8.2%+「提供したくない」15.5%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「提供したい」とする者の割合は20歳代から40歳代で,「どちらともいえない」と答えた者の割合は50歳代で,「提供したくない」とする者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図10表10-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表10-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(2) 心停止下の臓器提供の希望

 仮に,自分の心臓が停止し,死亡と判断された際に,腎臓や眼球などの臓器提供をしたいと思うか聞いたところ,「提供したい」とする者の割合が42.2%(「提供したい」22.0%+「どちらかといえば提供したい」20.2%),「どちらともいえない」と答えた者の割合が28.6%,「提供したくない」とする者の割合が26.0%(「どちらかといえば提供したくない」8.2%+「提供したくない」17.8%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「提供したい」とする者の割合は20歳代から40歳代で,「どちらともいえない」と答えた者の割合は50歳代で,「提供したくない」とする者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図11表11-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表11-2(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表11参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(3) 家族が脳死下提供意思を表示していた場合の対応

 仮に,家族の誰かが脳死と判定され,本人が脳死での臓器提供の意思を書面によって表示をしていた場合,その意思を尊重するか聞いたところ,「尊重する」とする者の割合が87.0%(「尊重する」60.1%+「たぶん尊重する」26.9%),「尊重しない」とする者の割合が7.7%(「たぶん尊重しない」3.2%+「尊重しない」4.5%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「尊重する」(81.5%→87.0%)とする者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 性別に見ると,「尊重する」とする者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「尊重する」とする者の割合は20歳代から50歳代で高くなっている。(図12表12-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表12-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表12参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表12参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(4) 家族が脳死下提供の意思表示をしていなかった場合の対応

 仮に,家族の誰かが脳死と判定され,本人が脳死での臓器提供について何も意思表示をしていなかった場合,臓器提供を承諾するかどうかは家族の総意で決まるが,家族の脳死での臓器提供を承諾するか聞いたところ,「承諾する」とする者の割合が38.6%(「承諾する」12.4%+「たぶん承諾する」26.2%),「承諾しない」とする者の割合が49.5%(「たぶん承諾しない」26.1%+「承諾しない」23.4%)となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が11.9%となっている。
 都市規模別に見ると,「承諾する」とする者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「承諾する」とする者の割合は男性で高くなっている。(図13表13(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(5) 家族が心停止下提供意思を表示していた場合の対応

 仮に,家族の誰かの心臓が停止し,死亡と判断された際に,本人が臟器提供の意思を書面によって表示していた場合,その意思を尊重するか聞いたところ,「尊重する」とする者の割合が84.8%(「尊重する」56.9%+「たぶん尊重する」27.9%),「尊重しない」とする者の割合が9.6%(「たぶん尊重しない」3.6%+「尊重しない」6.0%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「尊重する」(81.5%→84.8%)とする者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「尊重する」とする者の割合は男性で高くなっている。(図14表14-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表14-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表14参考1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表14参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(6) 家族が心停止下提供の意思表示をしていなかった場合の対応

 仮に,家族の誰かの心臓が停止し,死亡と判断された際に,本人が臟器提供について何も意思表示をしていなかった場合,臓器提供を承諾するかどうかはご家族の総意で決まるが,家族の脳死での臓器提供を承諾するか聞いたところ,「承諾する」とする者の割合が37.1%(「承諾する」11.8%+「たぶん承諾する」25.3%),「承諾しない」とする者の割合が51.1%(「たぶん承諾しない」27.1%+「承諾しない」24.0%)となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が11.8%となっている。
 都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 性別に見ると,「承諾する」とする者の割合は男性で,「承諾しない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。(図15表15(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

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