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6ページ目-国立公園に関する世論調査(平成25年8月調査)

2013年9月30日掲載

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5.国立公園の公共施設について

(1) ビジターセンターに期待する役割

 国立公園には,国立公園に関する様々な情報を提供し,公園の利用案内を行っているビジターセンターが整備されているが,どのような役割を期待するか聞いたところ,「現地の動植物,天候,登山道に関する情報提供」を挙げた者の割合が63.3%と最も高く,以下,「傷病や遭難など緊急時の対応,安全利用への呼びかけ」(50.8%),「地域の文化や歴史に関する情報提供」(47.0%),「国立公園内及び周辺の宿泊施設,温泉,交通情報などの観光案内」(44.7%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「現地の動植物,天候,登山道に関する情報提供」,「傷病や遭難など緊急時の対応,安全利用への呼びかけ」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「現地の動植物,天候,登山道に関する情報提供」,「傷病や遭難など緊急時の対応,安全利用への呼びかけ」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「現地の動植物,天候,登山道に関する情報提供」を挙げた者の割合は40歳代で,「傷病や遭難など緊急時の対応,安全利用への呼びかけ」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「国立公園内及び周辺の宿泊施設,温泉,交通情報などの観光案内」を挙げた者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。 (図14表14(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

(2) 国立公園における歩道整備

 国立公園には,木道や登山道などの歩道が整備されているが,これらの施設の整備について,どのように考えるか聞いたところ,「自然素材の利用を優先し,木材や石を使って整備されているほうがよい」と答えた者の割合が65.7%,「歩きやすさや安全性を優先し,もっと鋼材を利用したり,舗装したりしているほうがよい」と答えた者の割合が12.9%,「経済性や長く使えることを優先し,木目を人工的に入れたプラスチックなどの新たな素材を利用したほうがよい」と答えた者の割合が7.5%,「なるべく整備しないほうがよい」と答えた者の割合が11.9%となっている。
 都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 性別に見ると,「歩きやすさや安全性を優先し,もっと鋼材を利用したり,舗装したりしているほうがよい」と答えた者の割合は女性で,「なるべく整備しないほうがよい」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(図15表15(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(3) 国立公園の施設整備・維持管理費用の負担

 国立公園内の登山道やトイレなどの施設整備やその維持管理に関する費用は誰が負担すべきだと思うか聞いたところ,「国や地方公共団体が全て負担する(国民が等しく税金によって負担する)」と答えた者の割合が22.9%,「国や地方公共団体が一部負担した上で,国立公園の利用者が施設利用料などの形で負担する」と答えた者の割合が59.8%,「国立公園の利用者が施設利用料などの形で全て負担する」と答えた者の割合が15.4%となっている。
 都市規模別に見ると,「国や地方公共団体が全て負担する(国民が等しく税金によって負担する)」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。
 性別に見ると,「国立公園の利用者が施設利用料などの形で全て負担する」と答えた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「国や地方公共団体が全て負担する(国民が等しく税金によって負担する)」と答えた者の割合は20歳代で,「国や地方公共団体が一部負担した上で,国立公園の利用者が施設利用料などの形で負担する」と答えた者の割合は30歳代から50歳代で,「国立公園の利用者が施設利用料などの形で全て負担する」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。 (図16表16(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(4) 国立公園の入園料

 国立公園の登山道やトイレなどの公園施設を適切に管理するため,国立公園に入る際に入園料を支払わなければならないとすると,1人あたりいくらまでなら支払うか聞いたところ,「100円まで」と答えた者の割合が6.3%,「500円まで」と答えた者の割合が43.4%,「1,000円まで」と答えた者の割合が38.1%,「2,000円まで」と答えた者の割合が6.5%,「2,000円よりも多く」と答えた者の割合が2.2%,「払いたくない」と答えた者の割合が2.2%となっている。
 性別に見ると,「500円まで」と答えた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「1,000円まで」と答えた者の割合は70歳以上で高くなっている。 (図17表17(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(5) 国立公園に多くの人が来てもらうための方策

 国立公園にもっと多くの人に来てもらうためには,どのような方法がよいと思うか聞いたところ,「テレビ,新聞などで国立公園をPRする」を挙げた者の割合が60.5%と最も高く,以下,「学校や社会教育の場で国立公園を利用した自然保護教育を積極的に行う」(46.2%),「国立公園のホームページやフェイスブックなどを充実させる」(43.0%),「トイレや歩道など,国立公園の施設を整備する」(39.2%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 性別に見ると,「トイレや歩道など,国立公園の施設を整備する」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。 (図18表18(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

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