• 生活・くらし

2ページ目-国民生活に関する世論調査(平成24年6月調査)

2012年8月27日掲載

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2 調査結果の概要

1.現在の生活について

 (1) 去年と比べた生活の向上感
 生活は,去年の今頃と比べてどうかと聞いたところ,「向上している」と答えた者の割合が5.7%,「同じようなもの」と答えた者の割合が72. 0%,「低下している」と答えた者の割合が22.1%となっている。
 前回の調査結果(平成23年10月調査結果をいう,以下同じ)と比較して見ると,「同じようなもの」(70.2%→72.0%)と答えた者の割合が上昇し,「低下している」(24.4%→22.1%)と答えた者の割合が低下している。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は30歳代で,「低下している」と答えた者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は男性の30歳代,70歳以上で,「低下している」と答えた者の割合は男性の50歳代,60歳代,女性の50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「低下している」と答えた者の割合はその他の無職で高くなっている。
 職業別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職,農林漁業職で,それぞれ高くなっている。(図1図2参考表1-1表1-2

 (2) 現在の生活に対する満足度
 全体として,現在の生活にどの程度満足しているか聞いたところ,「満足」とする者の割合が67.3%(「満足している」10.4%+「まあ満足している」56.9%),「不満」とする者の割合が32.0%(「やや不満だ」24.7%+「不満だ」7.3%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「満足」(65.6%→67.3%)とする者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は20歳代, 70歳以上で,「不満」とする者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は女性の20歳代, 70歳以上で,「不満」とする者の割合は男性の40歳代,50歳代,女性の50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「満足」とする者の割合は主婦で,「不満」とする者の割合はその他の無職で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「満足」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で,「不満」とする者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。(図3図4表2-1表2-2参考1参考2

 (3) 現在の生活の各面での満足度
 所得・収入,資産・貯蓄,耐久消費財,食生活,住生活,自己啓発・能力向上,レジャー・余暇生活のそれぞれの面で,どの程度満足しているか聞いたところ,「満足」(「満足している」+「まあ満足している」)とする者の割合は,
・所得・収入の面では44.2%(「満足している」6.8%+「まあ満足している」37.4%)
・資産・貯蓄の面では37.4%(「満足している」4.5%+「まあ満足している」32.9%)
・耐久消費財の面では73.3%(「満足している」13.6%+「まあ満足している」59.7%)
・食生活の面では86.4%(「満足している」23.6%+「まあ満足している」62.9%)
・住生活の面では79.1%(「満足している」23.1%+「まあ満足している」56.1%)
・自己啓発・能力向上の面では58.1%(「満足している」8.0%+「まあ満足している」50.1%)
・レジャー・余暇生活の面では58.9%(「満足している」11.8%+「まあ満足している」47.1%)
となっている。
 また,「不満」(「やや不満だ」+「不満だ」)とする者の割合は,
・所得・収入の面では54.3%(「やや不満だ」36.3%+「不満だ」17.9%)
・資産・貯蓄の面では60.0%(「やや不満だ」39.0%+「不満だ」21.0%)
・耐久消費財の面では25.1%(「やや不満だ」19.7%+「不満だ」5.4%)
・食生活の面では12.9%(「やや不満だ」10.2%+「不満だ」2.8%)
・住生活の面では20.3%(「やや不満だ」15.4%+「不満だ」5.0%)
・自己啓発・能力向上の面では35.6%(「やや不満だ」29.5%+「不満だ」6.0%)
・レジャー・余暇生活の面では38.5%(「やや不満だ」27.9%+「不満だ」10.5%)
となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,所得・収入の面で,「不満」(52.4%→54.3%)とする者の割合が上昇している。資産・貯蓄の面で,「満足」(39.4%→37.4%)とする者の割合が低下し,「不満」(57.2%→60.0%)とする者の割合が上昇している。耐久消費財の面で,「満足」(76.3%→73.3%)とする者の割合が低下し,「不満」(21.6%→25.1%)とする者の割合が上昇している。自己啓発・能力向上の面で,「不満」(33.4%→35.6%)とする者の割合が上昇している。レジャー・余暇生活の面で,「満足」(61.2%→58.9%)とする者の割合が低下し,「不満」(35.5%→38.5%)とする者の割合が上昇している。(図5参考表3-1表3-2参考

 ア 所得・収入
 所得・収入に対する満足度を性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は70歳以上で,「不満」とする者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は女性の70歳以上で,「不満」とする者の割合は男性の40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「満足」とする者の割合は主婦で,「不満」とする者の割合は雇用者,その他の無職で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「満足」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で,「不満」とする者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。(図6図7表4-1表4-2参考

 イ 資産・貯蓄
 資産・貯蓄に対する満足度を都市規模別に見ると,「不満」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は60歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男性の60歳代,70歳以上,女性の60歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は男性の20歳代から50歳代,女性の30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「満足」とする者の割合は主婦で,「不満」とする者の割合は雇用者で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「満足」とする者の割合は管理・専門技術・事務職,農林漁業職で,「不満」とする者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。(図8図9表5-1表5-2参考

 ウ 自動車,電気製品,家具などの耐久消費財
 自動車,電気製品,家具などの耐久消費財に対する満足度を都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は60歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男性の60歳代,女性の20歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は男性の40歳代,女性の40歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「満足」とする者の割合は主婦で,「不満」とする者の割合は雇用者で,それぞれ高くなっている。(図10図11表6-1表6-2参考

 エ 食生活
 食生活に対する満足度を年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は20歳代で,「不満」とする者の割合は50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は女性の20歳代で,「不満」とする者の割合は女性の50歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「満足」とする者の割合は管理・専門技術・事務職,農林漁業職で,「不満」とする者の割合は生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。(図12表7-1表7-2

 オ 住生活
 住生活に対する満足度を都市規模別に見ると,「満足」とする者の割合は中都市,小都市で,「不満」とする者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は20歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男性の20歳代, 70歳以上,女性の20歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は男性の40歳代,女性の50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「不満」とする者の割合は雇用者で高くなっている。
 職業別に見ると,「不満」とする者の割合は生産・輸送・建設・労務職で高くなっている。(図13図14表8-1表8-2参考

 カ 自己啓発・能力向上
 自己啓発・能力向上に対する満足度を都市規模別に見ると,「不満」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は20歳代,60歳代で,「不満」とする者の割合は30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男性の30歳代,60歳代,女性の20歳代で,「不満」とする者の割合は男性の40歳代,女性の30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「満足」とする者の割合は雇用者で高くなっている。
 職業別に見ると,「満足」とする者の割合は管理・専門技術・事務職,販売・サービス・保安職で,それぞれ高くなっている。(図15表9-1表9-2

 キ レジャー・余暇生活
 レジャー・余暇生活に対する満足度を年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は20歳代で,「不満」とする者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男性の20歳代,女性の20歳代で,「不満」とする者の割合は男性の40歳代,50歳代,女性の40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(図16図17表10-1表10-2参考

 (4) 現在の生活の充実感
 日頃の生活の中で,どの程度充実感を感じているか聞いたところ,「充実感を感じている」とする者の割合が72.3%(「十分充実感を感じている」11.4%+「まあ充実感を感じている」60.9%),「充実感を感じていない」とする者の割合が26.5%(「あまり充実感を感じていない」21.4%+「ほとんど(全く)充実感を感じていない」5.1%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
 性別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は女性で,「充実感を感じていない」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は女性の20歳代から40歳代で,「充実感を感じていない」とする者の割合は男性の40歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は管理・専門技術・事務職,販売・サービス・保安職で,「充実感を感じていない」とする者の割合は生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。(図18図19表11-1表11-2参考

 ア 充実感を感じる時
 日頃の生活の中で,「十分充実感を感じている」,「まあ充実感を感じている」,「あまり充実感を感じていない」,「どちらともいえない」と答えた者(6,006人)に,充実感を感じるのは,主にどのような時か聞いたところ,「家族団らんの時」を挙げた者の割合が51.3%と最も高く,以下,「友人や知人と会合,雑談している時」(44.5%),「趣味やスポーツに熱中している時」(43.8%),「ゆったりと休養している時」(43.8%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「家族団らんの時」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「家族団らんの時」,「友人や知人と会合,雑談している時」,「ゆったりと休養している時」を挙げた者の割合は女性で,「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「家族団らんの時」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「友人や知人と会合,雑談している時」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた者の割合は20歳代で,「ゆったりと休養している時」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「家族団らんの時」を挙げた者の割合は男性の30歳代,40歳代,女性の20歳代から50歳代で,「友人や知人と会合,雑談している時」を挙げた者の割合は男性の20歳代,女性の20歳代から60歳代で,「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた者の割合は男性の20歳代から40歳代,60歳代で,「ゆったりと休養している時」を挙げた者の割合は女性の20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「家族団らんの時」,「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「友人や知人と会合,雑談している時」を挙げた者の割合は販売・サービス・保安職で,それぞれ高くなっている。(図20図21表12-1表12-2参考

 (5) 日常生活での悩みや不安
 日頃の生活の中で,悩みや不安を感じているか聞いたところ,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合が69.1%,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合が30.4%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「悩みや不安を感じている」(67.1%→69.1%)と答えた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合は女性で,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合は40歳代,50歳代で,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合は20歳代, 70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合は男性の50歳代,女性の50歳代で,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合は男性の20歳代, 70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合は雇用者で高くなっている。
 職業別に見ると,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合は販売・サービス・保安職で高くなっている。(図22図23表13-1表13-2

 ア 悩みや不安の内容
 日頃の生活の中で,「悩みや不安を感じている」と答えた者(4,391人)に,悩みや不安を感じているのはどのようなことか聞いたところ,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合が55.3%と最も高く,以下,「自分の健康について」(48.3%),「家族の健康について」(41.4%),「今後の収入や資産の見通しについて」(41.3%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「家族の健康について」(38.9%→41.4%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「老後の生活設計について」,「今後の収入や資産の見通しについて」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「老後の生活設計について」,「家族の健康について」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合は40歳代から60歳代で,「自分の健康について」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,「家族の健康について」を挙げた者の割合は50歳代から70歳以上で,「今後の収入や資産の見通しについて」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合は男性の40歳代から60歳代,女性の40歳代から60歳代で,「自分の健康について」を挙げた者の割合は男性の60歳代,70歳以上,女性の60歳代,70歳以上で,「家族の健康について」を挙げた者の割合は女性の50歳代から70歳以上で,「今後の収入や資産の見通しについて」を挙げた者の割合は男性の20歳代から40歳代,女性の30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合は雇用者で,「自分の健康について」を挙げた者の割合は自営業主,主婦,その他の無職で,「家族の健康について」を挙げた者の割合は主婦で,「今後の収入や資産の見通しについて」を挙げた者の割合は雇用者で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,「自分の健康について」を挙げた者の割合は農林漁業職で,「今後の収入や資産の見通しについて」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,販売・サービス・保安職で,それぞれ高くなっている。(図24図25表14-1表14-2参考

 (6) 時間のゆとりの有無
 日頃の生活の中で,休んだり,好きなことをしたりする時間のゆとりがあるか聞いたところ,「ゆとりがある」とする者の割合が65.5%(「かなりゆとりがある」19.0%+「ある程度ゆとりがある」46.6%),「ゆとりがない」とする者の割合が34.2%(「あまりゆとりがない」25.4%+「ほとんどゆとりがない」8.8%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「ゆとりがある」(68.0%→65.5%)とする者の割合が低下し,「ゆとりがない」(31.7%→34.2%)とする者の割合が上昇している。
 年齢別に見ると,「ゆとりがある」とする者の割合は60歳代,70歳以上で,「ゆとりがない」とする者の割合は30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「ゆとりがある」とする者の割合は男性の60歳代,70歳以上,女性の60歳代,70歳以上で,「ゆとりがない」とする者の割合は男性の30歳代から50歳代,女性の30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「ゆとりがある」とする者の割合は主婦,その他の無職で,「ゆとりがない」とする者の割合は雇用者,自営業主,家族従事者で,それぞれ高くなっている。(図26図27表15-1表15-2

 (7) 生活の程度
 生活の程度は,世間一般からみて,どうか聞いたところ,「上」と答えた者の割合が1.1%,「中の上」と答えた者の割合が12.9%,「中の中」と答えた者の割合が55.7%,「中の下」と答えた者の割合が23.7%,「下」と答えた者の割合が5.4%となっている。
 都市規模別に見ると,「中の上」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「中の中」と答えた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「中の上」と答えた者の割合は20歳代,40歳代で,「中の下」と答えた者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「中の上」と答えた者の割合は男性の20歳代,40歳代,女性の20歳代で,「中の中」と答えた者の割合は女性の20歳代で,「中の下」と答えた者の割合は男性の60歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「中の上」と答えた者の割合は自営業主,家族従業者で,「中の中」と答えた者の割合は雇用者,主婦で,「中の下」と答えた者の割合はその他の無職で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「中の上」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「中の中」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「中の下」と答えた者の割合は生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。(図28図29表16-1表16-2




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