2 調査結果の概要
8.維持管理
(1) 道路構造物の維持,修繕,更新の考え方
高度経済成長期に集中的に整備されてきた橋などの高齢化が今後進んでいくが,これらの橋などについて,どのように維持や修繕,更新を行うべきだと思うか聞いたところ,「補修するよりも積極的に更新(作り直し)を進める」と答えた者の割合が22.1%,「傷みが大きくなってから補修し,必要に応じて更新(作り直し)を進める」と答えた者の割合が11.6%,「傷みが小さいうちに予防的な補修を進め,できるだけ長持ちさせる」と答えた者の割合が60.7%,「特に補修はしない(利用できなくなる橋などがでてきてもやむを得ない)」と答えた者の割合が1.7%となっている。
性別に見ると,「傷みが大きくなってから補修し,必要に応じて更新(作り直し)を進める」と答えた者の割合は男性で,「傷みが小さいうちに予防的な補修を進め,できるだけ長持ちさせる」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「補修するよりも積極的に更新(作り直し)を進める」と答えた者の割合は50歳代で,「傷みが小さいうちに予防的な補修を進め,できるだけ長持ちさせる」と答えた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図14,表14,参考1,参考2)
性別に見ると,「傷みが大きくなってから補修し,必要に応じて更新(作り直し)を進める」と答えた者の割合は男性で,「傷みが小さいうちに予防的な補修を進め,できるだけ長持ちさせる」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「補修するよりも積極的に更新(作り直し)を進める」と答えた者の割合は50歳代で,「傷みが小さいうちに予防的な補修を進め,できるだけ長持ちさせる」と答えた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図14,表14,参考1,参考2)
(2) 車両の大型化に伴う橋・道路の劣化への対応
車両の大型化が進むことにより,物流の効率化やコスト削減が促進される一方で,橋や道路の劣化については,重い車両の走行が,主要因の1つと言われている状況について,どのように考えるか聞いたところ,「重い車両が走行できる道路を限定して,橋や道路への影響を軽減する」と答えた者の割合が36.1%,「重い車両が走行できるよう,費用をかけてより頑丈な橋・道路に作り替える」と答えた者の割合が21.8%,「重い車両が走行できるよう,橋や道路の劣化が発見され次第,その都度費用をかけて補修していく」と答えた者の割合が31.2%,「特に対策は取らない(橋や道路が劣化により,その他の車両も含めて走行できなくなっても仕方がない)」と答えた者の割合が3.5%となっている。
都市規模別に見ると,「重い車両が走行できるよう,橋や道路の劣化が発見され次第,その都度費用をかけて補修していく」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。(図15,表15)
都市規模別に見ると,「重い車両が走行できるよう,橋や道路の劣化が発見され次第,その都度費用をかけて補修していく」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。(図15,表15)
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