• 生活・くらし

2ページ目-国民生活に関する世論調査(平成23年10月調査)

2012年1月30日掲載

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電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要

1.現在の生活について

 (1) 去年と比べた生活の向上感
 生活は,去年の今頃と比べてどうかと聞いたところ,「向上している」と答えた者の割合が5.1%,「同じようなもの」と答えた者の割合が70.2%,「低下している」と答えた者の割合が24.4%となっている。
 前回の調査結果(平成22年6月調査結果をいう,以下同じ)と比較して見ると,「低下している」(26.7%→24.4%)と答えた者の割合が低下している。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は30歳代で,「低下している」と答えた者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は男性の30歳代,女性の30歳代で,「低下している」と答えた者の割合は男性の50歳代,60歳代,女性の50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は雇用者で,「低下している」と答えた者の割合は自営業主で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「低下している」と答えた者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。 (図1図2参考表1-1表1-2

 (2) 現在の生活に対する満足度
 全体として,現在の生活にどの程度満足しているか聞いたところ,「満足」とする者の割合が65.6%(「満足している」10.3%+「まあ満足している」55.3%),「不満」とする者の割合が33.2%(「やや不満だ」25.7%+「不満だ」7.5%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「満足」(63.9%→65.6%)とする者の割合が上昇し,「不満」(34.9%→33.2%)とする者の割合が低下している。
 性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は20歳代,30歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は女性の20歳代,30歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は男性の40歳代,50歳代,女性の40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「満足」とする者の割合は主婦で,「不満」とする者の割合は雇用者,自営業主で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「満足」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で,「不満」とする者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。 (図3図4表2-1表2-2参考1参考2

 (3) 現在の生活の各面での満足度
 所得・収入,資産・貯蓄,耐久消費財,食生活,住生活,自己啓発・能力向上,レジャー・余暇生活のそれぞれの面で,どの程度満足しているか聞いたところ,「満足」(「満足している」+「まあ満足している」)とする者の割合は,
 ・所得・収入の面では45.4%(「満足している」7.2%+「まあ満足している」38.2%)
 ・資産・貯蓄の面では39.4%(「満足している」4.8%+「まあ満足している」34.5%)
 ・耐久消費財の面では76.3%(「満足している」15.1%+「まあ満足している」61.2%)
 ・食生活の面では87.5%(「満足している」24.1%+「まあ満足している」63.3%)
 ・住生活の面では79.7%(「満足している」24.2%+「まあ満足している」55.5%)
 ・自己啓発・能力向上の面では58.8%(「満足している」8.6%+「まあ満足している」50.3%)
 ・レジャー・余暇生活の面では61.2%(「満足している」12.9%+「まあ満足している」48.3%)
 となっている。
 また,「不満」(「やや不満だ」+「不満だ」)とする者の割合は,
 ・所得・収入の面では52.4%(「やや不満だ」35.5%+「不満だ」16.9%)
 ・資産・貯蓄の面では57.2%(「やや不満だ」37.9%+「不満だ」19.3%)
 ・耐久消費財の面では21.6%(「やや不満だ」17.0%+「不満だ」4.6%)
 ・食生活の面では11.8%(「やや不満だ」9.6%+「不満だ」2.2%)
 ・住生活の面では19.6%(「やや不満だ」14.8%+「不満だ」4.7%)
 ・自己啓発・能力向上の面では33.4%(「やや不満だ」27.9%+「不満だ」5.5%)
 ・レジャー・余暇生活の面では35.5%(「やや不満だ」25.8%+「不満だ」9.7%)
 となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,耐久消費財の面で,「満足」(72.0%→76.3%)とする者の割合が上昇し,「不満」(25.5%→21.6%)とする者の割合が低下している。自己啓発・能力向上の面で,「満足」(56.1%→58.8%)とする者の割合が上昇し,「不満」(35.2%→33.4%)とする者の割合が低下している。レジャー・余暇生活の面で,「満足」(57.8%→61.2%)とする者の割合が上昇し,「不満」(39.1%→35.5%)とする者の割合が低下している。 (図5参考表3-1表3-2参考

  ア 所得・収入
 所得・収入に対する満足度を性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は70歳以上で,「不満」とする者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は女性の70歳以上で,「不満」とする者の割合は男性の30歳代から50歳代,女性の50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「満足」とする者の割合は主婦で,「不満」とする者の割合は雇用者,自営業主で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「満足」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で,「不満」とする者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。 (図6図7表4-1表4-2参考

  イ 資産・貯蓄
 資産・貯蓄に対する満足度を地域ブロック別に見ると,「満足」とする者の割合は東山,中国で,「不満」とする者の割合は東北,近畿で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は60歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「満足」とする者の割合は主婦,その他の無職で,「不満」とする者の割合は雇用者,自営業主で,それぞれ高くなっている。 (図8図9表5-1表5-2参考

  ウ 自動車,電気製品,家具などの耐久消費財
 自動車,電気製品,家具などの耐久消費財に対する満足度を地域ブロック別に見ると,「満足」とする者の割合は中国で,「不満」とする者の割合は北海道,東北で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は60歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男性の70歳以上,女性の60歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は男性の40歳代,50歳代,女性の40歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「満足」とする者の割合は主婦で,「不満」とする者の割合は雇用者で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「満足」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で,「不満」とする者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。 (図10図11表6-1表6-2参考

  エ 食生活
 食生活に対する満足度を都市規模別に見ると,「不満」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 地域ブロック別に見ると,「満足」とする者の割合は中国で高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は20歳代,30歳代で,「不満」とする者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は女性の20歳代,30歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は女性の40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「不満」とする者の割合はその他の無職で高くなっている。 (図12表7-1表7-2

  オ 住生活
 住生活に対する満足度を地域ブロック別に見ると,「満足」とする者の割合は中国で,「不満」とする者の割合は東北で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は70歳以上で,「不満」とする者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男性の60歳代,70歳以上,女性の70歳以上で,「不満」とする者の割合は男性の30歳代,50歳代,女性の40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「満足」とする者の割合はその他の無職で,不満とする者の割合は雇用者で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「満足」とする者の割合は農林漁業職で,「不満」とする者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。 (図13図14表8-1表8-2参考

  カ 自己啓発・能力向上
 自己啓発・能力向上に対する満足度を都市規模別に見ると,「満足」とする者の割合は町村で高くなっている。
 年齢別に見ると,「不満」とする者の割合は30歳代から50歳代で高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「満足」とする者の割合は雇用者,自営業主で,「不満」とする者の割合は雇用者で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「満足」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で高くなっている。 (図15表9-1表9-2

  キ レジャー・余暇生活
 レジャー・余暇生活に対する満足度を性別に見ると,「不満」とする者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は20歳代,60歳代で,「不満」とする者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男性の20歳代,女性の20歳代,60歳代で,「不満」とする者の割合は男性の40歳代,50歳代,女性の40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「不満」とする者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,高くなっている。 (図16図17表10-1表10-2参考

 (4) 現在の生活の充実感
 日頃の生活の中で,どの程度充実感を感じているか聞いたところ,「充実感を感じている」とする者の割合が71.6%(「十分充実感を感じている」11.8%+「まあ充実感を感じている」59.8%),「充実感を感じていない」とする者の割合が26.8%(「あまり充実感を感じていない」21.6%+「ほとんど(全く)充実感を感じていない」5.2%)となっている。
 地域ブロック別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は東山,中国で,「充実感を感じていない」とする者の割合は北海道,北関東で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は女性で,「充実感を感じていない」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は20歳代,30歳代で,「充実感を感じていない」とする者の割合は50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は女性の20歳代,30歳代で,「充実感を感じていない」とする者の割合は男性の40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は主婦で,「充実感を感じていない」とする者の割合はその他の無職で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で,「充実感を感じていない」とする者の割合は生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。 (図18図19表11-1表11-2参考

  ア 充実感を感じる時
 日頃の生活の中で,「十分充実感を感じている」,「まあ充実感を感じている」,「あまり充実感を感じていない」,「どちらともいえない」と答えた者(5864人)に,充実感を感じるのは,主にどのような時か聞いたところ,「家族団らんの時」を挙げた者の割合が50.2%と最も高く,以下,「友人や知人と会合,雑談している時」(43.5%),「趣味やスポーツに熱中している時」(42.8%),「ゆったりと休養している時」(42.2%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「友人や知人と会合,雑談している時」(41.6%→43.5%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「友人や知人と会合,雑談している時」を挙げた者の割合は町村で,「趣味やスポーツに熱中している時」,「ゆったりと休養している時」を挙げた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 地域ブロック別に見ると,「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた者の割合は南関東,東山で,「ゆったり休養している時」を挙げた者の割合は四国,南九州で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「家族団らんの時」,「友人や知人と会合,雑談している時」,「ゆったりと休養している時」を挙げた者の割合は女性で,「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「家族団らんの時」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で,「友人や知人と会合,雑談している時」,「ゆったりと休養している時」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた者の割合は20歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「家族団らんの時」を挙げた者の割合は雇用者,主婦で,「友人や知人と会合,雑談している時」を挙げた者の割合は主婦で,「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた者の割合はその他の無職で,「ゆったりと休養している時」を挙げた者の割合は雇用者で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「家族団らんの時」,「趣味やスポーツに熱中している時」,「ゆったりと休養している時」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で高くなっている。 (図20図21表12-1表12-2参考

 (5) 日常生活での悩みや不安
 日頃の生活の中で,悩みや不安を感じているか聞いたところ,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合が67.1%,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合が32.0%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
 都市規模別に見ると,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
 地域ブロック別に見ると,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合は東海で高くなっている。
 性別に見ると,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合は女性で,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合は40歳代,50歳代で,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合は20歳代,30歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合は雇用者,自営業主で,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合はその他の無職で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合は販売・サービス・保安職で高くなっている。 (図22図23表13-1表13-2

  ア 悩みや不安の内容
 日頃の生活の中で,「悩みや不安を感じている」と答えた者(4170人)に,悩みや不安を感じているのはどのようなことか聞いたところ,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合が54.6%と最も高く,以下,「自分の健康について」(49.2%),「今後の収入や資産の見通しについて」(41.8%),「家族の健康について」(38.9%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「老後の生活設計について」(52.4%→54.6%),「今後の収入や資産の見通しについて」(39.7%→41.8%)を挙げた者の割合が上昇し,「家族の健康について」(42.6%→38.9%)を挙げた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「家族の健康について」を挙げた者の割合は町村で高くなっている。
 地域ブロック別に見ると,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合は北関東で, 「今後の収入や資産の見通しについて」を挙げた者の割合は東北,南関東で,「家族の健康について」を挙げた者の割合は四国で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「老後の生活設計について」,「家族の健康について」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合は40歳代から60歳代で,「自分の健康について」,「家族の健康について」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,「今後の収入や資産の見通しについて」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合は男性の50歳代,60歳代,女性の40歳代から60歳代で,「自分の健康について」を挙げた者の割合は男性の60歳代,70歳以上,女性の60歳代,70歳以上で,「今後の収入や資産の見通しについて」を挙げた者の割合は男性の20歳代から50歳代,女性の30歳代から50歳代で,「家族の健康について」を挙げた者の割合は女性の50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「老後の生活設計について」,「今後の収入や資産の見通しについて」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,販売・サービス・保安職で,「自分の健康について」を挙げた者の割合は農林漁業職で,それぞれ高くなっている。 (図24図25表14-1表14-2参考

 (6) 時間のゆとりの有無
 日頃の生活の中で,休んだり,好きなことをしたりする時間のゆとりがあるか聞いたところ,「ゆとりがある」とする者の割合が68.0%(「かなりゆとりがある」22.0%+「ある程度ゆとりがある」46.0%),「ゆとりがない」とする者の割合が31.7%(「あまりゆとりがない」23.1%+「ほとんどゆとりがない」8.7%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「ゆとりがある」(66.2%→68.0%)とする者の割合が上昇している。
 地域ブロック別に見ると,「ゆとりがある」とする者の割合は中国,南九州で高くなっている。
 年齢別に見ると,「ゆとりがある」とする者の割合は60歳代,70歳以上で,「ゆとりがない」とする者の割合は30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「ゆとりがある」とする者の割合は男性の60歳代,70歳以上,女性の60歳代,70歳以上で,「ゆとりがない」とする者の割合は男性の20歳代から50歳代,女性の30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「ゆとりがある」とする者の割合は主婦,その他の無職で,「ゆとりがない」とする者の割合は雇用者,自営業主,家族従事者で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「ゆとりがない」とする者の割合は管理・専門技術・事務職,販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で高くなっている。(図26図27表15-1表15-2

 (7) 生活の程度
 生活の程度は,世間一般からみて,どうか聞いたところ,「上」と答えた者の割合が0.9%,「中の上」と答えた者の割合が11.8%,「中の中」と答えた者の割合が56.1%,「中の下」と答えた者の割合が24.3%,「下」と答えた者の割合が5.3%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「中の中」(53.5%→56.1%)と答えた者の割合が上昇し,「中の下」(26.2%→24.3%)と答えた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「中の中」と答えた者の割合は町村で,「中の下」と答えた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 地域ブロック別に見ると,「中の上」と答えた者の割合は南関東で, 「中の中」と答えた者の割合は東山で,「中の下」と答えた者の割合は北海道で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「中の中」と答えた者の割合は女性で,「中の下」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「中の上」と答えた者の割合は20歳代で,「中の中」と答えた者の割合は30歳代で,「中の下」と答えた者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「中の上」と答えた者の割合は女性の20歳代で,「中の中」と答えた者の割合は女性の30歳代で,「中の下」と答えた者の割合は男性の50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「中の中」と答えた者の割合は主婦で,「中の下」と答えた者の割合は自営業主で,それぞれ高くなっている。  (図28図29表16-1表16-2




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