2 調査結果の概要
2 大都市圏における国際競争力
(1)国際競争力の低下に対する意識
我が国の国際競争力が低下していると聞いたことがあるか聞いたところ,「聞いたことがある」と答えた者の割合が76.9%,「聞いたことがない」と答えた者の割合が23.1%となっている。
都市規模別に見ると,「聞いたことがある」と答えた者の割合は大都市で,「聞いたことがない」と答えた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「聞いたことがある」と答えた者の割合は男性で,「聞いたことがない」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「聞いたことがある」と答えた者の割合は50歳代,60歳代で,「聞いたことがない」と答えた者の割合は20歳代,30歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図4,表4)
都市規模別に見ると,「聞いたことがある」と答えた者の割合は大都市で,「聞いたことがない」と答えた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「聞いたことがある」と答えた者の割合は男性で,「聞いたことがない」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「聞いたことがある」と答えた者の割合は50歳代,60歳代で,「聞いたことがない」と答えた者の割合は20歳代,30歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図4,表4)
(2)国際競争力を高めるための取組みについての考え方
我が国でも,国を挙げて大都市圏の国際競争力を高めるため東京をはじめとした大都市について,世界,アジアのヒト・モノの交流の拠点を目指すなど,国としての国際的・広域的視点を踏まえた大都市圏戦略に取り組むべきという考え方について,どう思うかを聞いたところ,「賛成」とする者の割合が78.3%(「賛成」38.3%+「どちらかといえば賛成」40.0%),「反対」とする者の割合が12.6%(「どちらかといえば反対」10.0%+「反対」2.6%)となっている。
都市規模別に見ると,「賛成」とする者の割合は大都市で,「反対」とする者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「賛成」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「賛成」とする者の割合は20歳代から50歳代で高くなっている。(図5,表5)
都市規模別に見ると,「賛成」とする者の割合は大都市で,「反対」とする者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「賛成」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「賛成」とする者の割合は20歳代から50歳代で高くなっている。(図5,表5)
ア 国際競争力を高めるために必要な施策
国際競争力を高めるための取組みについての考え方に「賛成」,「どちらかといえば賛成」と答えた者(2,569人)に,大都市圏の国際競争力を高めるために,どういうことが必要か聞いたところ,「高い能力を持った人材を育成・確保する」を挙げた者の割合が64.6%と最も高く,以下,「我が国の研究開発・技術開発を推進する」(58.1%),「海外との人的交流を進める」(42.9%),「我が国の魅力を海外に積極的に情報発信する」(40.2%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
性別に見ると,「我が国の魅力を海外に積極的に情報発信する」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「高い能力を持った人材を育成・確保する」,「海外との人的交流を進める」,「我が国の魅力を海外に積極的に情報発信する」を挙げた者の割合は50歳代で高くなっている。(図6,表6)
都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
性別に見ると,「我が国の魅力を海外に積極的に情報発信する」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「高い能力を持った人材を育成・確保する」,「海外との人的交流を進める」,「我が国の魅力を海外に積極的に情報発信する」を挙げた者の割合は50歳代で高くなっている。(図6,表6)
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