2 調査結果の概要
1 大都市圏に対する意識
(1)大都市圏の魅力に対する意識
我が国の大都市圏に魅力を感じるか聞いたところ,「魅力を感じる」とする者の割合が59.4%(「魅力を感じる」25.6%+「どちらかといえば魅力を感じる」33.8%),「魅力を感じない」とする者の割合が38.9%(「どちらかといえば魅力を感じない」21.9%+「魅力を感じない」17.0%)となっている。
都市規模別に見ると,「魅力を感じる」とする者の割合は大都市で,「魅力を感じない」とする者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「魅力を感じる」とする者の割合は女性で,「魅力を感じない」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「魅力を感じる」とする者の割合は20歳代から40歳代で,「魅力を感じない」とする者の割合は50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図1,表1)
都市規模別に見ると,「魅力を感じる」とする者の割合は大都市で,「魅力を感じない」とする者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「魅力を感じる」とする者の割合は女性で,「魅力を感じない」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「魅力を感じる」とする者の割合は20歳代から40歳代で,「魅力を感じない」とする者の割合は50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図1,表1)
(2)大都市圏の魅力的な点
我が国の大都市圏が魅力的な点は何か聞いたところ,「交通機関が便利である」を挙げた者の割合が63.4%と最も高く,以下,「物や店が豊富である」(57.3%),「芸術・文化に触れる機会が多い」(38.7%),「様々な情報に触れる機会が多い」(36.2%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
都市規模別に見ると,「交通機関が便利である」,「物や店が豊富である」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「物や店が豊富である」,「芸術・文化に触れる機会が多い」,「様々な情報に触れる機会が多い」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「交通機関が便利である」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「物や店が豊富である」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「芸術・文化に触れる機会が多い」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,「様々な情報に触れる機会が多い」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(図2,表2)
都市規模別に見ると,「交通機関が便利である」,「物や店が豊富である」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「物や店が豊富である」,「芸術・文化に触れる機会が多い」,「様々な情報に触れる機会が多い」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「交通機関が便利である」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「物や店が豊富である」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「芸術・文化に触れる機会が多い」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,「様々な情報に触れる機会が多い」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(図2,表2)
(3)大都市圏の魅力的でない点
我が国の大都市圏が魅力的でない点は何か聞いたところ,「物価や土地が高い」を挙げた者の割合が55.1%と最も高く,以下,「交通渋滞がひどい」(50.7%),「大気汚染が気になる」(47.9%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
都市規模別に見ると,「物価や土地が高い」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「物価や土地が高い」,「交通渋滞がひどい」を挙げた者の割合は男性で,「大気汚染が気になる」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「物価や土地が高い」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で,「交通渋滞がひどい」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図3,表3)
都市規模別に見ると,「物価や土地が高い」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「物価や土地が高い」,「交通渋滞がひどい」を挙げた者の割合は男性で,「大気汚染が気になる」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「物価や土地が高い」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で,「交通渋滞がひどい」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図3,表3)
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