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2ページ目-科学技術と社会に関する世論調査(平成22年1月調査)

2010年3月15日掲載

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2 調査結果の概要


1.科学技術への関心について

 (1) 科学技術についてのニュースや話題への関心
 科学技術についてのニュースや話題に関心があるか聞いたところ,「関心がある」とする者の割合が63.0%(「関心がある」24.7%+「ある程度関心がある」38.3%),「関心がない」とする者の割合が35.6%(「あまり関心がない」23.9%+「関心がない」11.8%)となっている。
 性別に見ると,「関心がある」とする者の割合は男性で,「関心がない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「関心がある」とする者の割合は50歳代で,「関心がない」とする者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図1表1参考1参考2参考3参考4

 (2) 科学技術に関する情報の認知経路
 ふだん科学技術に関する情報をどこから得ているか聞いたところ,「テレビ」を挙げた者の割合が87.1%と最も高く,以下,「新聞,雑誌」(58.8%),「インターネット」(21.8%),「ラジオ」(12.2%),「家族や友人との会話など」(10.1%),「書籍」(9.2%)などの順となっている。(複数回答,上位6項目)
 前回の調査結果(平成19年12月調査をいう。以下同じ。)と比較してみると,「テレビ」(83.9%→87.1%),「ラジオ」(9.5%→12.2%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「新聞,雑誌」を挙げた者の割合は中都市で,「インターネット」を挙げた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「新聞,雑誌」,「インターネット」,「ラジオ」を挙げた者の割合は男性で,「家族や友人との会話など」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「新聞,雑誌」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,「インターネット」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「ラジオ」を挙げた者の割合は60歳代で,「家族や友人との会話など」を挙げた者の割合は50歳代で,それぞれ高くなっている。(図2表2参考1参考2参考3参考4

 (3) 科学技術への関心と理解を深める機会や場は十分にある
 科学技術については,科学館や博物館などの体験の場や研究所の一般公開,講演会,サイエンスカフェなどを通じて,科学者や技術者がわかりやすく説明したり,テレビやインターネット,新聞や雑誌などで一般向けの番組や記事が提供されたりしており,このような科学技術への関心と理解を深める機会や場は十分にあると思うか聞いたところ,「そう思う」とする者の割合が34.3%(「そう思う」9.6%+「どちらかというとそう思う」24.7%),「そう思わない」とする者の割合が57.7%(「あまりそう思わない」44.5%+「そう思わない」13.2%)となっている。
 年齢別に見ると,「そう思う」とする者の割合は20歳代で,「そう思わない」とする者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。(図3表3参考1参考2参考3

 (4) 科学者や技術者の話への関心
 機会があれば,科学者や技術者の話を聞いてみたいと思うか聞いたところ,「聞いてみたい」とする者の割合が61.8%(「聞いてみたい」26.8%+「できれば聞いてみたい」35.0%),「聞いてみたいとは思わない」とする者の割合が37.3%(「あまり聞いてみたいとは思わない」24.2%+「聞いてみたいとは思わない」13.1%)となっている。
 都市規模別に見ると,「聞いてみたい」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「聞いてみたい」とする者の割合は男性で,「聞いてみたいとは思わない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「聞いてみたい」とする者の割合は50歳代で,「聞いてみたいとは思わない」とする者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図4表4参考1参考2参考3

  ア 話を聞いてみたい分野
 機会があれば,科学者や技術者の話を「聞いてみたい」,「できれば聞いてみたい」と答えた者(1,184人)に,科学者や技術者から,科学技術のどのような話を聞いてみたいと思うか聞いたところ,「地球環境問題」を挙げた者の割合が61.7%,「生命に関する科学技術や医療技術」を挙げた者の割合が57.3%,「食料問題」を挙げた者の割合が52.5%,「エネルギー問題」を挙げた者の割合が47.5%,「宇宙,海洋開発」を挙げた者の割合が44.5%などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 前回の調査結果と比較してみると,「生命に関する科学技術や医療技術」(52.4%→57.3%)を挙げた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「地球環境問題」,「生命に関する科学技術や医療技術」,「食料問題」を挙げた者の割合は女性で,「エネルギー問題」,「宇宙,海洋開発」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「地球環境問題」を挙げた者の割合は50歳代で,「生命に関する科学技術や医療技術」を挙げた者の割合は40歳代で,「食料問題」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図5表5参考1参考2

 (5) 科学技術に関する情報の調査手段
 科学技術に関する情報を具体的にどのような手段で調べようと思うか聞いたところ,「インターネット」を挙げた者の割合が43.6%,「新聞,雑誌」を挙げた者の割合が42.2%と高く,以下,「書籍」(19.8%),「科学館・博物館」(15.8%),「図書館」(14.0%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 都市規模別に見ると,「インターネット」,「書籍」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「インターネット」,「新聞,雑誌」,「書籍」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「インターネット」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「新聞,雑誌」を挙げた者の割合は50歳代で,「書籍」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(図6表6




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