2 調査結果の概要
5.がん登録について
(1) がん登録の認知度
がん登録について知っているか聞いたところ,「知っている」とする者の割合が13.6%(「よく知っている」4.0%+「言葉だけは知っている」9.7%),「知らない」と答えた者の割合が85.6%となっている。
年齢別に見ると,「知っている」とする者の割合は20歳代で,「知らない」と答えた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図19,表19−1,表19−2)
年齢別に見ると,「知っている」とする者の割合は20歳代で,「知らない」と答えた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図19,表19−1,表19−2)
(2) がん登録の必要性
アメリカ,デンマーク,スウェーデンなど一部の国では国全体でがん患者の登録が実施されているが,現在,日本では一部の地域でのみで実施されており,国全体では実施されていない。国全体でのがん登録の実施にあたっては,重複登録の防止や治療終了後の生存状況等について確認するために,氏名や住所等の情報が必要になるが,個人情報保護が徹底されていることを前提とした上で,国全体でがん登録が実施される必要があると思うか聞いたところ,「必要と思う」とする者の割合が74.1%(「必要と思う」34.2%+「どちらかといえば,必要と思う」39.9%),「必要と思わない」とする者の割合が18.6%(「どちらかといえば,必要ではない」10.3%+「必要ではない」8.3%)となっている。
性別に見ると,「必要と思う」とする者の割合は男性で,「必要と思わない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「必要と思う」とする者の割合は20歳代,30歳代で高くなっている。(図20,表20,参考)
性別に見ると,「必要と思う」とする者の割合は男性で,「必要と思わない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「必要と思う」とする者の割合は20歳代,30歳代で高くなっている。(図20,表20,参考)
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