• まちづくり・交通

4ページ目-歩いて暮らせるまちづくりに関する世論調査(平成21年7月調査)

2009年9月24日掲載

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電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


3.徒歩,自転車の利用

 (1) 自家用車と自転車を持っているか
 自家用車と自転車を持っているか聞いたところ,「自家用車,自転車ともに持っている」と答えた者の割合が53.2%,「自家用車は持っているが,自転車は持っていない」と答えた者の割合が22.5%,「自家用車は持っていないが,自転車は持っている」と答えた者の割合が14.3%,「自家用車,自転車ともに持っていない」と答えた者の割合が10.1%となっている。
 都市規模別に見ると,「自家用車,自転車ともに持っている」と答えた者の割合は中都市で,「自家用車は持っているが,自転車は持っていない」と答えた者の割合は小都市,町村で,「自家用車は持っていないが,自転車は持っている」,「自家用車,自転車ともに持っていない」と答えた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「自家用車,自転車ともに持っている」,「自家用車は持っているが,自転車は持っていない」と答えた者の割合は男性で,「自家用車は持っていないが,自転車は持っている」,「自家用車,自転車ともに持っていない」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「自家用車,自転車ともに持っている」と答えた者の割合は30歳代から50歳代で,「自家用車は持っているが,自転車は持っていない」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,「自家用車は持っていないが,自転車は持っている」と答えた者の割合は20歳代,60歳代,70歳以上で,「自家用車,自転車ともに持っていない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図14表14

  ア 徒歩で行ける範囲の移動手段
 自家用車と自転車を持っているかについて,「自家用車,自転車ともに持っている」,「自家用車は持っているが,自転車は持っていない」と答えた者(2,387人)に,徒歩で行ける範囲内の移動の際に,どのように移動をしているか聞いたところ,「いつも歩いたり,自転車を使っている」と答えた者の割合が37.7%,「どちらかというと歩いたり,自転車を使うことが多い」と答えた者の割合が17.6%,「どちらかというと自家用車を利用することが多い」と答えた者の割合が28.2%,「いつも自家用車を利用している」と答えた者の割合が15.3%となっている。
 都市規模別に見ると,「いつも歩いたり,自転車を使っている」,「どちらかというと歩いたり,自転車を使うことが多い」と答えた者の割合は大都市で,「どちらかというと自家用車を利用することが多い」と答えた者の割合は小都市で,「いつも自家用車を利用している」と答えた者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「いつも歩いたり,自転車を使っている」と答えた者の割合は50歳代で,「どちらかというと歩いたり,自転車を使うことが多い」と答えた者の割合は40歳代で,それぞれ高くなっている。(図15表15

  イ 自転車で行ける範囲の移動手段
 自家用車と自転車を持っているかについて,「自家用車,自転車ともに持っている」と答えた者(1,678人)に,自転車で行ける範囲内の移動の際に,どのように移動をしているか聞いたところ,「いつも歩いたり,自転車を使っている」と答えた者の割合が30.2%,「どちらかというと歩いたり,自転車を使うことが多い」と答えた者の割合が23.7%,「どちらかというと自家用車を利用することが多い」と答えた者の割合が28.8%,「いつも自家用車を利用している」と答えた者の割合が9.5%となっている。
 都市規模別に見ると,「いつも歩いたり,自転車を使っている」,「どちらかというと歩いたり,自転車を使うことが多い」と答えた者の割合は大都市で,「どちらかというと自家用車を利用することが多い」と答えた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「どちらかというと自家用車を利用することが多い」と答えた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「いつも歩いたり,自転車を使っている」と答えた者の割合は60歳代で,「どちらかというと歩いたり,自転車を使うことが多い」と答えた者の割合は40歳代で,「どちらかというと自家用車を利用することが多い」と答えた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図16表16

  ウ 徒歩や自転車で行ける範囲の移動を今後どうするのか
 徒歩や自転車で行ける範囲内の移動について,「どちらかというと自家用車を利用することが多い」,「いつも自家用車を利用している」と答えた者(1,197人)に,今後はどのようにしたいと考えるか聞いたところ,「今後はできるだけ歩いたり,自転車を使いたい」と答えた者の割合が43.5%,「今後とも自家用車を使いたい」と答えた者の割合が51.2%となっている。
 都市規模別に見ると,「今後はできるだけ歩いたり,自転車を使いたい」と答えた者の割合は大都市で,「今後とも自家用車を使いたい」と答えた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「今後はできるだけ歩いたり,自転車を使いたい」と答えた者の割合は男性で,「今後とも自家用車を使いたい」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「今後とも自家用車を使いたい」と答えた者の割合は70歳以上で高くなっている。(図17表17

  エ 徒歩や自転車で行ける範囲の移動の際に,自家用車を利用する理由
 徒歩や自転車で行ける範囲内の移動について,「どちらかというと自家用車を利用することが多い」,「いつも自家用車を利用している」と答えた者(1,197人)に,徒歩や自転車を利用せずに自家用車を利用する理由を聞いたところ,「自家用車の方が早いから」を挙げた者の割合が64.2%と最も高く,以下,「荷物があるから」(51.0%),「家族など複数で同時に移動できるから」(37.4%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
 都市規模別に見ると,「自家用車の方が早いから」を挙げた者の割合は小都市で,「荷物があるから」,「家族など複数で同時に移動できるから」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「荷物があるから」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「家族など複数で同時に移動できるから」を挙げた者の割合は30歳代で高くなっている。(図18表18
 

 (2) まちを歩きやすくするための取り組み
 より一層まちを歩きやすくするためには,どのような取り組みが必要だと思うか聞いたところ,「自動車が多い道路において,歩道を設置したり,歩道の幅を広げたりする」を挙げた者の割合が60.4%と最も高く,以下,「歩道の段差解消や,電柱の撤去などを進め,バリアフリー化を進める」(54.0%),「照明など防犯のための施設整備を進める」(51.9%),「自転車が危険なので,自転車の走る空間を分離する」(48.0%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「自動車が多い道路において,歩道を設置したり,歩道の幅を広げたりする」を挙げた者の割合は中都市で,「歩道の段差解消や,電柱の撤去などを進め,バリアフリー化を進める」,「自転車が危険なので,自転車の走る空間を分離する」を挙げた者の割合は大都市,中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「歩道の段差解消や,電柱の撤去などを進め,バリアフリー化を進める」,「照明など防犯のための施設整備を進める」,「自転車が危険なので,自転車の走る空間を分離する」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。(図19表19

 (3) 自転車利用の促進に資する取り組み
 自転車が利用しやすくなるためには,どのような取り組みが必要だと思うか聞いたところ,「歩行者や自動車との事故を防ぐため,自転車の走る空間を分離する」を挙げた者の割合が64.5%と最も高く,以下,「歩道の段差の解消,自動車の路上駐停車をなくし,走りやすい空間を確保する」(53.4%),「自転車利用者の安全走行などマナーの向上を図る」(47.8%),「駅,バス停,商業施設などの駐輪場を確保する」(42.9%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 性別に見ると,「歩道の段差の解消,自動車の路上駐停車をなくし,走りやすい空間を確保する」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。(図20表20




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