• 外交・防衛

2ページ目-外交に関する世論調査(平成20年10月調査)

2008年12月8日掲載

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2 調査結果の概要


1.日本と諸外国との関係

 (1)日本とアメリカ
  ア アメリカに対する親近感
 アメリカに親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が73.3%(「親しみを感じる」29.0%+「どちらかというと親しみを感じる」44.2%),「親しみを感じない」とする者の割合が24.8%(「どちらかというと親しみを感じない」15.8%+「親しみを感じない」9.0%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
 都市規模別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は大都市で,「親しみを感じない」とする者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図1図2表1−1表1−2

  イ 現在の日本とアメリカとの関係
 現在の日本とアメリカとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が68.9%(「良好だと思う」18.1%+「まあ良好だと思う」50.8%),「良好だと思わない」とする者の割合が28.1%(「あまり良好だと思わない」21.9%+「良好だと思わない」6.2%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「良好だと思う」(76.3%→68.9%)とする者の割合が低下し,「良好だと思わない」(20.4%→28.1%)とする者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で,「良好だと思わない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は60歳代で高くなっている。(図3図4表2−1表2−2参考

 (2)日本とロシア
  ア ロシアに対する親近感
 ロシアに親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が13.0%(「親しみを感じる」2.0%+「どちらかというと親しみを感じる」11.1%),「親しみを感じない」とする者の割合が83.4%(「どちらかというと親しみを感じない」44.7%+「親しみを感じない」38.7%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
 都市規模別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は60歳代で高くなっている。(図5図6表3−1表3−2

  イ 現在の日本とロシアとの関係
 現在の日本とロシアとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が20.5%(「良好だと思う」1.0%+「まあ良好だと思う」19.6%),「良好だと思わない」とする者の割合が72.5%(「あまり良好だと思わない」49.5%+「良好だと思わない」22.9%)となっている。
 性別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は20歳代,30歳代で,「良好だと思わない」とする者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。(図7図8表4−1表4−2

 (3)日本と中国
  ア 中国に対する親近感
 中国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が31.8%(「親しみを感じる」7.0%+「どちらかというと親しみを感じる」24.8%),「親しみを感じない」とする者の割合が66.6%(「どちらかというと親しみを感じない」32.4%+「親しみを感じない」34.2%)となっている。
 性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は20歳代で高くなっている。(図9図10表5−1表5−2

  イ 現在の日本と中国との関係
 現在の日本と中国との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が23.7%(「良好だと思う」2.5%+「まあ良好だと思う」21.1%),「良好だと思わない」とする者の割合が71.9%(「あまり良好だと思わない」42.0%+「良好だと思わない」29.9%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「良好だと思わない」(68.0%→71.9%)とする者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で,「良好だと思わない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は70歳以上で,「良好だと思わない」とする者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図11図12表6−1表6−2

 (4) 日本と韓国
  ア 韓国に対する親近感
 韓国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が57.1%(「親しみを感じる」13.3%+「どちらかというと親しみを感じる」43.8%),「親しみを感じない」とする者の割合が40.9%(「どちらかというと親しみを感じない」24.9%+「親しみを感じない」16.0%)となっている。
 年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は30歳代,40歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図13図14表7−1表7−2

  イ 現在の日本と韓国との関係
 現在の日本と韓国との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が49.5%(「良好だと思う」6.7%+「まあ良好だと思う」42.8%),「良好だと思わない」とする者の割合が45.9%(「あまり良好だと思わない」33.0%+「良好だと思わない」12.9%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
 都市規模別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 年齢別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は60歳代で高くなっている。(図15図16表8−1表8−2

 (5)日本とインド
  ア インドに対する親近感
 インドに親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が32.4%(「親しみを感じる」4.8%+「どちらかというと親しみを感じる」27.7%),「親しみを感じない」とする者の割合が60.2%(「どちらかというと親しみを感じない」33.7%+「親しみを感じない」26.5%)となっている。
 都市規模別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は大都市,中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は60歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図17表9参考

  イ 現在の日本とインドとの関係
 現在の日本とインドとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が43.5%(「良好だと思う」5.5%+「まあ良好だと思う」38.0%),「良好だと思わない」とする者の割合が42.6%(「あまり良好だと思わない」31.5%+「良好だと思わない」11.1%)となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が11.3%となっている。
 都市規模別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は大都市で,「良好だと思わない」とする者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で,「良好だと思わない」とする者の割合は 女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は30歳代,40歳代で高くなっている。(図18表10参考

 (6)ヨーロッパ諸国に対する親近感
 ヨーロッパ諸国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が57.6%(「親しみを感じる」14.1%+「どちらかというと親しみを感じる」43.5%),「親しみを感じない」とする者の割合が37.1%(「どちらかというと親しみを感じない」22.5%+「親しみを感じない」14.6%)となっている。
 都市規模別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は大都市で,「親しみを感じない」とする者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は50歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図19表11参考1参考2参考3

 (7)アフリカ諸国に対する親近感
 アフリカ諸国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が29.1%(「親しみを感じる」3.3%+「どちらかというと親しみを感じる」25.7%),「親しみを感じない」とする者の割合が63.9%(「どちらかというと親しみを感じない」35.8%+「親しみを感じない」28.1%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「親しみを感じる」(24.9%→29.1%)とする者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図20表12−1表12−2

 (8)中南米・カリブ諸国に対する親近感
 中南米・カリブ諸国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が34.1%(「親しみを感じる」5.1%+「どちらかというと親しみを感じる」29.0%),「親しみを感じない」とする者の割合が59.4%(「どちらかというと親しみを感じない」33.5%+「親しみを感じない」25.9%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「親しみを感じない」(51.0%→59.4%)とする者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は50歳代,60歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図21表13−1表13−2

 (9)北朝鮮への関心事項
 北朝鮮のことについて関心を持っていることについて聞いたところ,「日本人拉致問題」を挙げた者の割合が88.1%と最も高く,以下,「核問題」(69.9%),「ミサイル問題」(51.5%),「政治体制」(41.2%),「脱北者問題」(40.4%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「核問題」(75.1%→69.9%),「ミサイル問題」(58.0%→51.5%),「政治体制」(44.6%→41.2%)を挙げた者の割合が低下し,「脱北者問題(前回調査では,「避難民問題」となっている。)」(18.7%→40.4%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「日本人拉致問題」を挙げた者の割合は町村で,「ミサイル問題」を挙げた者の割合は大都市で,「政治体制」を挙げた者の割合は大都市,中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「日本人拉致問題」,「脱北者問題」を挙げた者の割合は女性で,「核問題」,「政治体制」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「日本人拉致問題」を挙げた者の割合は50歳代で,「核問題」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「政治体制」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「脱北者問題」を挙げた者の割合は30歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(図22表14−1表14−2参考




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