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4ページ目-森林と生活に関する世論調査(平成19年5月調査)

2007年8月13日掲載

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電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


3.森林の利用

 (1) 森林へ行った目的
 ここ1年くらいの間に,主にどのような目的をもって,山や森などへ行ったか聞いたところ,「すぐれた景観や風景を楽しむため」を挙げた者の割合が38.0%,「森林浴により心身の気分転換をするため」を挙げた者の割合が36.9%と高く,以下,「何となく自然の中でのんびりするため」(30.4%),「釣りや山菜採りなどを楽しむため」(18.7%),「キャンプやピクニックなどを楽しむため」(16.6%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 平成15年12月の調査と比較して見ると,「すぐれた景観や風景を楽しむため」(29.0%→38.0%),「森林浴により心身の気分転換をするため」(25.6%→36.9%),「何となく自然の中でのんびりするため」(25.1%→30.4%),「釣りや山菜採りなどを楽しむため 」(14.0%→18.7%),「キャンプやピクニックなどを楽しむため」(13.7%→16.6%)を挙げた者の割合がそれぞれ上昇している。
 都市規模別に見ると,「すぐれた景観や風景を楽しむため」,「森林浴により心身の気分転換をするため」を挙げた者の割合は中都市で,「釣りや山菜採りなどを楽しむため」を挙げた者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「森林浴により心身の気分転換をするため」を挙げた者の割合は女性で,「釣りや山菜採りなどを楽しむため」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「すぐれた景観や風景を楽しむため」を挙げた者の割合は50歳代で,「森林浴により心身の気分転換をするため」,「釣りや山菜採りなどを楽しむため」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,「何となく自然の中でのんびりするため」を挙げた者の割合は20歳代で,「キャンプやピクニックなどを楽しむため」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図10表10参考1参考2

 (2) 農山村滞在型の余暇生活への関心度
 一定期間,緑豊かな農山村に滞在し,休暇を過ごしてみたいと思うか聞いたところ,「過ごしてみたいと思う」とする者の割合が75.9%(「是非過ごしてみたいと思う」24.4%+「機会があれば過ごしてみたいと思う」51.6%),「過ごしてみたいとは思わない」とする者の割合が23.0%(「あまり過ごしてみたいとは思わない」15.1%+「全く過ごしてみたいとは思わない」7.9%)となっている。
 平成15年12月の調査と比較して見ると,「過ごしてみたいと思う」(56.8%→75.9%)とする者の割合が上昇し,「過ごしてみたいとは思わない」(40.2%→23.0%)とする者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「過ごしてみたい」とする者の割合は大都市で,「過ごしてみたいとは思わない」とする者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 (図11表11参考

 ア 森林に関する企画への参加意向
 農山村において,休暇を「過ごしてみたいと思う」とする者(1,387人)に,森林や農山村では,どのようなことをして過ごしてみたいと思うか聞いたところ,「森林浴により気分転換する」を挙げた者の割合が62.1%と最も高く,以下,「野鳥観察や渓流釣りなど自然とのふれあい体験をする」(43.2%),「森や湖,農山村の家並みなど魅力的な景観を楽しむ」(42.4%),「きのこ狩りや山菜採り」(30.9%),「子どもを,自然が体験できる行事に参加させる」(30.4%),「療養などを目的にのんびり過ごす」(28.0%)などの順となっている。(複数回答,上位6項目)
 平成15年12月の調査と比較して見ると,「森林浴により気分転換する」(66.6%→62.1%),「きのこ狩りや山菜採り」(37.6%→30.9%)とする者の割合が低下し,「野鳥観察や渓流釣りなど自然とのふれあい体験をする」(34.6%→43.2%),「森や湖,農山村の家並みなど魅力的な景観を楽しむ」(35.9%→42.4%)とする者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「森や湖,農山村の家並みなど魅力的な景観を楽しむ」を挙げた者の割合は大都市で,「きのこ狩りや山菜採り」を挙げた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「野鳥観察や渓流釣りなど自然とのふれあい体験をする」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「森林浴により気分転換する」を挙げた者の割合は40歳代で,「きのこ狩りや山菜採り」を挙げた者の割合は60歳代で,「子どもを,自然が体験できる行事に参加させる」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図12表12参考




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