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5ページ目-体力・スポーツに関する世論調査(平成18年8月調査)

2006年10月30日掲載

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2 調査結果の概要


4.地域社会におけるスポーツに関する意識について

 (1) 公共スポーツ施設についての要望
 市町村立体育館,プール,テニスコートなどの公共スポーツ施設について,何か望むことがあるか聞いたところ,望むことについて何らかの選択肢を挙げた者(以下『「望むことがある」とする者』という。)の割合が70.3%,「特にない」と答えた者の割合が26.9%となっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は20歳代から40歳代で,「特にない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 次に,市町村立体育館,プール,テニスコートなどの公共スポーツ施設に望むことについては,「身近で利用できるよう,施設数の増加」を挙げた者の割合が34.7%と最も高く,以下,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」(25.9%),「初心者向けのスポーツ教室やスポーツ行事の充実」(23.1%),「利用手続き,料金の支払い方法などの簡略化」(20.8%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 性別に見ると,「初心者向けのスポーツ教室やスポーツ行事の充実」,「利用手続き,料金の支払い方法などの簡略化」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「身近で利用できるよう,施設数の増加」,「初心者向けのスポーツ教室やスポーツ行事の充実」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「利用時間帯の拡大(早朝,夜間など)」,「利用手続き,料金の支払い方法などの簡略化」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図16表16参考

 (2) 都市型の民間スポーツ施設についての要望
 フィットネスクラブ,スイミングクラブ,テニスクラブ,ゴルフ練習場などの都市型の民間スポーツ施設について,何か望むことがあるか聞いたところ,望むことについて何らかの選択肢を挙げた者(以下,『「望むことがある」とする者』という。)の割合が64.7%,「特にない」と答えた者の割合が31.4%となっている。
 都市規模別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は大都市で,「特にない」と答えた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「望むことがある」とする者の割合は20歳代から40歳代で,「特にない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 次にフィットネスクラブ,スイミングクラブ,テニスクラブ,ゴルフ練習場などの都市型の民間スポーツ施設に望むことについては,「利用料金が安くなること」を挙げた者の割合が50.6%と最も高く,以下,「身近で利用できるよう,施設数の増加」(23.4%)などの順となっている。(複数回答,上位2項目)
 年齢別に見ると,「利用料金が安くなること」,「身近で利用できるよう,施設数の増加」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で高くなっている。(図17表17参考

 (3) 今の子どものスポーツ環境の変化
 自分の子どものときと比較して,今の子どものスポーツや外遊びの環境はどのようになったと感じるか聞いたところ,「よくなった」とする者の割合が26.7%(「よくなった」13.0%+「どちらかといえばよくなった」13.7%),「変わらない」と答えた者の割合が7.0%,「悪くなった」とする者の割合が63.1%(「どちらかといえば悪くなった」34.6%+「悪くなった」28.5%)となっている。
 都市規模別に見ると,「よくなった」とする者の割合は小都市で,「悪くなった」とする者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「よくなった」とする者の割合は男性で,「悪くなった」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「よくなった」とする者の割合は50歳代,70歳以上で,「悪くなった」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図18表18参考

  ア  変化したところ
 自分の子どものときと比較して,今の子どものスポーツや外遊びの環境は「悪くなった」とする者(1,167人)に,それはどのようなところか聞いたところ,「子どもが自由に遊べる空き地や生活道路が少なくなった」を挙げた者の割合が71.6%と最も高く,以下,「スポーツや外遊びができる時間が少なくなった」(49.5%),「スポーツや外遊びをする仲間(友達)が少ない」(44.3%),「親子でスポーツに親しむ機会が少ない」(20.8%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「子どもが自由に遊べる空き地や生活道路が少なくなった」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「子どもが自由に遊べる空き地や生活道路が少なくなった」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「子どもが自由に遊べる空き地や生活道路が少なくなった」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「スポーツや外遊びができる時間が少なくなった」を挙げた者の割合は50歳代,70歳以上で,「親子でスポーツに親しむ機会が少ない」を挙げた者の割合は20歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。(図19表19参考

 (4) クラブ・同好会への加入状況・意向
 自分の好きな運動やスポーツのクラブ,同好会があれば,加入したいと思うか聞いたところ,「既に加入している」と答えた者の割合が15.3%,「加入したいと思う」と答えた者の割合が38.3%,「加入したいとは思わない」と答えた者の割合が45.1%となっている。
 都市規模別に見ると,「既に加入している」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。
 性別に見ると,「既に加入している」と答えた者の割合は男性で,「加入したいと思う」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「加入したいと思う」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,「加入したいと思わない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図20表20参考1参考2

  ア  加入しているクラブ・同好会の形態
 自分の好きな運動やスポーツのクラブ,同好会に,「既に加入している」と答えた者(283人)に,どのようなクラブや同好会か聞いたところ,「おおむね同じ市町村内の人が加入している地域のクラブや同好会(総合型地域スポーツクラブを含む)」を挙げた者の割合が53.7%と最も高く,以下,「職場のクラブや同好会」(21.9%),「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」(17.0%),「おおむね同じ県内の人が加入しているクラブや同好会」(14.5%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 性別に見ると,「職場のクラブや同好会」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。(図21表21参考

  イ  クラブ・同好会で行っている運動・スポーツの種目
 自分の好きな運動やスポーツのクラブ,同好会に,「既に加入している」と答えた者(283人)に,そのクラブや同好会で行っている運動・スポーツを聞いたところ,「体操(ラジオ体操,職場体操,美容体操,エアロビクス,縄跳びを含む)」(15.2%),「ゴルフ」(12.7%),「野球」(9.2%),「テニス,ソフトテニス」(8.5%),「ゲートボール,グラウンドゴルフ」(7.8%)などが上位に挙げられている。(複数回答)。
 性別に見ると,男性では,「ゴルフ」,「野球」,「ソフトボール」,「テニス,ソフトテニス」,「ゲートボール,グラウンドゴルフ」,「サッカー,フットサル」などが,女性では,「体操(ラジオ体操,職場体操,美容体操,エアロビクス,縄跳びを含む)」,「バレーボール」,「ダンス(フォークダンス,ジャズダンス,社交ダンス,民謡踊りを含む)」,「水泳」,「テニス,ソフトテニス」などが,それぞれ上位に挙げられている。(図22表22参考

  ウ  クラブ・同好会に加入した動機
 自分の好きな運動やスポーツのクラブ,同好会に,「既に加入している」と答えた者(283人)に,そのクラブや同好会に加入した動機を聞いたところ,「健康・体力つくりのため」を挙げた者の割合が60.4%と最も高く,以下,「親睦のため(仲間ができるから)」(47.7%),「好きなスポーツ活動ができるから」(43.1%),「地域の人達と交流できるから」(32.2%),「継続してできるから」(26.5%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)。
 性別に見ると,「健康・体力つくりのため」を挙げた者の割合は女性で,「親睦のため(仲間ができるから)」,「好きなスポーツ活動ができるから」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(図23表23参考

  エ  加入したいクラブ・同好会の形態
 自分の好きな運動やスポーツのクラブ,同好会に,「加入したいと思う」と答えた者(707人)に,どのようなクラブや同好会か聞いたところ,「おおむね同じ市町村内の人が加入している地域のクラブや同好会(総合型地域スポーツクラブを含む)」を挙げた者の割合が64.9%と最も高く,以下,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」(23.3%),「職場のクラブや同好会」(15.8%),「おおむね同じ県内の人が加入しているクラブや同好会」(15.1%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)。
 性別に見ると,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」を挙げた者の割合は女性で,「職場のクラブや同好会」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「おおむね同じ市町村内の人が加入している地域のクラブや同好会(総合型地域スポーツクラブを含む)」を挙げた者の割合は60歳代で,「民間スポーツ施設などが開設している会員制のクラブ」を挙げた者の割合は40歳代で,「職場のクラブや同好会」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,「おおむね同じ県内の人が加入しているクラブや同好会」を挙げた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図24表24参考

 (5) 地域におけるスポーツ振興の効果
 地域におけるスポーツ振興に,どのような効果を期待するか聞いたところ,効果について何らかの選択肢を挙げた者(以下,『「効果を期待する」とする者』という。)の割合が91.2%,「効果はない」と答えた者の割合が2.8%となっている。
 性別に見ると,「効果を期待する」とする者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「効果を期待する」とする者の割合は20歳代から40歳代で高くなっている。
 次に,地域におけるスポーツ振興に期待する効果については,「高齢者の生きがいづくり」を挙げた者の割合が41.4%と最も高く,以下,「地域のコミュニティの形成・活性化」(36.3%),「親子や家族の交流」(32.9%),「子どもの体力づくり」(30.9%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 性別に見ると,「地域のコミュニティの形成・活性化」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「高齢者の生きがいづくり」を挙げた者の割合は50歳代から70歳以上で,「地域のコミュニティの形成・活性化」を挙げた者の割合は50歳代で,「親子や家族の交流」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「子どもの体力づくり」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図25表25参考




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