2 調査結果の概要
10.高速道路の料金
(1) 高速道路の通行料金
高速道路の通行料金は新たな道路の建設や適正な維持管理をまかなうために必要な水準に設定されていますが,その料金水準についてどのように考えるか聞いたところ,「適切な料金水準である」と答えた者の割合が7.9%,「新たな整備,適正な管理を行うためには,やむを得ない料金水準である」と答えた者の割合が21.3%,「高い料金水準なので,管理・サービス水準を下げて,今より低い料金水準とすべき」と答えた者の割合が27.8%,「高い料金水準なので,通行料金の他に新たな財源措置を検討して,今より低い水準とすべき」と答えた者の割合が24.0%となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が10.4%となっている。
都市規模別に見ると,「高い料金水準なので,通行料金の他に新たな財源措置を検討して,今より低い水準とすべき」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「高い料金水準なので,管理・サービス水準を下げて,今より低い料金水準とすべき」と答えた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「適切な料金水準である」と答えた者の割合は70歳以上で,「新たな整備,適正な管理を行うためには,やむを得ない料金水準である」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,「高い料金水準なので,管理・サービス水準を下げて,今より低い料金水準とすべき」と答えた者の割合は40歳代,50歳代で,「高い料金水準なので,通行料金の他に新たな財源措置を検討して,今より低い水準とすべき」と答えた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図17,表17)
都市規模別に見ると,「高い料金水準なので,通行料金の他に新たな財源措置を検討して,今より低い水準とすべき」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「高い料金水準なので,管理・サービス水準を下げて,今より低い料金水準とすべき」と答えた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「適切な料金水準である」と答えた者の割合は70歳以上で,「新たな整備,適正な管理を行うためには,やむを得ない料金水準である」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,「高い料金水準なので,管理・サービス水準を下げて,今より低い料金水準とすべき」と答えた者の割合は40歳代,50歳代で,「高い料金水準なので,通行料金の他に新たな財源措置を検討して,今より低い水準とすべき」と答えた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図17,表17)
(2) ETC利用車の料金割引制度
ETCを利用する車に対して,利用時間などの条件に応じて高速道路の料金を割引く制度があることを知っているか聞いたところ,「利用したことがある」と答えた者の割合が22.3%,「利用したことがない」と答えた者の割合が77.7%となっている。
都市規模別に見ると,「利用したことがある」と答えた者の割合は大都市で,「利用したことがない」と答えた者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「利用したことがある」と答えた者の割合は男性で,「利用したことがない」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「利用したことがある」と答えた者の割合は30歳代から50歳代で,「利用したことがない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図18,表18)
都市規模別に見ると,「利用したことがある」と答えた者の割合は大都市で,「利用したことがない」と答えた者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「利用したことがある」と答えた者の割合は男性で,「利用したことがない」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「利用したことがある」と答えた者の割合は30歳代から50歳代で,「利用したことがない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図18,表18)
(3) ETC利用車の利用機会
利用時間などの条件に応じて高速道路の料金を割引く制度があることを「知っており,利用したことがある」と答えた者(401人)に,この割引制度によって高速道路を利用する機会が増えたか聞いたところ,「増えた」と答えた者の割合が31.7%,「変わらない」と答えた者の割合が67.1%,「減った」と答えた者の割合が0.2%となっている。(図19,表19)
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