• 治安・安全

4ページ目-消防・救急に関する世論調査(平成15年5月調査)

2003年8月4日掲載

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2 調査結果の概要


3 消防車や救急車の緊急走行について


 (1) 歩行者として消防車や救急車の接近時の対応
 消防車や救急車が,サイレンを鳴らし赤色の回転灯を点灯させて緊急走行をしている時には,赤信号でも通行できるなどの特例が与えられており,歩行者は道を譲るなどの対応が義務付けられている。これに対して道路上にいる歩行者が,道を譲ることができる状況で消防車や救急車等の緊急走行に遭遇した場合に,どのような行動をとっているのが一番目につくか聞いたところ,「サイレンの音が聞こえたり姿を見かけたら,道を譲っている」と答えた者の割合が54.6%,「消防車や救急車が人に近づいているとき,道を譲っている」と答えた者の割合が19.5%,「間近まで近づいたら,道を譲っている」と答えた者の割合が16.3%,「道を譲っていない」と答えた者が3.2%となっている。
 都市規模別に見ると,「消防車や救急車が人に近づいているとき,道を譲っている」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「サイレンの音が聞こえたり姿を見かけたら,道を譲っている」と答えた者の割合は女性で,「消防車や救急車が人に近づいているとき,道を譲っている」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「間近まで近づいたら,道を譲っている」と答えた者の割合は20歳代,30歳代でそれぞれ高くなっている。(図10,表10

 (2) 運転者として消防車や救急車の接近時の対応
 消防車や救急車が,サイレンを鳴らし赤色の回転灯を点灯させて緊急走行をしている時には,赤信号でも通行できるなどの特例が与えられており,一般車両は道を譲るなどの対応が義務付けられている。これに対して道路上にいる自動車が,道を譲ることができる状況で消防車や救急車等の緊急走行に遭遇した場合に,どのような行動をとっているのが一番目につくか聞いたところ,「サイレンの音が聞こえたり姿を見かけたら,道を譲っている」と答えた者の割合が55.9%,「消防車や救急車が自動車に近づいているとき,道を譲っている」と答えた者の割合が26.9%,「間近まで近づいたら,道を譲っている」と答えた者の割合が12.8%,「道を譲っていない」と答えた者が2.0%となっている。
 都市規模別に見ると,「サイレンの音が聞こえたり姿を見かけたら,道を譲っている」と答えた者の割合は小都市で,「間近まで近づいたら,道を譲っている」と答えた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「消防車や救急車が自動車に近づいているとき,道を譲っている」と答えた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「間近まで近づいたら,道を譲っている」と答えた者の割合は20歳代から40歳代でそれぞれ高くなっている。(図11,表11

 (3) 緊急走行する消防車や救急車の印象
 緊急走行をする消防車や救急車について,どんな印象を持っているか聞いたところ,「緊急事態なので、急ぐことは理解できる」を挙げた者の割合が84.7%と最も高く,以下,「緊急事態なので,周囲の交通を止めても,理解できる」(64.9%),「安全に配慮をして走行しているようだ」(44.6%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
 都市規模別にみると,「緊急事態なので,急ぐことは理解できる」を挙げた者の割合は小都市,町村で,「安全に配慮をして走行しているようだ」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「緊急事態なので,急ぐことは理解できる」を挙げた者の割合は40歳代で高くなっている。(図12,表12


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