• 生活・くらし

4ページ目-国民生活に関する世論調査(平成15年6月調査)

2003年9月1日掲載

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2 調査結果の概要


3 生き方,考え方について


 (1) 家庭の役割
 あなたにとって家庭はどのような意味をもっているかと聞いたところ,「家族の団らんの場」を挙げた者の割合が59.6%と最も高く,以下,「休息・やすらぎの場」(54.3%),「家族の絆(きずな)を強める場」(47.9%),「親子が共に成長する場」(35.8%)などの順となっている。(複数回答,図36
 前回の調査結果と比較してみると,「家族の絆(きずな)を強める場」(45.1%→47.9%)を挙げた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「家族の絆(きずな)を強める場」,「親子が共に成長する場」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「家族の団らんの場」を挙げた者の割合は,男性の40歳代と女性の20歳代から40歳代で,「休息・やすらぎの場」を挙げた者の割合は,男性の40歳代と女性の20歳代,40歳代,50歳代で,「家族の絆(きずな)を強める場」を挙げた者の割合は,女性の30歳代,50歳代,60歳代で,「親子が共に成長する場」を挙げた者の割合は,男性の40歳代と女性の30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。(表21,参考表21

 (2) 働く目的は何か
 働く目的は何か聞いたところ,「お金を得るために働く」と答えた者の割合が49.5%,「社会の一員として,務めを果たすために働く」と答えた者の割合が11.7%,「自分の才能や能力を発揮するために働く」と答えた者の割合が9.6%,「生きがいを見つけるために働く」と答えた者の割合が22.5%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「お金を得るために働く」(52.8%→49.5%),「自分の才能や能力を発揮するために働く」(10.7%→9.6%)と答えた者の割合が低下し,「生きがいをみつけるために働く」(20.9%→22.5%)と答えた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「社会の一員として,務めを果たすために働く」と答えた者の割合は男性で,「生きがいをみつけるために働く」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。(図37
 性・年齢別に見ると,「お金を得るために働く」と答えた者の割合は,男性の20歳代から50歳代と女性の20歳代から40歳代で,「社会の一員として,務めを果たすために働く」と答えた者の割合は,男性の40歳代から70歳以上で,「生きがいをみつけるために働く」と答えた者の割合は,男女とも60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「お金を得るために働く」と答えた者の割合は管理職・専門技術職・事務職,労務職で,「社会の一員として,務めを果たすために働く」と答えた者の割合は,管理職・専門技術職・事務職,その他の無職で,「生きがいをみつけるために働く」と答えた者の割合は農林漁業(自営業主),農林漁業(家族従業者),主婦,その他の無職で,それぞれ高くなっている。(表22

 (3) どのような仕事が理想的だと思うか
 どのような仕事が理想的だと思うか聞いたところ,「収入が安定している仕事」を挙げた者の割合が50.1%,「自分にとって楽しい仕事」を挙げた者の割合が48.2%と高く,以下,「自分の専門知識や能力がいかせる仕事」(29.1%),「健康を損なう心配がない仕事」(18.4%)などの順となっている。(2つまでの複数回答)
 前回の調査結果と比較して見ると,「収入が安定している仕事」(52.1%→50.1%),「自分の専門知識や能力がいかせる仕事」(30.8%→29.1%)を挙げた者の割合が低下し,「自分にとって楽しい仕事」(46.3%→48.2%),「健康を損なう心配がない仕事」(15.2%→18.4%)を挙げた者の割合が上昇している。(図38
 性別に見ると,「自分にとって楽しい仕事」,「健康を損なう心配がない仕事」を挙げた者の割合は女性で,「自分の専門知識や能力がいかせる仕事」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「収入が安定している仕事」を挙げた者の割合は,男性の30歳代から50歳代と女性の20歳代から40歳代で,「自分にとって楽しい仕事」を挙げた者の割合は,男性の20歳代と女性の20歳代,30歳代,50歳代で,「自分の専門知識や能力がいかせる仕事」を挙げた者の割合は,男性の20歳代から60歳代と女性の20歳代,40歳代で,「健康を損なう心配がない仕事」を挙げた者の割合は,男性の60歳代,70歳以上と女性の50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「収入が安定している仕事」を挙げた者の割合は,管理職・専門技術職・事務職,労務職で,「自分にとって楽しい仕事」を挙げた者の割合は,商工サービス業・自由業(家族従業者),労務職,主婦で,「自分の専門知識や能力がいかせる仕事」を挙げた者の割合は,商工サービス業・自由業(自営業主),管理職・専門技術職・事務職で,「健康を損なう心配がない仕事」を挙げた者の割合は,農林漁業(自営業主),農林漁業(家族従業者),主婦,その他の無職で,それぞれ高くなっている。(表23

 (4) 収入と自由時間についての考え方
 収入と自由時間の関係について,自由時間をもっと増やしたいと思うか,収入をもっと増やしたいと思うか聞いたところ,「自由時間をもっと増やしたい」と答えた者の割合が34.8%,「収入をもっと増やしたい」と答えた者の割合が46.0%となっている。なお,「どちらともいえない」と答えた者の割合が16.7%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「収入をもっと増やしたい」(44.1%→46.0%)と答えた者の割合が上昇している。(図39
 性・年齢別に見ると,「自由時間をもっと増やしたい」と答えた者の割合は,男性の50歳代で,「収入をもっと増やしたい」と答えた者の割合は,男性の20歳代から40歳代と女性の30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「自由時間をもっと増やしたい」と答えた者の割合は,商工サービス業・自由業(家族従業者),管理職・専門技術職・事務職で,「収入をもっと増やしたい」と答えた者の割合は,労務職で,それぞれ高くなっている。(表24



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