世論調査

2 調査結果の概要


1 ペットの飼育状況について

 (1) ペット飼育の好き嫌い
 ペットを飼うのが好きか嫌いか聞いたところ,「好き」とする者の割合が65.5%(「大好き」17.0%+「好きなほう」48.5%),「嫌い」とする者の割合が31.7%(「嫌いなほう」27.1%+「大嫌い」4.5%)となっている。
 前回の調査結果(平成12年6月調査をいう,以下同じ)と比較して見ると,大きな変化は見られない。
 都市規模別に見ると,「嫌い」とする者の割合は,小都市で高くなっている。
 性別に見ると,「好き」とする者の割合は,男性で,「嫌い」とする者の割合は,女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「好き」とする者の割合は,20歳代で,「嫌い」とする者の割合は,60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 住居の形態別で見ると,大きな差異は見られない。(図1表1


 (2) ペット飼育の有無
 家庭で犬やねこなど,ペットを飼っているかどうか聞いたところ,「飼っている」と答えた者の割合が36.6%,「飼っていない」と答えた者の割合が63.4%となっている。
 都市規模別に見ると,「飼っている」と答えた者の割合は,町村で,「飼っていない」と答えた者の割合は,大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「飼っている」と答えた者の割合は,40歳代,50歳代で,「飼っていない」と答えた者の割合は,30歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 住居の形態別に見ると,「飼っている」と答えた者の割合は,一戸建てで,「飼っていない」と答えた者の割合は,集合住宅で,それぞれ高くなっている。(図2表2


  ア 飼育しているペットの種類
 ペットを「飼っている」と答えた者(806人)に,どんな動物か聞いたところ,「犬」を挙げた者の割合が62.4%と最も高く,以下,「ねこ」(29.2%),「魚類」(11.7%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
 都市規模別に見ると,「犬」を挙げた者の割合は,小都市で,「ねこ」を挙げた者の割合は,町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「ねこ」を挙げた者の割合は,女性で高くなっている。(図3表3


  イ ペットを飼育している理由
 ペットを「飼っている」と答えた者(806人)に,そのペットを飼っている理由を聞いたところ,「家族が動物好きだから」を挙げた者の割合が60.5%と最も高く,以下,「気持ちがやわらぐ(まぎれる)から」(47.9%),「自分が動物好きだから」(38.3%),「子どもの情操教育のため」(21.6%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「家族が動物好きだから」,「気持ちがやわらぐ(まぎれる)から」,「自分が動物好きだから」を挙げた者の割合は,大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「家族が動物好きだから」,「気持ちがやわらぐ(まぎれる)から」,「子どもの情操教育のため」を挙げた者の割合は,女性で高くなっている。(図4表4


  ウ 所有者明示をしているか
 犬またはねこを「飼っている」と答えた者(犬503人,ねこ235人)に,所有者の氏名,住所などがわかるように名札や首輪,マイクロチップなどを装着し,飼い主が誰であるかわかるように明示しているか聞いたところ,犬については,「すべての犬に明示している」と答えた者の割合が30.4%,「一部の犬に明示している(一部の犬は明示していない)」と答えた者の割合が3.0%,「明示していない」と答えた者の割合が65.4%となっている。
 ねこについては,「すべてのねこに明示している」と答えた者の割合が16.2%,「一部のねこに明示している(一部のねこは明示していない)」と答えた者の割合が2.1%,「明示していない」と答えた者の割合が80.9%となっている。
 性別に見ると,犬については,「明示していない」と答えた者の割合は,男性で高くなっている。(図5表5


  エ 所有者明示の方法
 犬またはねこを「飼っている」と答えた者で,所有者明示を「すべてしている」,または「一部している」と答えた者(犬168人,ねこ43人)に,どのような方法で明示しているか聞いたところ,犬については,「首輪」を挙げた者の割合が86.9%と最も高く,以下,「名札」(28.6%)などの順となっている。(複数回答,上位2項目)
 ねこについては,「首輪」を挙げた者の割合が88.4%と最も高く,以下,「名札」(14.0%)などの順となっている。(複数回答,上位2項目)(図6表6


  オ 所有者明示をしていない理由
 犬またはねこを「飼っている」と答えた者で,所有者明示を「していない」,または「一部していない」と答えた者(犬344人,ねこ195人)に,明示をしていない理由は何か聞いたところ,犬については,「明示する必要がないと考えるから」を挙げた者の割合が70.1%と最も高く,以下,「動物がいやがるから(かわいそうだから)」(14.2%),「面倒だから」(12.5%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
 ねこについては,「明示する必要がないと考えるから」を挙げた者の割合が73.3%と最も高く,以下,「動物がいやがるから(かわいそうだから)」(17.9%),「面倒だから」(10.3%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)(図7表7


  カ 去勢・不妊手術をしているか
 犬またはねこを「飼っている」と答えた者(犬503人,ねこ235人)に,去勢または不妊手術をしているか聞いたところ,犬については,「すべての犬に手術をしている」と答えた者の割合が21.1%,「一部の犬に手術をしている(一部の犬は手術していない)」と答えた者の割合が4.2%,「手術をしていない」と答えた者の割合が73.6%となっている。
 ねこについては,「すべてのねこに手術をしている」と答えた者の割合が63.8%,「一部のねこに手術をしている(一部のねこは手術していない)」と答えた者の割合が6.4%,「手術をしていない」と答えた者の割合が28.1%となっている。
 性別に見ると,犬については,「すべての犬に手術をしている」と答えた者の割合は,女性で,「手術をしていない」と答えた者の割合は,男性で,それぞれ高くなっている。 (図8表8参考表8


  キ 去勢・不妊手術をしていない理由
 犬またはねこを「飼っている」と答えた者で,去勢または不妊手術を「していない」または「一部していない」と答えた者(犬391人,ねこ81人)に去勢・不妊手術をしていない理由を聞いたところ,犬については,「手術する必要がないと考えるから」を挙げた者の割合が59.1%と最も高く,以下,「かわいそうだから」(18.2%)などの順となっている。(複数回答,上位2項目)
 ねこについては,「手術する必要がないと考えるから」を挙げた者の割合が43.2%と最も高く,以下,「手術費用が高いから」(19.8%),「かわいそうだから」(17.3%),「まだ子ねこだから」(17.3%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)(図9表9参考表9


  ク ねこの飼育方法
 ねこを「飼っている」と答えた者(235人)に,どのように飼っているか聞いたところ,「室内で飼っている」と答えた者の割合が54.0%,「主に室内で飼うようにしている」と答えた者の割合が22.1%,「放し飼いにしている」と答えた者の割合が23.8%となっている。 (図10表10


  ケ ペットを飼わない理由
 ペットを「飼っていない」と答えた者(1,396人)に,ペットを飼わない理由を聞いたところ,「十分に世話ができないから」を挙げた者の割合が46.5%と最も高く,以下,「死ぬとかわいそうだから」(35.0%),「集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)であり,禁止されているから」(24.6%),「家や庭が汚れるから」(16.9%),「動物が嫌いだから」(16.8%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「家や庭が汚れるから」(13.3%→16.9%),「動物が嫌いだから」(13.9%→16.8%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「死ぬとかわいそうだから」を挙げた者の割合は,小都市で,「集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)であり,禁止されているから」を挙げた者の割合は,大都市,中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「十分に世話ができないから」,「家や庭が汚れるから」を挙げた者の割合は,女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「死ぬとかわいそうだから」を挙げた者の割合は,50歳代で,「集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)であり,禁止されているから」を挙げた者の割合は,20歳代,30歳代で,「動物が嫌いだから」を挙げた者の割合は,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 住居の形態別に見ると,「十分に世話ができないから」,「死ぬとかわいそうだから」,「家や庭が汚れるから」,「動物が嫌いだから」を挙げた者の割合は,一戸建てで高くなっている。 (図11表11参考表11



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