• 治安・安全

6ページ目-防災に関する世論調査(平成14年9月調査)

2002年11月18日掲載

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2 調査結果の概要


5.災害時のボランティア活動に関する意識について

 (1) ボランティア活動の経験の有無
 今までに災害が発生した際に,ボランティア活動を行ったことがあるか聞いたところ,「ある」と答えた者の割合が11.4%,「ない」と答えた者の割合が88.2%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「ある」(8.6%→11.4%)と答えた者の割合が上昇し,「ない」(90.5%→88.2%)と答えた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「ある」と答えた者の割合は町村で,「ない」と答えた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「ある」と答えた者の割合は男性で,「ない」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「ある」と答えた者の割合は50歳代で,「ない」と答えた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図27表27

 (2) ボランティア活動への参加意向
 災害が発生すると,救援・医療活動や復旧活動,物資の搬送や情報伝達といった様々な活動が必要となってくるが,災害が発生したとき,このような活動にボランティアとして参加したいと思うか聞いたところ,「積極的に参加したい」と答えた者の割合が20.8%,「自分の親類縁者や知人が住んでいる地域の災害ならば参加したい」と答えた者の割合が22.5%,「行政機関,自治会,ボランティア団体などから要請があれば参加したい」と答えた者の割合が25.3%,「参加したくない」と答えた者の割合が15.0%となっている。
 なお,「一概にはいえない」と答えた者の割合が11.5%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「積極的に参加したい」(24.1%→20.8%)と答えた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「積極的に参加したい」と答えた者の割合は大都市で,「自分の親類縁者や知人が住んでいる地域の災害ならば参加したい」と答えた者の割合は町村で,「参加したくない」と答えた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「参加したくない」と答えた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「積極的に参加したい」とする者の割合は50歳代で,「自分の親類縁者や知人が住んでいる地域の災害ならば参加したい」と答えた者の割合は30歳代,40歳代で,「参加したくない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図28表28参考表

  ア 参加したいと思うボランティア活動の内容
 「積極的に参加したい」,「自分の親類縁者や知人が住んでいる地域の災害ならば参加したい」,「行政機関,自治会,ボランティア団体などから要請があれば参加したい」と答えた者(1,479人)に参加したいと思うボランティア活動の内容はどのようなものか聞いたところ,「避難所における手伝い」を挙げた者の割合が53.8%と最も高く,以下,「炊き出し」(45.6%),「救援物資の仕分け・配送」(38.2%),「家屋の片づけの手伝い」(33.0%),「高齢者などの災害弱者の介護や移送」(31.4%)などの順となっている。(複数回答,図29
 都市規模別に見ると,「家屋の片づけの手伝い」を挙げた者の割合は町村で高くなっている。
 性別に見ると,「避難所における手伝い」,「炊き出し」を挙げた者の割合は女性で,「救援物資の仕分け・配送」,「家屋の片づけの手伝い」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(表29


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