• 環境・自然

2ページ目-水に関する世論調査(平成13年7月調査)

2001年11月12日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


  1. 水環境・水質に関する意識

    (1) 水と関わる豊かな暮らし

     水とのかかわりのある豊かな暮らしとはどのようなものと思うか聞いたところ,「安心して水が飲める暮らし」を挙げた者の割合が75.3%と最も高く,以下,「いつでも水が豊富に使える暮らし」(56.6%),「おいしい水が飲める暮らし」(47.3%)などの順となっている。(複数回答)
     平成6年9月の調査結果と比較して見ると,「いつでも水が豊富に使える暮らし」(47.5%→56.6%),「おいしい水が飲める暮らし」(43.3%→47.3%)を挙げた者の割合がそれぞれ上昇している。(図1
     性別に見ると,「安心して水が飲める暮らし」,「いつでも水が豊富に使える暮らし」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「いつでも水が豊富に使える暮らし」,「おいしい水が飲める暮らし」を挙げた者の割合は70歳以上で高くなっている。(表1

    (2) 水道の水源の周知度

     使っている水道の水の水源は何か知っているか聞いたところ,「知っている」とする者の割合が73.7%(「知っている(具体的な河川や湖の名などまで知っている)」45.2%+「ある程度知っている(河川や湖であることは知っている)」28.5%),「知らない」とする者の割合が26.3%(「あまり知らない(漠然としか知らない)」14.0%+「知らない」12.3%)となっている。
     平成11年8月の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
     性別に見ると,「知っている」とする者の割合は男性で,「知らない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると,「知っている」とする者の割合は50歳代,60歳代で,「知らない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図2
     職業別に見ると,「知っている」とする者の割合は自営業主,管理・専門技術・事務職で,「知らない」とする者の割合は労務職,主婦で,それぞれ高くなっている。(表2

    (3) 下水道の排水先の周知度

     使った水は,下水道や浄化槽を通じて,どこに排水しているか知っているか聞いたところ,「知っている」とする者の割合が65.2%(「知っている(具体的な河川や湖の名などまで知っている)」36.2%+「ある程度知っている(河川や湖であることは知っている)」29.0%),「知らない」とする者の割合が34.8%(「あまり知らない(漠然としか知らない)」18.6%+「知らない」16.2%)となっている。
     平成11年8月の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
     都市規模別に見ると,「知っている」とする者の割合は町村で,「知らない」とする者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,「知っている」とする者の割合は男性で,「知らない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると,「知っている」とする者の割合は60歳代で,「知らない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図3
     職業別に見ると,「知っている」とする者の割合は自営業主で,「知らない」とする者の割合は主婦で,それぞれ高くなっている。(表3

    (4) 身近な親水空間

     身近なところに水遊びや魚つりなど、水に触れて水と親しむことのできる場所があるか聞いたところ,「河川」を挙げた者の割合が37.8%と最も高く,以下,「公園」(20.9%),「海」(18.9%),「湖沼,池」(13.1%)などの順となっている。(複数回答,図4
     都市規模別に見ると,「河川」,「海」,「湖沼,池」を挙げた者の割合は町村で,「公園」を挙げた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,「河川」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「河川」,「湖沼,池」を挙げた者の割合は40歳代で,「公園」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「海」を挙げた者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(表4参考表

    (5) 居住地域の水環境に対する評価

     居住地域の河川などの水質や水辺の環境について,どのように感じているか聞いたところ,「良くなっている」とする者の割合が32.4%(「良くなっている」9.6%+「どちらかといえば良くなっている」22.8%),「悪くなっている」とする者の割合が36.8%(「どちらかといえば悪くなっている」22.7%+「悪くなっている」14.1%)となっている。なお,「変わっていない」と答えた者の割合が22.6%となっている。(図5
     都市規模別に見ると,「良くなっている」とする者の割合は大都市で,「悪くなっている」とする者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると,「良くなっている」とする者の割合は50歳代から70歳以上で,「悪くなっている」とする者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
     職業別に見ると,「良くなっている」とする者の割合は自営業主,その他の無職で,「悪くなっている」とする者の割合は管理・専門技術・事務職,労務職で,それぞれ高くなっている。(表5参考表

    (6) 水質や水辺の環境の改善

     河川などの水質や水辺の環境の改善を進めていくには,費用もかかり,国民の負担も必要となるが、河川などの水質や水辺の環境の改善はどのように進めるのがよいと思うか聞いたところ,「現状より負担が増えても,早急に進める」と答えた者の割合が28.8%,「現状の負担で,現状どおり進める」と答えた者の割合が47.1%,「改善が遅れても,現状の負担を少なくする」と答えた者の割合が11.9%,「改善の必要はない」と答えた者の割合が4.8%となっている。(図6
     都市規模別に見ると,「現状より負担が増えても,早急に進める」と答えた者の割合は中都市で,「現状の負担で,現状どおり進める」と答えた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,「現状より負担が増えても,早急に進める」と答えた者の割合は男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「現状より負担が増えても,早急に進める」と答えた者の割合は40歳代,50歳代で高くなっている。
     職業別に見ると,「現状より負担が増えても,早急に進める」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「改善が遅れても,現状の負担を少なくする」と答えた者の割合は労務職,主婦で,それぞれ高くなっている。(表6

目次戻る次へ
この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top