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3ページ目-循環型社会の形成に関する世論調査(平成13年7月調査)

2001年10月9日掲載

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2 調査結果の概要


  1. 日常生活と循環型社会に対する意識

    (1) 普段の暮らしの中でのごみとの関わり方

     日頃の暮らしの中で,ごみとどのように関わっているか,行っていることに近いものを聞いたところ,「ごみのことは考えず,多くのものを買い,多くのものを捨てている」(4.5%),「ごみの問題は深刻だと思いながらも,多くのものを買い,多くのものを捨てている」(23.0%),「多少意識して,ごみを少なくする配慮やリサイクルを心がけている」(56.7%),「いつも,ごみを少なくする工夫とリサイクルを実行している」(14.4%)となっている。
     都市規模別に見ると,「多少意識して,ごみを少なくする配慮やリサイクルを心がけている」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
     性別に見ると,「多少意識して,ごみを少なくする配慮やリサイクルを心がけている」と答えた者の割合は女性で,「ごみの問題は深刻だと思いながらも,多くのものを買い,多くのものを捨てている」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
     性・年齢別に見ると,「多少意識して,ごみを少なくする配慮やリサイクルを心がけている」と答えた者の割合は女性の40歳代,50歳代で,「ごみの問題は深刻だと思いながらも,多くのものを買い,多くのものを捨てている」と答えた者の割合は男性の20歳代から40歳代及び女性の20歳代,30歳代で,「いつも,ごみを少なくする工夫とリサイクルを実行している」と答えた者の割合は男女とも60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図6表6

    (2) ごみを出さないための留意点

     日頃,ごみを少なくするために心がけていることを聞いたところ,「詰め替え製品をよく使う」を挙げた者の割合が47.0%と最も高く,以下,「すぐに流行遅れとなったり飽きたりしそうな不要なものは買わない」(36.6%),「壊れにくく,長持ちする製品を選ぶ」(34.1%),「買いすぎ,作りすぎをせず,残り物は上手に使いきって,生ごみを少なくするなどの料理方法(エコクッキング)に心がけている」(31.6%),「壊れたものは修理して何度も使う」(29.4%),「レジ袋をもらわないようにしたり(買い物袋を持参する),簡易包装を店に求めている」(28.6%),「生ごみを堆肥にしている」(27.7%)などの順となっている。(複数回答,図7
     都市規模別に見ると,「詰め替え製品をよく使う」,「すぐに流行遅れとなったり飽きたりしそうな不要なものは買わない」を挙げた者の割合は中都市で,「レジ袋をもらわないようにしたり(買い物袋を持参する),簡易包装を店に求めている」を挙げた者の割合は大都市,中都市で,「生ごみを堆肥にしている」を挙げた者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,「詰め替え製品をよく使う」,「すぐに流行遅れとなったり飽きたりしそうな不要なものは買わない」,「買いすぎ,作りすぎをせず,残り物は上手に使いきって,生ごみを少なくするなどの料理方法(エコクッキング)に心がけている」,「レジ袋をもらわないようにしたり(買い物袋を持参する),簡易包装を店に求めている」を挙げた者の割合は女性で,「壊れたものは修理して何度も使う」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
     性・年齢別に見ると,「詰め替え製品をよく使う」を挙げた者の割合は女性の20歳代から50歳代で,「すぐに流行遅れとなったり飽きたりしそうな不要なものは買わない」を挙げた者の割合は女性の30歳代から50歳代で,「壊れにくく,長持ちする製品を選ぶ」を挙げた者の割合は女性の40歳代,50歳代で,「買いすぎ,作りすぎをせず,残り物は上手に使いきって,生ごみを少なくするなどの料理方法(エコクッキング)に心がけている」を挙げた者の割合は女性の30歳代から70歳以上で,「壊れたものは修理して何度も使う」を挙げた者の割合は男性の60歳代,70歳以上で,「レジ袋をもらわないようにしたり(買い物袋を持参する),簡易包装を店に求めている」を挙げた者の割合は女性の40歳代から70歳以上で,「生ごみを堆肥にしている」を挙げた者の割合は男性の60歳代,70歳以上及び女性の50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。
     職業別に見ると,「詰め替え製品をよく使う」,「すぐに流行遅れとなったり飽きたりしそうな不要なものは買わない」を挙げた者の割合は家族従業者,管理・専門技術・事務職,主婦で,「買いすぎ,作りすぎをせず,残り物は上手に使いきって,生ごみを少なくするなどの料理方法(エコクッキング)に心がけている」を挙げた者の割合は家族従業者,主婦で,「壊れたものは修理して何度も使う」を挙げた者の割合は自営業主で,「レジ袋をもらわないようにしたり(買い物袋を持参する),簡易包装を店に求めている」を挙げた者の割合は主婦で,「生ごみを堆肥にしている」を挙げた者の割合は自営業主,家族従業者,その他の無職で,それぞれ高くなっている。(表7

    (3) 再使用や再生利用のための留意点

     日頃,ごみや,一度使ったものが再使用(リユース),再生利用(リサイクル)されやすいように,心がけていることはあるか聞いたところ,「家庭で出たごみはきちんと分けて,分別して定められた場所に出している」を挙げた者の割合が82.1%と最も高く,以下,「リサイクルしやすいように,資源ごみとして出すびんなどは洗っている」(57.2%),「古着を雑巾とするなど,不要になったものでも他の目的で使用する」(40.1%)などの順となっている。(複数回答,図8
     都市規模別に見ると,「家庭で出たごみはきちんと分けて,分別して定められた場所に出している」を挙げた者の割合は中都市,小都市で,「リサイクルしやすいように,資源ごみとして出すびんなどは洗っている」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,「家庭で出たごみはきちんと分けて,分別して定められた場所に出している」,「リサイクルしやすいように,資源ごみとして出すびんなどは洗っている」,「古着を雑巾とするなど,不要になったものでも他の目的で使用する」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
     性・年齢別に見ると,「家庭で出たごみはきちんと分けて,分別して定められた場所に出している」を挙げた者の割合は女性の30歳代から50歳代で,「リサイクルしやすいように,資源ごみとして出すびんなどは洗っている」を挙げた者の割合は女性の30歳代から60歳代で,「古着を雑巾とするなど,不要になったものでも他の目的で使用する」を挙げた者の割合は女性の30歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。
     職業別に見ると,「家庭で出たごみはきちんと分けて,分別して定められた場所に出している」,「リサイクルしやすいように,資源ごみとして出すびんなどは洗っている」,「古着を雑巾とするなど,不要になったものでも他の目的で使用する」を挙げた者の割合は主婦で高くなっている。(表8

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