• 社会と法制度

3ページ目-選択的夫婦別氏制度に関する世論調査(平成13年5月調査)

2001年8月6日掲載

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2 調査結果の概要


  1. 別姓夫婦の子どもの名字(姓)

     希望すれば,夫婦がそれぞれの婚姻前の名字(姓)を名乗れるように法律が変わった場合を想定した上で,それぞれの婚姻前の名字(姓)を名乗っている夫婦に二人以上の子どもがある場合,子ども同士(兄弟・姉妹)の名字(姓)が異なってもよいという考え方について,どのように考えるか聞いたところ,「子ども同士の名字(姓)が異なってもかまわない」と答えた者の割合は12.2%,「子ども同士の名字(姓)は同じにするべきである」と答えた者の割合は67.5%,「どちらともいえない」と答えた者の割合は17.4%となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,「子ども同士の名字(姓)が異なってもかまわない」(9.5%→12.2%)と答えた者の割合が上昇し,「子ども同士の名字(姓)は同じにするべきである」(72.5%→67.5%)と答えた者の割合が低下している。
     都市規模別に見ると,「子ども同士の名字(姓)が異なってもかまわない」と答えた者の割合は大都市で,「子ども同士の名字(姓)は同じにするべきである」と答えた者の割合は町村で,「どちらともいえない」と答えた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,大きな差異は見られない。
     性・年齢別に見ると,「子ども同士の名字(姓)が異なってもかまわない」と答えた者の割合は男性の20歳代で,「子ども同士の名字(姓)は同じにするべきである」と答えた者の割合は男性の70歳以上で,「どちらともいえない」と答えた者の割合は女性の30歳代で,それぞれ高くなっている。(図17表17

    (1)別姓夫婦の子どもの成年後の名字(姓)
     「子ども同士の名字(姓)は同じにするべきである」と答えた者(2,340人)に,子供同士は同一の名字(姓)を名乗るべきであるとして,それぞれの子どもが成年に達した時には,それまでと異なる父または母の名字(姓)に変えることができるという考え方について,どのように考えるか聞いたところ,「今までの名字(姓)を変えない方がよい」と答えた者の割合が36.2%,「変えることができるとしてもかまわない」と答えた者の割合が49.1%,「どちらともいえない」と答えた者の割合が12.6%となっている。  都市規模別に見ると,「今までの名字(姓)を変えない方がよい」と答えた者の割合は町村で高くなっている。  性別に見ると,「今までの名字(姓)を変えない方がよい」と答えた者の割合は男性で,「変えることができるとしてもかまわない」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。  性・年齢別に見ると,「今までの名字(姓)を変えない方がよい」と答えた者の割合は男性の50歳代から70歳以上と女性の70歳以上で,「変えることができるとしてもかまわない」と答えた者の割合は女性の20歳代から50歳代で,「どちらともいえない」と答えた者の割合は女性の70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図18表18

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