3 調査票 農産物貿易に関する世論調査
平成12年7月
1 食料について
Q1 | 〔回答票1〕 あなたが食料品を買う際に、国産品と輸入品が並んでいる場合、どちらを選択しますか。この中ではどうでしょうか。 |
(64.9) | ア | 国産品 | →SQa |
(17.0) | イ | どちらかというと国産品 | →SQa |
( 0.2) | ウ | どちらかというと輸入品 | →SQb |
( 0.2) | エ | 輸入品 | →SQb |
(16.5) | オ | 特にこだわらない | →SQc |
( 1.2) | わからない |
SQa | 〔回答票2〕 あなたが輸入品より国産品を選択した基準はなにでしょうか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) N=2924 |
(57.3) | ア | 新鮮さ |
(42.3) | イ | 品質 |
(27.6) | ウ | おいしさ |
(82.0) | エ | 安全性 |
( 1.8) | オ | 多様性 |
( 2.6) | カ | 外観 |
(10.5) | キ | 価格 |
( 1.2) | その他( ) | |
( 0.7) | 特にない | |
( 0.3) | わからない |
(M.T.=226.3)
SQb | 〔回答票2〕 あなたが国産品より輸入品を選択した基準はなにでしょうか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) N=14 |
( 7.1) | ア | 新鮮さ |
(21.4) | イ | 品質 |
(42.9) | ウ | おいしさ |
(14.3) | エ | 安全性 |
(21.4) | オ | 多様性 |
( 7.1) | カ | 外観 |
(64.3) | キ | 価格 |
( - ) | その他( ) | |
( - ) | 特にない | |
( - ) | わからない |
(M.T.=178.6)
SQc | 〔回答票2〕 あなたが食料品を選択する基準はなにでしょうか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) N=588 |
(66.2) | ア | 新鮮さ |
(36.6) | イ | 品質 |
(39.8) | ウ | おいしさ |
(40.5) | エ | 安全性 |
( 5.4) | オ | 多様性 |
( 9.2) | カ | 外観 |
(58.7) | キ | 価格 |
( 0.9) | その他( ) | |
( 4.8) | 特にない | |
( 0.5) | わからない |
(M.T.=262.4)
Q2 | 〔回答票3〕 外国からいろいろな食料品を輸入していることについてどう考えますか。この中からあなたの考えに最も近いものを1つ選んでください。 |
(21.0) | ア | 選択の自由が広がる |
(17.2) | イ | 外国産との競争で値段が安くなる |
(46.6) | ウ | 安全性についての不安がある |
(10.5) | エ | 国産のものが少なくなる |
( 4.2) | 特にない | |
( 0.6) | その他( ) |
Q3 | 〔回答票4〕 我が国は外国からいろいろな食料品を輸入しています。その結果、我が国の「食料自給率」は、現在カロリーベースで約40%となっていますが、このことについてあなたはどのように思いますか。この中から1つだけお答えください。 |
(32.9) | ア | 低い |
(19.9) | イ | どちらかというと低い |
(19.8) | ウ | 妥当な数値である |
( 6.9) | エ | どちらかというと高い |
( 3.9) | オ | 高い |
(16.6) | わからない |
Q4 | 〔回答票5〕 あなたは、我が国の将来の食料供給についてどのようにお考えでしょうか。この中から1つ選んでください。 |
(26.6) | ア | 非常に不安がある | →SQ |
(51.8) | イ | ある程度不安がある | →SQ |
(16.6) | ウ | あまり不安はない | |
( 1.9) | エ | 全く不安はない | |
( 3.1) | わからない |
(Q4でアまたはイと答えた者のみ)
SQ | 〔回答票6〕 あなたは将来の食料供給について不安があるとお考えになるのは、どのような理由からでしょうか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) N=2799 |
(31.1) | ア | 世界の人口が急激に増加する等により、食料に対する需要が大幅に増加するため |
(48.6) | イ | 長期的に見て、地球環境問題の深刻化や砂漠化の進行などにより、食料の増産には限界があるため |
(46.0) | ウ | 異常気象や災害による内外の不作の可能性があるため |
(43.7) | エ | 国際情勢の変化により、食料や石油等の生産資材の輸入が大きく減ったり、止まったりする可能性があるため |
( 1.8) | その他( ) | |
( 2.9) | わからない |
(M.T.=174.1)
Q5 | 〔回答票7〕 あなたは、我が国の食料の生産・供給のあり方についてどのようにお考えですか。この中からあなたのお考えに最も近いものを1つだけあげてください。 |
(10.5) | ア | 外国産の方が安い食料については、輸入する方がよい |
(43.6) | イ | 外国産より高くても、食料は、生産コストを引き下げながら、できるかぎり国内で作る方がよい |
(40.6) | ウ | 外国産より高くても、少なくとも米などの主食となる食料については、生産コストを引き下げながら国内で作る方がよい |
( 0.6) | その他( ) | |
( 4.6) | わからない |
2 農業の多面的機能について
Q6 | 〔回答票8〕 あなたは、農業が食料の生産・供給を行う以外に、例えば自然環境や国土の保全などといった様々な役割を果たしていると思いますか。この中から1つだけお答えください。 |
(32.2) | ア | 役割を果たしていると思う | →SQ |
(32.5) | イ | どちらかというと役割を果たしていると思う | →SQ |
(21.4) | ウ | あまり役割は果たしていないと思う | |
( 4.1) | エ | 役割を果たしていないと思う | |
( 9.8) | わからない |
(Q6でア・イと答えた者のみ)
SQ | 〔回答票9〕 あなたは、農業の食料生産・供給を行う以外の役割としてどのようなものがあると思いますか。この中からいくつでもお答えください。 (M.A.) N=2308 |
(56.4) | ア | 国土の保全(雨水の貯水などにより、洪水を防止したり土砂の崩壊などを防ぐ働き) |
(45.3) | イ | 水源のかん養(田畑から水が地下へ浸透し、地下水などを豊かにする働き) |
(65.3) | ウ | 自然環境の保全(水鳥やホタル、トンボ、小魚などの住む環境を守る働き) |
(38.4) | エ | 良好な景観の形成(田園風景などの美しい景観を提供する働き) |
(32.1) | オ | 文化の伝承(古くからの伝統文化や祭りなどの行事を継承する働き) |
(18.4) | カ | 保健休養(都市住民に対して、やすらぎやレクリエーションの場を提供する働き) |
(29.9) | キ | 地域社会の維持活性化(農村における雇用の確保を通じて、農村の人口を定着させる働き) |
(39.8) | ク | 食料安全保障(現在及び将来にわたる、国民の食料確保に関する不安を除去する働き) |
(32.1) | ケ | 気候緩和(水田があることによって、特に夏などに周辺地域の気候を緩和させる働き) |
(34.4) | コ | 情操教育(自然体験、農作業体験などを通じて、生命の尊さの理解などの情操を養う働き) |
( - ) | その他( ) | |
( 2.0) | わからない |
(M.T.=394.0)
Q7 | 〔回答票10〕 農業が果たす自然環境や国土の保全などの役割のことを農業の多面的機能といいます。あなたは、この多面的機能を有する農業を将来の世代に残していきたいと思いますか。この中から1つだけお答えください。 |
(54.9) | ア | ぜひとも残していきたい | →SQ |
(37.8) | イ | できれば残していきたい | →SQ |
( 2.0) | ウ | あまり残さなくてもよい | |
( 0.7) | エ | 残さなくてもよい | |
( 4.5) | わからない |
(Q7でア・イと答えた人のみ)
SQ | 〔回答票11〕 今後とも、多面的機能を有する農業を残していくためには、国や都道府県の政策により、農業に対して一定の支援が必要との議論がありますが、具体的にはどのような手法が適当と考えられますか。あなたのお考えに最も近いものを1つだけお選びください。 N=3311 |
( 9.8) | ア | 外国からの安価な農産物の輸入に歯止めをかける関税等の措置を実施する |
(21.3) | イ | 外国から輸入される安価な農産物との競争に耐えられるよう、国産の農産物に補助金を拠出する |
(38.0) | ウ | 価格又は品質面で輸入農産物と競争できる優良な農家を育成する |
(20.3) | エ | 関税、補助金、優良な農家の育成施策を適切に組み合わせた措置を実施する |
( 2.1) | オ | 負担や保護措置を伴うのであれば残さなくてもよい |
( 0.4) | その他( ) | |
( 8.2) | わからない |
3 今後の農産物貿易政策について
Q8 | 〔回答票12〕 近年、経済のグローバル化が進み、農産物貿易についても国際競争が激しくなっていますが、このような状況の中で、我が国はどのように対応すべきと思いますか。あなたのお考えに最も近いものを1つだけお選びください。 |
(63.0) | ア | 国際競争に十分耐えうるように農業の体質強化を図るべき |
(20.7) | イ | 自然条件、地理条件がもともと不利な日本が他の農業国と同じ条件で競争することは不平等であり、何らかのハンディキャップが認められるべき |
( 4.6) | ウ | 自然条件、地理条件が不利な日本では農業を維持していくことが困難であり、他国に委ねるべき |
(11.7) | わからない |
Q9 | 2000年から世界貿易機関、すなわちWTOにおいて農産物の貿易について議論するための交渉が開始されています。あなたはこのことについてご存知ですか、それともご存知ありませんか。 |
(32.9) | 知っている | →SQ |
(67.1) | 知らない | →Q10 |
SQ | 〔回答票13〕 WTO農業交渉に関する情報の入手方法は何ですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A) N=1174 |
(67.5) | ア | 新聞 |
(79.2) | イ | テレビ・ラジオ |
( 3.5) | ウ | 国や農業団体などのパンフレット |
( 5.5) | エ | 雑誌、書籍 |
( 2.1) | オ | インターネット |
( 1.2) | カ | 講演 |
( 0.9) | その他( ) |
(M.T.=160.0)
Q10 | 〔回答票14〕 あなたは、昨年6月に政府が取りまとめた「次期交渉に向けての日本の提案」について知っていますか。この中ではどうでしょう。 |
( 2.4) | ア | 提案の内容について知っている |
(14.4) | イ | 出されたことは知っている |
(83.2) | ウ | 知らない |
Q11 | 〔回答票15〕 あなたは、今からあげるような意見について賛成ですか、それとも反対ですか。この中から1つだけお答えください。 |
(ア) | (イ) | (ウ) | (エ) | (オ) | |||
賛成 | どちらか というと 賛成 |
どちらと もいえ ない |
どちらか というと 反対 |
反対 | わからない | ||
(1) | 安心した生活を送るため に食料安全保障は確保さ れるべきである。 |
(79.4) | (15.2) | ( 3.4) | ( 0.1) | ( 0.1) | ( 1.8) |
(2) | 国土・環境の保全等、農 業の多面的機能の維持・発 揮は必要である。 |
(63.7) | (23.8) | ( 7.7) | ( 0.2) | ( 0.3) | ( 4.3) |
(3) | 国内農業維持のために一 定の補助金等の措置は行 うべきである。 |
(37.5) | (27.3) | (22.5) | ( 5.0) | ( 3.4) | ( 4.2) |
(4) | いずれの国にとっても公 平で公正な貿易ルールの 確立が重要であり、輸出入 国間のバランスが取られ るべきである。 |
(41.6) | (27.9) | (20.1) | ( 1.8) | ( 1.1) | ( 7.5) |
(5) | 遺伝子組換え食品等のバ イオテクノロジーについ ての積極的な取り組みが 必要である。 |
(12.8) | (10.4) | (27.3) | (17.4) | (22.5) | ( 9.7) |
(6) | 関税の引下げによる一層 の貿易自由化が必要であ る。 |
(19.9) | (20.4) | (36.0) | ( 8.4) | ( 5.9) | ( 9.4) |
Q12 | 〔回答票16〕 あなたは、我が国がWTO農業交渉にのぞむに当たって主張していくべき意見は何と考えますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.) |
(71.8) | ア | 食料安全保障の確保 |
(40.8) | イ | 国土・環境の保全等、農業の多面的機能の維持・発揮 |
(30.0) | ウ | 国内農業維持のための一定の補助金等の措置などの必要性 |
(37.0) | エ | いずれの国にとっても公平で公正な貿易ルールの確立 |
(12.0) | オ | 遺伝子組換え食品等のバイオテクノロジーについての積極的な取り組みの必要性 |
(16.8) | カ | 関税の引下げによる一層の貿易自由化 |
( 0.3) | その他( ) | |
( 8.7) | わからない |
(M.T.=217.3)
<フェースシート>
F1 〔 性 〕
(46.1) | (53.9) | ||
男性 | 女性 |
F2 〔年齢〕 あなたのお年は満でおいくつですか。
( 3.8) | 20〜24歳 | ( 8.5) | 40〜44歳 | (10.6) | 60〜64歳 |
( 5.2) | 25〜29歳 | ( 9.9) | 45〜49歳 | (10.4) | 65〜69歳 |
( 7.6) | 30〜34歳 | (13.2) | 50〜54歳 | (12.0) | 70歳以上 |
( 8.0) | 35〜39歳 | (10.9) | 55〜59歳 | ||
F3 〔職業〕 あなたのご職業は何ですか。
(職業の内容を具体的に記入してから,下の該当する項目に○をつける。)
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