2 調査結果の概要
- 暮らしに対する意識
(1) 暮らしに対する満足度
全体として,現在の生活にどの程度満足しているか聞いたところ,「満足している」とする者の割合が77.4%(「満足している」22.3%+「まあ満足している」55.1%),「不満だ」とする者の割合が20.2%(「やや不満だ」14.8%+「不満だ」5.4%)となっている。
前回の調査結果(平成6年11月調査をいう。以下同じ。)と比較して見ると,「満足している」(66.0%→77.4%)とする者の割合が上昇し,「不満だ」(30.2%→20.2%)とする者の割合が低下している。
性別に見ると,「不満だ」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「満足している」とする者の割合は20歳代,30歳代で,「不満だ」とする者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。(図1)
居住地別に見ると,大きな差異は見られない。(表1,参考表)
(2) 今後の生活の力点
今後,生活の特にどのような面に最も力を入れたいと思うか聞いたところ,「住生活」と答えた者の割合が26.3%,「レジャー・余暇生活」と答えた者の割合が25.9%,「食生活」と答えた者の割合が24.7%などの順となっている。
前回の調査結果と比較して見ると,「住生活」(29.0%→26.3%)と答えた者の割合が低下している。(図2)
性別に見ると,「住生活」と答えた者の割合は男性で,「食生活」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「住生活」と答えた者の割合は30歳代,40歳代で,「レジャー・余暇生活」と答えた者の割合は20歳代,50歳代で,「食生活」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
居住地別に見ると,「住生活」と答えた者の割合は本島で高くなっている。(表2)(3) 定住志向
今後も現在住んでいる地域に住みたいと思うか聞いたところ,「一生住み続けたい」と答えた者の割合が52.8%,「できれば住み続けたい」と答えた者の割合が27.2%,「できれば県内の他へ移りたい」と答えた者の割合が15.2%,「できれば県外へ移りたい」と答えた者の割合が3.1%となっている。
性別に見ると,「一生住み続けたい」と答えた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「一生住み続けたい」と答えた者の割合は50歳代から70歳以上で,「できれば住み続けたい」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,「できれば県内の他へ移りたい」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図3)
居住地別に見ると,「一生住み続けたい」と答えた者の割合は先島で,「できれば住み続けたい」,「できれば県内の他へ移りたい」と答えた者の割合は本島で,それぞれ高くなっている。(表3,参考表)
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