• 環境・自然

2ページ目-動物愛護に関する世論調査(平成12年6月調査)

2000年9月18日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


  1. ペットの飼育状況について

    (1) ペット飼育の好き嫌い
     ペットを飼うのが好きか嫌いか聞いたところ、「好き」と答えた者の割合が68.0%(「大好き」18.9%+「好きなほう」49.1%)、「嫌い」と答えた者の割合が29.0%(「嫌いなほう」25.0%+「大嫌い」4.0%)となっている。
     前回の調査結果(平成2年5月の調査結果をいう。以下同じ。)と比較して見ると、「好き」(63.7%→68.0%)と答えた者の割合が上昇し、「嫌い」(32.9%→29.0%)と答えた者の割合が低下している。
     性別に見ると、「嫌い」と答えた者の割合は、女性で高くなっている。(図1
     年齢別に見ると、「好き」と答えた者の割合は、20歳代、40歳代で、「嫌い」と答えた者の割合は、60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。
     世帯構成別に見ると、「好き」と答えた者の割合は、2世代世帯で、「嫌い」と答えた者の割合は、3世代世帯で、それぞれ高くなっている。(表1

    (2) ペット飼育の有無
     家庭で犬やねこなど、ペットを飼っているかどうか聞いたところ、「飼っている」と答えた者の割合は36.7%、「飼っていない」と答えた者の割合は63.3%となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると、大きな変化は見られない。
     都市規模別に見ると、「飼っている」と答えた者の割合は町村で、「飼っていない」と答えた者の割合は、大都市、中都市でそれぞれ高くなっている。(図2
     年齢別に見ると、「飼っている」と答えた者の割合は、40歳代で、「飼っていない」と答えた者の割合は、70歳以上で、それぞれ高くなっている。
     住居の形態別に見ると、「飼っている」と答えた者の割合は、一戸建てで、「飼っていない」と答えた者の割合は、集合住宅で、それぞれ高くなっている。(表2

    ア 飼育しているペットの種類
     現在、ペットを「飼っている」と答えた者(803人)に、どんな動物か聞いたところ、「犬」を挙げた者の割合が63.8%と最も高く、以下、「ねこ」(28.1%)、「魚類」(13.3%)などの順となっている。(複数回答)
     前回の調査結果と比較して見ると、「犬」(59.7%→63.8%)を挙げた者の割合が上昇している。(図3
     都市規模別に見ると、「犬」を挙げた者の割合は町村で高くなっている。
     年齢別に見ると、「ねこ」を挙げた者の割合は、50歳代で、「魚類」を挙げた者の割合は、30歳代で、それぞれ高くなっている。(表3

    イ ペットを飼っている理由
     現在、ペットを「飼っている」と答えた者(803人)に、そのペットを飼っている理由を聞いたところ、「家族が動物好きだから」を挙げた者の割合が57.2%と最も高く、以下、「気持ちがやわらぐ(まぎれる)から」(46.2%)、「自分が動物好きだから」(38.0%)「子どもの情操教育のため」(21.2%)などの順となっている。(複数回答)
     前回の調査結果と比較して見ると、「家族が動物好きだから」(53.2%→57.2%),「気持ちがやわらぐ(まぎれる)から」(27.9%→46.2%),「自分が動物好きだから」(31.1%→38.0%)を挙げた者の割合がそれぞれ上昇している。(図4
     年齢別に見ると、「家族が動物好きだから」,「自分が動物好きだから」を挙げた者の割合は、20歳代で、「子どもの情操教育のため」を挙げた者の割合は、30歳代、40歳代で、それぞれ高くなっている。(表4

    ウ 去勢・不妊手術を受けているか
     現在、犬またはねこを「飼っている」と答えた者(犬 515人、ねこ 226人)に、去勢または不妊手術を受けているか聞いたところ、犬については、「手術を受けている」と答えた者の割合は26.6%、「手術を受けていない」と答えた者の割合は72.5%となっており、ねこについては、「手術を受けている」と答えた者の割合は63.3%、「手術を受けていない」と答えた者の割合は35.4%となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると、犬、ねこともに「手術を受けている」(15.0%→26.6%,37.4%→63.3%)と答えた者の割合が上昇し、「手術を受けていない」(81.5%→72.5%,58.1%→35.4%)と答えた者の割合が低下している。(図5表5

    エ 去勢・不妊手術を受けていない理由
     現在、犬またはねこを「飼っている」と答えた者で、去勢または不妊手術を受けていないと答えた者(犬 371人、ねこ 80人)に、その理由を聞いたところ、犬については「かわいそうだから」を挙げた者の割合は29.1%と最も高く、以下,「子犬を産ませたいから」(12.1%)「手術費用が高いから」(11.6%)などの順となっており、ねこについては「かわいそうだから」(26.3%),「手術費用が高いから」(23.8%)、「まだ子ねこだから」(18.8%)などとなっている。(複数回答、図6表6

    オ ペットを飼わない理由
     現在、ペットを「飼っていない」と答えた者(1,387人)に、ペットを飼わない理由を聞いたところ、「十分に世話ができないから」を挙げた者の割合が43.5%と最も高く、以下、「死ぬとかわいそうだから」(37.6%),「集合住宅(アパート、マンションなど一戸建てでないもの)であり、禁止されているから」(23.1%)などの順となっている。(複数回答、図7
     都市規模別に見ると、「集合住宅(アパート、マンションなど一戸建てでないもの)であり、禁止されているから」を挙げた者の割合は、大都市で高くなっている。
     年齢別に見ると、「集合住宅(アパート、マンションなど一戸建てでないもの)であり、禁止されているから」を挙げた者の割合は、20歳代、30歳代で、それぞれ高くなっている。
     住居の形態別に見ると、「十分に世話ができないから」、「死ぬとかわいそうだから」を挙げた者の割合は、一戸建てで、「集合住宅(アパート、マンションなど一戸建てでないもの)であり、禁止されているから」を挙げた者の割合は、集合住宅で、それぞれ高くなっている。(表7参考表1


目次戻る次へ
この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top