• 治安・安全

6ページ目-薬物乱用に関する世論調査(平成11年11月調査)

2000年2月21日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


  1. 薬物乱用防止対策について

    (1) 薬物乱用者の二次犯罪防止対策
     薬物乱用者が殺人,放火,強盗・窃盗などの二次犯罪を起こすことがあるが,これを防止するにはどうしたらよいと思うか聞いたところ,「薬物乱用者の早期検挙に努める」と答えた者の割合が48.3%と最も高く,以下,「薬物中毒者の治療や保護に力を入れる」(20.0%),「二次犯罪に対する処罰を厳しくする」(17.5%),「保健衛生機関や警察などの相談機能を充実させる」(10.2%) などの順となっている。(図19)
     前回の調査結果と比較して見ると,「薬物中毒者の治療や保護に力を入れる」(23.0 %→19.6%),「保健衛生機関や警察などの相談機能を充実させる」(12.6%→10.1%)と答えた者の割合が,それぞれ低下し,「二次犯罪に対する処罰を厳しくする」と答えた者の割合が上昇(12.6%→17.9%)している。
     都市規模別に見ると,「薬物乱用者の早期検挙に努める」と答えた者の割合は,町村で,「保健衛生機関や警察などの相談機能を充実させる」と答えた者の割合は,中都市で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると, 「薬物乱用者の早期検挙に努める」と答えた者の割合は, 60歳代で,「薬物中毒者の治療や保護に力を入れる」と答えた者の割合は,15歳〜19歳,40歳代で,「二次犯罪に対する処罰を厳しくする」と答えた者の割合は,30歳代で,それぞれ高くなっている。(表24参考9)


    (2) 薬物乱用防止政策に対する要望
     薬物の乱用を防ぐ対策として,政府に力を入れて欲しい対策はどのようなことか聞いたところ,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りの強化」を挙げた者の割合が80.9%と最も高く,以下,「薬物の密輸入に対する取締りの強化」(75.7%),「違反者の処罰を厳しくする」(57.8%),「薬物乱用者に対する取締りの徹底」(56.9%),「薬物乱用青少年に対する補導の強化」(54.8%),「警察などの取締り体制の充実・強化」(53.9%) などの順となっている。(複数回答, 図20)
     都市規模別に見ると,上記の6項目の全てについて, 大都市で高くなっている。
     性別に見ると,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りの強化」,「警察などの取締り体制の充実・強化」を挙げた者の割合は,それぞれ男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りの強化」を挙げた者の割合は,30歳代から50歳代で,「薬物の密輸入に対する取締りの強化」を挙げた者の割合は,40歳代で,「違反者の処罰を厳しくする」を挙げた者の割合は,30歳代, 60歳代で,「薬物乱用者に対する取締りの徹底」と「薬物乱用青少年に対する補導の強化」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で,「警察などの取締り体制の充実・強化」を挙げた者の割合は,50歳代で,それぞれ高くなっている。(表25参考10)


目次戻る次へ
この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top