• 治安・安全

4ページ目-薬物乱用に関する世論調査(平成11年11月調査)

2000年2月21日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


  1. 青少年の薬物問題に関する意識と対策について

    (1) 青少年の薬物問題に対する認識
     青少年の薬物問題の現状についてどのように感じているか聞いたところ,「深刻な問題である」と答えた者の割合が95.2% (「深刻な問題である」74.3%+「どちらかといえば深刻な問題である」20.9%),「深刻な問題ではない」と答えた者の割合が1.6%(「どちらかといえば深刻な問題ではない」1.0%+「深刻な問題ではない」0.6%)となっている。(図12)
     前回の調査結果と比較して見ると, 大きな変化は見られない。
     年齢別に見ると, 「深刻な問題である」と答えた者の割合は, 40歳代で高くなっている。(表13)


    (2) 青少年の薬物乱用増加の原因や理由
     最近, 青少年の薬物乱用が増加しているが,その原因や理由はどこにあると思うか聞いたところ,「駅前や繁華街で密売されるなど青少年でも薬物を入手しやすくなっている」を挙げた者の割合が68.6%,「薬物乱用の恐ろしさについて青少年の認識が不足している」を挙げた者の割合が66.4 %と高く,以下,「青少年に社会のルールを守ろうという意識が薄れている」(49.4%),「本,雑誌,インターネットなどに有害な薬物情報が多い」(43.2%)などの順となっている。(複数回答,図13)
     都市規模別に見ると, 「駅前や繁華街で密売されるなど青少年でも薬物を入手しやすくなっている」と「薬物乱用の恐ろしさについて青少年の認識が不足している」を挙げた者の割合は,大都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,「本,雑誌,インターネットなどに有害な薬物情報が多い」を挙げた者の割合は,女性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「駅前や繁華街で密売されるなど青少年でも薬物を入手しやすくなっている」を挙げた者の割合は,20歳代から40歳代で,「薬物乱用の恐ろしさについて青少年の認識が不足している」,「青少年に社会のルールを守ろうという意識が薄れている」,「本,雑誌,インターネットなどに有害な薬物情報が多い」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(表14参考5)


    (3) 青少年を薬物から守る対策
     青少年を薬物から守る対策として,どのようなことが有効だと思うか聞いたところ,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りを強化する」を挙げた者の割合が66.4%と最も高く,以下,「学校での薬物乱用防止教育を強化する」(57.9%),「家庭で薬物の恐ろしさを取りあげる」(54.9%),「薬物を乱用している青少年の補導,取締りを強化する」(49.2 %),「雑誌社,放送局などが,いたずらに青少年が薬物に興味をもつこととなるよな記事掲載や番組作成に注意する」(48.7%),「家庭,学校,関係機関などの連携を強化する」(47.7%)などの順となっている。(複数回答,図14)
     都市規模別に見ると,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りを強化する」,「学校での薬物乱用防止教育を強化する」,「家庭で薬物の恐ろしさを取りあげる」を挙げた者の割合は,大都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りを強化する」を挙げた者の割合は, 男性で,「学校での薬物乱用防止教育を強化する」,「家庭で薬物の恐ろしさを取りあげる」,「雑誌社,放送局などが,いたずらに青少年が薬物に興味をもつこととなるような記事掲載や番組作成に注意する」を挙げた者の割合は,女性で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると, 「暴力団や不良外国人などの密売人の取締りを強化する」を挙げた者の割合は, 20歳代から40歳代で,「学校での薬物乱用防止教育を強化する」,「薬物を乱用している青少年の補導,取締りを強化する」を挙げた者の割合は,40歳代で,「家庭で薬物の恐ろしさを取りあげる」を挙げた者の割合は,40歳代,50歳代で,「雑誌社,放送局などが,いたずらに青少年が薬物に興味をもつこととなるような記事掲載や番組作成に注意する」を挙げた者の割合は,30歳代,40歳代で,「家庭,学校,関係機関などの連携を強化する」を挙げた者の割合は,30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。(表15参考6)


目次戻る次へ
この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top