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6ページ目-森林と生活に関する世論調査(平成11年7月調査)

1999年10月25日掲載

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2 調査結果の概要


6. 木材の利用

(1) 公共施設等への木材利用
 現在,国や自治体では,公共の施設や設備等への木材利用を推進しているが,今後,国や自治体がどのような施設に木材を利用していくのが望ましいと思うか2つまで聞いたところ,「学校や体育館などの教育施設」を挙げた者の割合が53.3%と最も高く,以下,「病院などの医療施設」(29.5%),「図書館や音楽ホールなどの文化施設」(28.5%),「すべり台やシーソーなどの公園の遊具」(24.8%),「花壇や棚などの道路沿いにある設備」(24.6%)などの順となっている。(複数回答)
 前回の調査結果と比較して見ると,「学校や体育館などの教育施設」,「病院などの医療施設」を挙げた者の割合が上昇(46.5%→53.3%,23.3%→29.5%)し,「すべり台やシーソーなどの公園の遊具」を挙げた者の割合が低下(28.7%→24.8%)している。
 性別に見ると,「すべり台やシーソーなどの公園の遊具」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「学校や体育館などの教育施設」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「図書館や音楽ホールなどの文化施設」を挙げた者の割合は40歳代で,「すべり台やシーソーなどの公園の遊具」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,「花壇や棚などの道路沿いにある設備」を挙げた者の割合は50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「学校や体育館などの教育施設」を挙げた者の割合は男性の40歳代と女性の30歳代で,「図書館や音楽ホールなどの文化施設」を挙げた者の割合は男性の50歳代と女性の40歳代で,「すべり台やシーソーなどの公園の遊具」を挙げた者の割合は男性の30歳代と女性の20歳代,30歳代で,「花壇や棚などの道路沿いにある設備」を挙げた者の割合は女性の50歳代で,それぞれ高くなっている。(表16図16


(2) 建築用資材としての木材の魅力
 建築用資材としての木材の魅力について聞いたところ,「木材は湿度を調整する働きがある」を挙げた者の割合が72.4%と最も高く,以下,「木材は断熱性が高い」(48.9%),「木材は軽い割に高い強度がある」(43.4%),「木材は衝撃を緩和する効果がある」(42.1%),「木材はプラスチックやアルミ等に比べ製造過程での消費エネルギーが少なく,地球温暖化防止に貢献する」(41.9%)などの順となっている。(複数回答)
 性別に見ると,「木材は湿度を調整する働きがある」,「木材は断熱性が高い」,「木材は軽い割に高い強度がある」,「木材は衝撃を緩和する効果がある」,「木材はプラスチックやアルミ等に比べ製造過程での消費エネルギーが少なく,地球温暖化防止に貢献する」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「木材は湿度を調整する働きがある」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「木材は軽い割に高い強度がある」を挙げた者の割合は50歳代で,「木材はプラスチックやアルミ等に比べ製造過程での消費エネルギーが少なく,地球温暖化防止に貢献する」を挙げた者の割合は50歳代で,それぞれ高くなっている。(図17表17


(3) 木材住宅か非木材住宅か
 仮に,今後,新たに住宅を建てたり,買ったりする場合,どんな住宅を選びたいと思うか聞いたところ,「木造住宅(昔から日本にある在来工法のもの)」と答えた者の割合が67.0%と最も高く,以下,「木造住宅(ツーバイフォー工法など在来工法以外のもの)」(21.5%),「非木造住宅(鉄筋,鉄骨,コンクリート造りのもの)」(7.7%),の順となっている。
 前回の調査と比較して見ると,「木造住宅(ツーバイフォー工法など在来工法以外のもの)」と答えた者の割合が上昇(12.5%→21.5%)し,「非木造住宅(鉄筋,鉄骨,コンクリート造りのもの)」と答えた者の割合が低下(15.1%→7.7%)している。
 都市規模別に見ると,「木造住宅(昔から日本にある在来工法のもの)」と答えた者の割合は,町村で,「非木造住宅(鉄筋,鉄骨,コンクリート造りのもの)」と答えた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「木造住宅(昔から日本にある在来工法のもの)」と答えた者の割合は男性で,「木造住宅(ツーバイフォー工法など在来工法以外のもの)」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「木造住宅(昔から日本にある在来工法のもの)」と答えた者の割合は50歳以上で,「木造住宅(ツーバイフォー工法など在来工法以外のもの)」,「非木造住宅(鉄筋,鉄骨,コンクリート造りのもの)」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図18表18


(4) 木材製品の用途
 身近な品としてあなたは木材製品をどのような用途で使いたいと思うか3つまで聞いたところ,「家具」を挙げた者の割合が86.0%と最も高く,以下,「机と椅子」(58.6%),「フローリング」(46.0%),「まな板」(29.8%),「箸」(22.2%),「壁」(21.0%)などの順となっている。(複数回答)
 性別に見ると,「机と椅子」を挙げた者の割合は男性で,「まな板」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「フローリング」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「まな板」,「箸」を挙げた者の割合は60歳以上で,「壁」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「机と椅子」を挙げた者の割合は男性の50歳以上で,「まな板」を挙げた者の割合は女性の50歳以上で,「箸」を挙げた者の割合は女性の60歳以上で,「壁」を挙げた者の割合は男性の40歳代と女性の50歳代で,それぞれ高くなっている。(表19図19





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