• 環境・自然

2ページ目-水環境に関する世論調査(平成11年8月調査)

1999年11月15日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


2. 日常生活と水環境に対する意識について

(1) 水源の周知度
 使っている水道の水源は,何か知っているか聞いたところ,知っていると答えた者の割合が71.9%(「知っている(具体的な河川名等まで知っている)」45.3%+「ある程度知っている(河川や湖などであることは知っている)」26.6%),一方,知らないと答えた者の割合が28.1%(「あまり知らない(漠然としか知らない)」16.4%+「しらない」11.7%)となっている。
 平成6年9月の調査結果と比較して見ると,知っていると答えた者の割合が低下(77.9%→71.9%)し,知らないと答えた者の割合が上昇(22.1%→28.1%)している。
 都市規模別に見ると,知っていると答えた者の割合は町村で,知らないと答えた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 地域ブロック別に見ると,知っていると答えた者の割合は,北陸で高くなっている。
 性別に見ると,知っていると答えた者の割合は男性で,知らないと答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,知っていると答えた者の割合は50歳代と60歳代で,知らないと答えた者の割合は20歳代と30歳代で,それぞれ高くなっている。(図9表9


(2) 排水先の周知度
 使った水は,下水道や浄化槽を通じてどこに排水しているかについて,知っているか聞いたところ,知っていると答えた者の割合が62.7%(「知っている(具体的な河川名等まで知っている)」32.8%+「ある程度知っている(河川や湖などであることは知っている)」29.9%),一方,知らないと答えた者の割合が37.3%(「あまり知らない(漠然としか知らない)」22.2%+「しらない」15.2%)となっている。
 平成6年9月の調査結果と比較して見ると,知っていると答えた者の割合が低下(65.9%→62.7%)し,知らないと答えた者の割合が上昇(34.1%→37.3%)している。
 都市規模別に見ると,知っていると答えた者の割合は町村で,知らないと答えた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,知っていると答えた者の割合は男性で,知らないと答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,知っていると答えた者の割合は50歳代と60歳代で,知らないと答えた者の割合は20歳代と30歳代で,それぞれ高くなっている。(図10表10


(3) 節水に対する意識
 普段どのような水の使い方をしているか聞いたところ,豊富に使っていると答えた者の割合が27.6%(「節水のことは考えず,豊富に使っている」6.0%+「節水は必要だと思いながらも,豊富に使っている」21.7%),節水していると答えた者の割合が64.1%(「多少節水しながら使っている」50.3%+「まめに節水して使っている」13.9%),「特に気にしていない」と答えた者の割合が7.9%となっている。
 平成6年9月の調査結果と比較して見ると,豊富に使っていると答えた者の割合は低下(34.9%→27.6%)し,節水していると答えた者の割合は上昇(60.0%→64.1%)している。
 都市規模別に見ると,豊富に使っていると答えた者の割合は町村で,節水していると答えた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 地域ブロック別に見ると,豊富に使っていると答えた者の割合は北陸と東山で,「特に気にしていない」と答えた者の割合は東北,東山,中国で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,節水していると答えた者の割合は女性で,「特に気にしていない」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(図11
 年齢別に見ると,「特に気にしていない」と答えた者の割合は,20歳代で高くなっている。(表11


(4) 生活排水で心がけていること
 家庭の排水で川や湖などを汚さないようにするために日頃心がけていることがあるか聞いたところ,「使った食用油は流しから流さない」を挙げた者の割合が67.9%と最も高く以下,「野菜くずや残飯を三角コーナーに水切り袋等をかぶせて除去する」(62.8%),「風呂の残り湯は,洗濯,掃除,庭の水やりなどに再利用する」(42.7%),「汚れのひどい食器は,ペーパータオル等で拭き取ってから洗う」(35.7%)などの順となっている。(複数回答)
 平成6年9月の調査結果と比較して見ると,「使った食用油は流しから流さない」(61.8%→67.9%),「野菜くずや残飯を三角コーナーに水切り袋等をかぶせて除去する」(55.2%→62.8%),「汚れのひどい食器は,ペーパータオル等で拭き取ってから洗う」(28.1%→35.7%)と答えた者の割合が,それぞれ上昇している。(図12
 都市規模別に見ると,「風呂の残り湯は,洗濯,掃除,庭の水やりなどに再利用する」と「汚れのひどい食器は,ペーパータオル等で拭き取ってから洗う」と答えた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 地域ブロック別に見ると,「野菜くずや残飯を三角コーナーに水切り袋等をかぶせて除去する」と答えた者の割合は関東で,「風呂の残り湯は,洗濯,掃除,庭の水やりなどに再利用する」と答えた者の割合は北海道で,でそれぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「使った食用油は流しから流さない」,「野菜くずや残飯を三角コーナーに水切り袋等をかぶせて除去する」,「風呂の残り湯は,洗濯,掃除,庭の水やりなどに再利用する」,「汚れのひどい食器は,ペーパータオル等で拭き取ってから洗う」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「使った食用油は流しから流さない」と答えた者の割合は40歳代で,「野菜くずや残飯を三角コーナーに水切り袋等をかぶせて除去する」と「風呂の残り湯は,洗濯,掃除,庭の水やりなどに再利用する」と答えた者の割合は30歳代で,「汚れのひどい食器は,ペーパータオル等で拭き取ってから洗う」と答えた者の割合は30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。(表12





目次戻る次へ
この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top