• 女性活躍

男女共同参画に関する世論調査(平成7年7月調査)

2002年6月1日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

内閣府政府広報室


調査の概要

調査の目的


国民の男女平等に対する意識を調査し、女性問題に関する国民意識の推移を明らかにするとともに、男女共同参画社会づくりに向けた政策立案の参考とする。

調査項目


(1)男女の地位の平等
(2)男女の共同参画
(3)家庭観
(4)女性の人権

調査対象


(1) 母集団 全国20歳以上の者
(2) 標本数 5,000人
(3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法

調査時期

  平成7年7月6日〜平成7年7月16日

回収結果


(1) 有効回収数(率) 3,459人(69.2%)
(2) 調査不能数(率) 1,541人(30.8%)
−不能内訳−
転居 147 長期不在 105 一時不在 630
住所不明 37 拒否 574 その他
48

性・年齢別回収結果

性・年齢別回収結果



調査票
Q1(1) 〔回答票1〕 あなたは、今からあげるような分野で男女の地位は平等になっていると思いますか。この中から1つだけお答えください。まず、(1)「家庭生活で」についてはどうでしょうか。(次いで、(2)から(6)までそれぞれについて聞く)
(11.0) (ア) 男性の方が非常に優遇されている
(42.6) (イ) どちらかといえば男性の方が優遇されている
(39.0) (ウ) 平等
( 4.0) (エ) どちらかといえば女性の方が優遇されている
( 0.9) (オ) 女性の方が非常に優遇されている
( 2.5) わからない

Q1(2) 〔回答票1〕 (2)職場で
(17.3) (ア) 男性の方が非常に優遇されている
(42.0) (イ) どちらかといえば男性の方が優遇されている
(25.2) (ウ) 平等
( 3.1) (エ) どちらかといえば女性の方が優遇されている
( 0.5) (オ) 女性の方が非常に優遇されている
(11.9) わからない

Q1(3) 〔回答票1〕 (3)学校教育の場で
( 1.7) (ア) 男性の方が非常に優遇されている
(11.3) (イ) どちらかといえば男性の方が優遇されている
(65.2) (ウ) 平等
( 3.0) (エ) どちらかといえば女性の方が優遇されている
( 0.5) (オ) 女性の方が非常に優遇されている
(18.3) わからない

Q1(4) 〔回答票1〕 (4)政治の場で
(22.7) (ア) 男性の方が非常に優遇されている
(44.4) (イ) どちらかといえば男性の方が優遇されている
(22.4) (ウ) 平等
( 1.5) (エ) どちらかといえば女性の方が優遇されている
( 0.0) (オ) 女性の方が非常に優遇されている
( 9.0) わからない

Q1(5) 〔回答票1〕 (5)法律や制度の上で
( 9.2) (ア) 男性の方が非常に優遇されている
(35.2) (イ) どちらかといえば男性の方が優遇されている
(40.4) (ウ) 平等
( 2.7) (エ) どちらかといえば女性の方が優遇されている
( 0.3) (オ) 女性の方が非常に優遇されている
(12.1) わからない

Q1(6) 〔回答票1〕 (6)社会通念・慣習・しきたりなどで
(21.5) (ア) 男性の方が非常に優遇されている
(55.5) (イ) どちらかといえば男性の方が優遇されている
(15.6) (ウ) 平等
( 2.0) (エ) どちらかといえば女性の方が優遇されている
( 0.3) (オ) 女性の方が非常に優遇されている
( 5.0) わからない

Q2 〔回答票2〕 では、あなたは社会全体でみた場合には、男女の地位は平等になっていると思いますか。この中から1つだけお答えください。
(12.3) (ア) 男性の方が非常に優遇されている →SQ1へ
(63.3) (イ) どちらかといえば男性の方が優遇されている →SQ1へ
(19.5) (ウ) 平等 →Q3へ
( 2.5) (エ) どちらかといえば女性の方が優遇されている →Q3へ
( 0.1) (オ) 女性の方が非常に優遇されている →Q3へ
( 2.3) わからない →Q3へ

SQ1 〔回答票3〕 社会全体でみて、男性の方が優遇されている原因は何だと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=2,615)
(66.2) (ア) 男女の役割分担についての社会通念・慣習・しきたりなどが根強いから
(52.7) (イ) 仕事優先、企業中心の考え方が根強いから
(20.6) (ウ) 男女の平等について、男性の問題意識がうすいから
(14.3) (エ) 男女の平等について、女性の問題意識がうすいから
(17.7) (オ) 男女の差別を人権の問題としてとらえる意識がうすいから
(40.0) (カ) 女性が能力を発揮できる環境や機会が十分ではないから
(30.1) (キ) 能力を発揮している女性を適正に評価する仕組みが欠けているから
(13.0) (ク) 専業主婦に有利な税制や社会保障制度などが男女の役割分担を助長しているから
(35.2) (ケ) 育児、介護などを男女が共に担うための制度やサービスなどが整備されていないから
(13.2) (コ) 女性の意欲や能力が男性にくらべて劣っているから
( 0.7) その他
( 2.4) わからない
(M.T.=306.0)


SQ2 〔回答票4〕 今後、男女が社会のあらゆる分野でもっと平等になるために最も重要と思われるものは何だと思いますか。この中から1つだけお答えください。
(N=2,615)
(13.0) (ア) 法律や制度の面で見直しを行い、女性差別につながるものを改めること
(35.4) (イ) 女性をとりまく様々な偏見や固定的な社会通念・慣習・しきたりを改めること
(22.9) (ウ) 女性自身が経済力をつけたり、知識、技術を習得するなど、積極的に力の向上を図ること
(12.3) (エ) 女性の就業、社会参加を支援する施設やサービスの充実を図ること
( 9.7) (オ) 政府や企業などの重要な役職に一定の割合で女性を登用する制度を採用・充実すること
( 0.9) その他
( 5.9) わからない

Q3  「男は仕事、女は家庭」という考え方がありますが、あなたはこの考え方に同感する方ですか、それとも同感しない方ですか。
(26.8) 同感する方
(48.0) 同感しない方
(24.3) どちらともいえない
( 0.9) わからない

Q4 〔回答票5〕 一般的に、女性が職業をもつことについて、あなたはどうお考えですか。この中から1つだけお答えください。
( 4.3) (ア) 女性は職業をもたない方がよい
( 9.0) (イ) 結婚するまでは、職業をもつ方がよい
(11.7) (ウ) 子どもができるまでは、職業をもつ方がよい
(30.2) (エ) 子どもができても、ずっと職業を続ける方がよい
(38.7) (オ) 子どもができたら職業をやめ、大きくなったら再び職業をもつ方がよい
( 2.8) その他
( 3.4) わからない

Q5  「これからの社会では、女性の社会参加を進めていく必要がある」という考え方がありますが、あなたはこの考え方に同感する方ですか、それとも同感しない方ですか。
(78.4) 同感する方 →SQ1へ
( 4.8) 同感しない方 →Q6へ
(13.7) どちらともいえない →Q6へ
( 3.2) わからない →Q6へ

SQ1 〔回答票6〕 あなたは、今後どのような分野で特に女性の社会参加が進むべきだと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=2,711)
(40.7) (ア) 国会
(45.6) (イ) 都道府県議会、市区町村議会
(28.3) (ウ) 国の省庁
(37.0) (エ) 都道府県庁、市区町村の役所・役場
(27.4) (オ) 裁判所
(20.4) (カ) 理工系など女性の少ない大学の学部の学生
(19.5) (キ) 大学・研究所などの研究者
(39.8) (ク) 弁護士・医師などの専門的職業
(15.1) (ケ) 農業や漁業などの従事者
(19.8) (コ) 運輸・建設業など女性の少ない職場
(32.4) (サ) 企業の管理職、労働組合や農業協同組合の幹部
(27.4) (シ) 自治会・PTAなどの役員
(27.0) (ス) 国連などの国際機関
( 3.1) その他
( 8.2) わからない
(M.T.=391.7)


SQ2 〔回答票7〕 女性の社会参加を進めるためには、どのようなことが必要だと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=2,711)
(20.7) (ア) 女性の社会参加を進めるための啓発活動をする
(41.2) (イ) 女性が社会参加できるような学習や訓練の機会を増やす
(30.9) (ウ) 女性の社会参加に関する情報が身近にわかるところを増やす
(19.8) (エ) 家庭で親などが女性の社会参加の必要性を教える
(21.7) (オ) 学校で女性の社会参加の必要性を教える
(35.3) (カ) 家庭責任を男性(夫)にももっと担ってもらう
(50.3) (キ) 男性も女性も対象に、仕事と家庭の両立を支援する体制の整備を図る
( 0.9) その他
( 2.8) 特にない
( 2.6) わからない
(M.T.=226.1)


Q6 〔回答票8〕 「歴史的に形づくられてきた男女の不平等を是正するため、女性があまり進出していない分野では、一時的に女性の優先枠を設けたり女性の進出を促す計画を策定するなど特別な措置を講じて、男女の実質的な機会の均等を確保するべきである」という考え方がありますが、あなたはこの考え方に賛成ですか、反対ですか。この中から1つだけお答えください。
(25.7) (ア) 賛成 →SQaへ
(30.6) (イ) どちらかといえば賛成 →SQaへ
(12.8) (ウ) どちらかといえば反対 →SQbへ
( 5.2) (エ) 反対 →SQbへ
(25.6) わからない・どちらともいえない →Q7へ

SQa 〔回答票9〕 では、あなたは、具体的にどのような措置をとるのが適当だと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,949)
(22.6) (ア) 政党が、選挙の候補者に一定の割合で女性を含めるようにする
(22.4) (イ) 国や地方公共団体の審議会・委員会の委員などに女性を優先的に任命する
(24.9) (ウ) 国や地方公共団体が、公共事業の発注に当たって女性を積極的に活用する企業などを優遇する
(22.6) (エ) 国や地方公共団体が、女性を積極的に活用する企業などに助成を行ったり、税を軽減したりする
(30.7) (オ) 国や地方公共団体に対して、職員の採用や管理職への登用などで女性の優先枠を設けるよう義務づける
(37.8) (カ) 国や地方公共団体が自主的に、女性職員の採用・登用・教育訓練などに目標を設けたり、女性職員の進出を促す計画を策定する
(29.8) (キ) 企業などに対して、社員の採用や管理職への登用などで女性の優先枠を設けるよう義務づける
(44.4) (ク) 企業などが自主的に、女性社員の採用・登用・教育訓練などに目標を設けたり、女性社員の進出を促す計画を策定する
(13.8) (ケ) 理工系など女性の少ない大学の学部で、入学に当たって女性のための優先枠や奨学金などを設ける
( 1.3) その他
( 7.4) わからない
(M.T.=257.8)


SQb 〔回答票10〕 そのように思うのはなぜでしょうか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=623)
(19.3) (ア) 女性が優遇される結果、同じ能力をもつ男性が差別されるから
(22.6) (イ) 自由な競争を妨げ、社会や企業の活力をそこなうおそれがあるから
(51.7) (ウ) 男女の平等は、社会の意識や慣習が変化し、女性が能力を十分に発揮できるようになれば自然に達成されるから
(31.8) (エ) 男性と女性の差が、ある程度残るのはやむをえないから
(14.6) (オ) 既に、法律や制度の面で、男女の平等はおおむね確保されているから
( 3.0) その他
( 1.9) わからない
(M.T.=144.9)


Q7  では、「男性がもっと地域社会の活動や家庭生活に参加することを進めていく必要がある」という考え方がありますが、あなたはこの考え方に同感する方ですか。それとも同感しない方ですか。
(74.3) 同感する方 →SQへ
( 6.7) 同感しない方 →Q8へ
(15.7) どちらともいえない →Q8へ
( 3.2) わからない →Q8へ

SQ 〔回答票11〕 男性の地域活動や家庭生活への参加を進めるためには、どのようなことが必要だと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=2,571)
(21.8) (ア) 男性の地域活動や家庭生活への参加を進めるための啓発活動をする
(22.9) (イ) 男性が地域活動や家庭生活に参加しやすくなるような学習機会を増やす
(27.3) (ウ) 男性の地域活動参加に関する情報が身近にわかるところを増やす
(24.7) (エ) 家庭で親などが男性の地域活動や家庭生活への参加の必要性を教える
(22.1) (オ) 学校で男性の地域活動や家庭生活への参加の必要性を教える
(35.5) (カ) 労働時間を短くして余暇を増やす
(48.9) (キ) 男性も女性も対象に、仕事と家庭の両立を支援する体制の整備を図る
( 0.9) その他
( 2.0) 特にない
( 2.3) わからない
(M.T.=208.4)


Q8 〔回答票12〕 共働きでなく、夫婦の一方が外で働き、他方が育児や介護などの家事を担うという役割分担がなされている世帯での外から得られた収入について、あなたの感覚に近いものはどれでしょうか。この中から1つだけお答えください。
( 4.4) (ア) 外から得られた収入の大部分は、外で働いている人のものである
(61.3) (イ) 外から得られた収入の半分は外で働いている人のものであり、半分は家事を担っている人のものである
(16.2) (ウ) 外から得られた収入の大部分は、家事を担っている人のものである
(15.5) 一概にいえない
( 2.6) わからない

Q9 〔回答票13〕 今後の高齢社会を迎えるに当たって、高齢者などの介護は、家庭と社会のどちらで実際に行うべきだと思いますか。この中から1つだけお答えください。
(20.7) (ア) 介護施設や介護サービスなどの供給によって、原則として社会で行うべきである
(71.7) (イ) 原則として家庭で行い、必要に応じて介護施設や介護サービスなどを社会が供給するべきである
( 5.5) (ウ) もっぱら家庭で行うべきであり、社会が介護施設や介護サービスなどを供給する必要はない
( 0.4) その他
( 1.6) わからない

Q10 〔回答票14〕 現在、介護の必要な親の世話をしている人の大部分は女性ですが、このことについて、あなたの考え方に近いものはどれでしょうか。この中から1つだけお答えください。
(24.7) (ア) 主に女性が介護することはやむをえない
(59.2) (イ) 男性も女性も共に介護するべきである
(13.2) (ウ) 男女にかかわらず、主に実の子どもが介護するべきである
( 0.9) その他
( 2.0) わからない

Q11 〔回答票15〕 「現在、育児、介護などの家庭で担われている役割は、社会的にも重要であるため、手当の支給・税制上の優遇・表彰などによって、社会全体で評価していく必要がある」という考え方がありますが、あなたはこの考え方に賛成ですか、それとも反対ですか。この中から1つだけお答えください。
(41.7) (ア) 賛成 →SQへ
(33.7) (イ) どちらかといえば賛成 →SQへ
( 7.6) (ウ) どちらかといえば反対 →Q12へ
( 2.7) (エ) 反対 →Q12へ
(14.3) わからない・どちらともいえない →Q12へ

SQ(1) 〔回答票16〕 では、このような役割や活動に対して、あなたは具体的にどのような形で評価することが必要だと思いますか。この中から1つだけお答えください。まず、(1)「育児」についてはどうでしょうか。(次いで、(2)から(5)までそれぞれについて聞く)
(N=2,607)
(58.0) (ア) 手当の支給や税制上の優遇などで経済的に評価する
( 5.6) (イ) 表彰などで社会的に評価する
(33.0) (ウ) この役割については必要ない
( 0.3) その他
( 3.1) わからない

SQ(2) 〔回答票16〕 (2)介護
(83.5) (ア) 手当の支給や税制上の優遇などで経済的に評価する
( 9.9) (イ) 表彰などで社会的に評価する
( 4.9) (ウ) この役割については必要ない
( 0.3) その他
( 1.5) わからない

SQ(3) 〔回答票16〕 (3)育児・介護以外の家事
(11.5) (ア) 手当の支給や税制上の優遇などで経済的に評価する
( 9.9) (イ) 表彰などで社会的に評価する
(71.5) (ウ) この役割については必要ない
( 0.8) その他
( 6.3) わからない

SQ(4) 〔回答票16〕 (4)自治会やPTA活動などへの参加
( 8.2) (ア) 手当の支給や税制上の優遇などで経済的に評価する
(46.2) (イ) 表彰などで社会的に評価する
(39.4) (ウ) この役割については必要ない
( 0.5) その他
( 5.6) わからない

SQ(5) 〔回答票16〕 (5)ボランティア活動への参加
(21.4) (ア) 手当の支給や税制上の優遇などで経済的に評価する
(51.4) (イ) 表彰などで社会的に評価する
(22.8) (ウ) この役割については必要ない
( 0.3) その他
( 4.1) わからない

Q12 〔回答票17〕<
この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top