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女性の就業に関する世論調査(平成元年10月調査)

2002年8月19日掲載

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内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

内閣府政府広報室


調査の概要

調査の目的


ライフサイクルの変化に伴い,女性の就業意欲も増大かつ多様化してきているが,女性の就業に関する意識を調査し,今後の施策の参考とする。

調査項目


(1)就業の状況
(2)女性の就業に対する意識
(3)女性の再就職に対する意識
(4)女性の就業と家庭

調査対象


(1) 母集団 全国20歳以上60歳未満の者
(2) 標本数 5,000人
(3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法

調査時期

  平成元年10月5日〜平成元年10月15日

回収結果


(1) 有効回収数(率) 3,677人(73.5%)
(2) 調査不能数(率) 1,323人(26.5%)
−不能内訳−
転居 122 長期不在 108 一時不在 559
住所不明 51 拒否 457 その他
26

性・年齢別回収結果

性・年齢別回収結果



調査票
Q1  あなたは,現在職業をお持ちですか。パート,内職の方も有職としてお答えください。
(74.1) 有職 →女性のみSQ1へ,男性はSQ2へ
(25.9) 無職 →SQ6へ

(女性の有職者のみ)
SQ1 〔回答票1〕 あなたは,これまでどのような仕事の仕方をしてきましたか。この中ではどうですか。
(N=1,323)
(36.7) (ア) 就職(業)してから現在まで家庭に入ることなく仕事を続けている(転職を含む)
(50.0) (イ) 一時期仕事をやめ家庭に入ったが,再び働いている
( 9.8) (ウ) 過去に就職(業)せず家庭に入ったが,現在は働いている
( 3.4) その他

(有職者全員に)
SQ2 〔回答票2〕 あなたが働いているのはどのような理由からですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=2,723)
(62.1) (ア) 生計を維持するため
(25.8) (イ) 家計費の足しにするため
(30.9) (ウ) 将来に備えて貯蓄するため
(25.3) (エ) 自分で自由に使えるお金を得るため
(21.0) (オ) 自分の能力・技能・資格を生かすため
(17.0) (カ) 視野を広めたり,友人を得るため
(15.2) (キ) 仕事をすることが好きだから
(10.9) (ク) 時間的に余裕があるから
(17.5) (ケ) 家業であるから
( 6.2) (コ) いったん退職すると今と同程度の条件での再就職がむずかしいから
( 0.6) その他
( 0.6) 特に理由はない・わからない
(M.T.=233.0)


(SQ2に続けて)
SQ3 〔回答票3〕 あなたは現在の仕事に満足していますか,それとも不満がありますか。あなたのお仕事全体を考えて,この中ではどうですか。
(N=2,723)
(26.1) (ア) 満足 →SQ4へ
(53.1) (イ) まあ満足 →SQ4へ
(14.6) (ウ) やや不満 →SQ3aへ
( 2.5) (エ) 非常に不満 →SQ3aへ
( 3.6) 一概に言えない・わからない →SQ4へ

SQ3a 〔回答票4〕 不満に思っているのはどのようなことですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=467)
(60.2) (ア) 給料,収入(収益)が少ない
(38.8) (イ) 勤務(労働)時間が長い(残業が多い,休日が少ない,休みがとれないなど)
(16.5) (ウ) 仕事にやりがいがない
(15.6) (エ) 仕事が自分の能力や性格に合わない
( 6.9) (オ) 昇進,教育訓練などに不公平な取扱いがある
( 9.4) (カ) 自分の能力や実績が評価されない
(10.3) (キ) 人間関係がうまくいかない
(11.1) (ク) 厚生施設が整っていない
( 7.5) (ケ) 地位や身分が安定していない
(21.6) (コ) 仕事がつらい,きつい,忙しい
(14.1) (サ) 職業や勤め先の将来性がない
( 2.8) その他
( 0.6) わからない
(M.T.=215.4)


SQ4 〔回答票5〕 あなたは,将来もずっと今の仕事を続けたいと思いますか。この中ではどうですか。
(N=2,723)
(52.4) (ア) 将来もずっと続けたい
(37.7) (イ) 当分の間は続けたい
( 4.7) (ウ) 今の仕事をやめて,他の仕事につきたい
( 2.4) (エ) 仕事をやめたい
( 0.4) その他
( 2.4) わからない

SQ5 〔回答票6〕 あなたは,今後いつまで働きたいと思いますか。この中ではどうですか。パートや内職も含めてお答えください。
(N=2,723)
(60.6) (ア) 働けるかぎりずっと →Q2へ
( 7.3) (イ) 年金を受給するまで →Q2へ
(16.3) (ウ) 定年まで →Q2へ
( 7.5) (エ) 子どもが経済的に独立するまで →Q2へ
( 1.8) (オ) 妊娠・出産するまで →Q2へ
( 2.1) (カ) 結婚するまで →Q2へ
( 1.0) その他 →Q2へ
( 3.5) わからない →Q2へ

(Q1で無職と答えた者に)
SQ6  あなたは,今までに職業を持ったことがありますか。パートや内職も職業としてお答えください。
(N=954)
(79.8) ある →SQ6aへ
(20.2) ない →SQ7へ

SQ6a 〔回答票7〕 あなたが仕事をおやめになったのはどのような理由からでしょうか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=761)
(26.7) (ア) 家事・育児への専念
(10.8) (イ) 家事・育児との両立の困難
( 7.4) (ウ) 老人や病人の世話
( 3.4) (エ) 子どもの教育
(38.9) (オ) 結婚
( 2.2) (カ) 配偶者の転勤
( 1.1) (キ) 家族の無理解や反対
(14.6) (ク) 健康上の理由
( 2.9) (ケ) 仕事に対する不満
( 1.4) (コ) 給料,収入(利益)が少ない
( 2.8) (サ) 職場の人間関係
( 2.4) (シ) 職場での結婚・出産退職の慣行
( 3.0) (ス) 経済的に働く必要がなくなった
( 5.0) (セ) 勤め先の都合
( 6.7) その他
( 2.0) 特に理由はない・わからない
(M.T.=131.1)


SQ7 〔回答票8〕 あなたは今後,職業を持ちたいと思いますか,それともそうは思いませんか。この中ではどうですか。
(N=954)
( 6.6) (ア) すぐにでも職業を持ちたい →SQ7aへ
(43.2) (イ) いずれは職業を持ちたい →SQ7aへ
(42.2) (ウ) 職業を持ちたいとは思わない →SQ7bへ
( 8.0) わからない →Q2へ

SQ7a 〔回答票9〕 それはどのような理由からでしょうか。この中ではどうですか。(M.A.)
(N=475)
(23.4) (ア) 生計を維持するため
(33.9) (イ) 家計費の足しにするため
(31.2) (ウ) 将来に備えて貯蓄するため
(29.7) (エ) 自分で自由に使えるお金を得るため
(26.1) (オ) 自分の能力・技能・資格を生かすため
(30.1) (カ) 視野を広めたり,友人を得るため
(28.2) (キ) 生きがいを求めるため
(25.1) (ク) 時間的に余裕がある(できた)から
( 1.9) その他
( 0.2) わからない
(M.T.=229.7)


SQ7b 〔回答票10〕 それはどのような理由からでしょうか。この中ではどうですか。(M.A.)
(N=403)
(27.8) (ア) 経済的に困らないから
(21.8) (イ) 家事・育児が十分にできないから
(10.9) (ウ) 子どもの教育が十分にできないから
( 6.5) (エ) 老人や病人の世話をするため
(14.9) (オ) 他にやりたいことがあるから
( 9.7) (カ) 家族の反対があるから
(31.3) (キ) 健康に自信が持てないから
(17.6) (ク) 希望する仕事や条件のよい仕事につけそうにないから
(11.9) その他
( 1.2) わからない
(M.T.=153.6)


(全員に)
Q2 〔回答票11〕 全般的に見て,現在の女性は働きやすい状況にあると思いますか,そうは思いませんか。この中ではどうですか。
(10.1) (ア) 大変働きやすい状況にあると思う →SQaへ
(52.1) (イ) ある程度働きやすい状況にあると思う →SQaへ
(22.7) (ウ) あまり働きやすい状況にあるとは思わない →SQbへ
( 6.2) (エ) 働きやすい状況にあるとは思わない →SQbへ
( 8.9) 一概に言えない・わからない →Q3へ

SQa 〔回答票12〕 どのような点で働きやすいと思いますか。この中ではどうですか。(M.A.)
(N=2,288)
(56.7) (ア) 働く場が多い
(14.6) (イ) 育児休業制度など女性が働きやすい福祉制度が整ってきている
(46.5) (ウ) 労働条件がよくなってきている
(11.8) (エ) 保育施設が整備されてきている
(36.7) (オ) 女性の活用が進んでいる
( 6.2) (カ) 結婚・出産退職の慣行がない
(25.5) (キ) 男は仕事,女は家庭という社会通念の変化
(27.4) (ク) 家族の理解,協力が得やすい
( 4.2) (ケ) 昇進,教育訓練などに男女の不公平な取扱いがない
( 0.7) その他
( 1.0) わからない
(M.T.=231.2)


SQb 〔回答票13〕 それはどのような理由からでしょうか。この中ではどうですか。(M.A.)
(N=1,061)
(50.1) (ア) 働く場が限られている
(41.9) (イ) 育児休業制度など女性が働きやすい福祉制度が十分に整っていない
(40.7) (ウ) 労働条件が十分に整っていない
(24.4) (エ) 保育施設が十分でない
(16.1) (オ) 女性の活用が進んでいない
(16.1) (カ) 結婚・出産退職の慣行がある
(28.4) (キ) 男は仕事,女は家庭という社会通念がある
(16.8) (ク) 家族の理解,協力が得にくい
(18.7) (ケ) 昇進,教育訓練などに男女の不公平な取扱いがある
( 2.4) その他
( 0.9) わからない
(M.T.=256.6)


Q3 〔回答票14〕 一般的に,女性の生涯にわたる生活の中で,就職(業)のあり方として最も望ましい形態はどれでしょうか。この中ではどうですか。
(14.5) (ア) 就職(業)し,長く働く
(59.9) (イ) 就職(業)し,結婚や出産などで一時期家庭に入るにしても,再び働く
(17.8) (ウ) 就職(業)し,結婚や出産などを契機として家庭に入る
( 2.4) (エ) 就職(業)しない
( 0.5) その他
( 4.9) わからない

Q4 〔回答票15〕 女性が長く働き続けるのを困難にしたり,障害になると考えられるのはどのようなことですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(61.4) (ア) 育児
(45.3) (イ) 老人や病人の世話
(27.2) (ウ) 子どもの教育
(27.7) (エ) 家事
(19.7) (オ) 夫の転勤
(24.0) (カ) 家族の無理解や協力が得られないこと
(24.2) (キ) 自分の健康
(12.5) (ク) 職場での結婚・出産退職の慣行
(26.9) (ケ) 長く働き続けるような職場の条件・制度が不十分
( 7.9) (コ) 昇進,教育訓練などでの男女の不公平な取扱い
(12.3) (サ) 女性はすぐやめる,労働能力が劣るという考え方
( 0.5) その他
( 0.8) 障害,困難になるものはない
( 1.8) わからない
(M.T.=292.3)


Q5 〔回答票16〕 一般的に,一時期家庭に入った女性が再就職(業)するとしたら,どのようなかたちで働くのがよいと思いますか。この中ではどうですか。
(16.8) (ア) フルタイムの雇用者として働く →SQaへ
(60.5) (イ) パートタイム(短時間勤務)の雇用者として働く →SQbへ
(10.5) (ウ) 自分で独立した仕事をもって働く →SQcへ
( 5.7) (エ) 家業を手伝ったり内職をして働く →SQcへ
( 0.5) その他 →Q6へ
( 5.9) わからない →Q6へ

SQa 〔回答票17〕 それはどのような理由からですか。この中ではどうですか。(M.A.)
(N=619)
(69.8) (ア) 収入が安定している
(35.7) (イ) 身分が安定している
(37.8) (ウ) 働きがいのある仕事につける
(22.8) (エ) 福利厚生等を利用しやすい
(24.6) (オ) 自分の特技や資格が生かせる
( 0.5) その他
( 1.0) 特に理由はない・わからない
(M.T.=192.1)


SQb 〔回答票18〕 それはどのような理由からですか。この中ではどうですか。(M.A.)
(N=2,226)
(67.6) (ア) 家事・育児との両立がしやすい
(65.8) (イ) 都合のよい勤務時間が選べる
( 6.6) (ウ) 自分の特技や資格が生かせる
( 3.5) (エ) 働きがいのある仕事につける
(22.6) (オ) 責任が軽い・気楽に出来る
( 0.2) その他
( 0.4) 特に理由はない・わからない
(M.T.=166.6)


(Q5で(ウ),(エ)を答えた者に)
SQc 〔回答票19〕 それはどのような理由からですか。この中ではどうですか。(M.A.)
(N=595)
(47.4) (ア) 家事・育児との両立がしやすい
(25.7) (イ) 人に雇われる気苦労がない
(49.7) (ウ) 仕事の時間が自由である
(39.5) (エ) 自分の特技や資格が生かせる
(23.7) (オ) 働きがいのある仕事につける
( 0.5) その他
( 1.3) 特に理由はない・わからない
(M.T.=187.9)


(全員に)
Q6 〔回答票20〕 一時期家庭に入った女性が再就職(業)を希望する場合,どのような援助や対策が望まれると思いますか。この中から3つまであげてください。(3M.A.)
(45.9) (ア) 出産,育児などで退職しても同一企業に再雇用されるようにすること
(13.4) (イ) 求人情報を入手しやすくすること
(12.1) (ウ) 再就職のための自己啓発のセミナー・講習を実施すること
(18.1) (エ) 技術や技能の習得の機会を多くすること
(41.2) (オ) 求人の年齢制限の緩和
(43.5) (カ) パートの労働条件の向上
(29.9) (キ) 働く場を多くすること
( 6.7) (ク) 就職(業)に関する相談体制の充実
(29.5) (ケ) 保育所などの保育施設の充実
(12.3) (コ) 老人ホーム,医療施設などの充実
( 0.4) その他
( 4.0) わからない
(M.T.=257.1)


Q7 〔回答票21〕 一般的に,共働き家庭での家事や育児の役割分担について,あなたはどのように考えますか。この中ではどうですか。
(16.1) (ア) 男女とも同じように家事や育児を行うのがよい
(35.4) (イ) どちらでも手のあいている方が家事や育児をすればよい
(41.9) (ウ) 家事や育児は主として女性が行い,男性は女性を手伝う程度でよい
( 4.2) (エ) 男性は家事や育児をしなくてもよい
( 0.2) その他
( 2.3) わからない

Q8 〔回答票22〕 乳幼児や児童をかかえた世帯の女性が企業などに勤めて働き続けるためには,どのような労働条件や制度などが望ましいと思いますか。この中から3つまであげてください。(3M.A.)
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(36.7) (ア) 育児のため必要な場合には特別な休憩時間がとれること
(41.4) (イ) 育児のために一定期間休業できること
(51.0) (ウ) 子どもが病気になった時,看護休暇がとれること
(28.4) (エ) 自分の都合のよい時間帯に勤務時間を選べること
(14.6) (オ) 自宅で勤め先の仕事ができること
(37.4) (カ) 保育所など保育施設が充実されること
(20.9) (キ) 放課後子どもが安心して過ごせる施設が充実されること
(19.1) (ク) 残業時間や深夜労働の規制をすること
( 9.7) (ケ)