世論調査

「犯罪と処罰に関する世論調査」

内閣府政府広報室

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調 査 の 概 要
  • 調査の目的
    死刑制度及び尊属加重規定(刑法)に関する国民の意識を調査し,刑法改正作業等今後の施策の参考とする。

  • 調査項目
    (1)尊属加重規定について
    (2)死刑制度について

  • 調査対象
    (1) 母集団 全国20歳以上の者
    (2) 標本数 3,000人
    (3) 抽出方法 層化2段無作為抽出法

  • 調査時期  平成元年6月22日〜平成元年7月2日

  • 回収結果
    (1) 有効回収数(率) 2,293人(76.4%)
    (2) 調査不能数(率) 707人(23.6%)

    −不能内訳−
    転居 53 長期不在 51 一時不在 265
    住所不明 14 拒否 290 その他
    34

  • 性・年齢別回収結果

    性・年齢別回収結果




    調 査 票
    Q1  あなたは,自分や配偶者の両親,祖父母などに対する犯罪について,普通よりも重く処罰すると規定しているものがあることを知っていますか。
    (58.3) 知っている
    (41.7) 知らない

    Q2 〔回答票1〕 この質問は,配偶者の親などを含まず,自分の親などについて伺います。自分の親などを殺す行為については,普通の殺人に比べて法律で重い刑を定めておく必要があるという考え方と,その必要はないという考え方がありますが,あなたはどう思いますか。この中ではどうですか。
    (33.5) (ア) 特に重い刑を定めておく必要がある →SQaへ
    (24.9) (イ) やや重い刑を定めておく必要がある →SQaへ
    (24.8) (ウ) 普通の殺人と同じでよい →SQbへ
    ( 2.7) (エ) 普通の殺人よりも軽い刑を定めておくのがよい →SQbへ
    (14.1) わからない →Q3へ

    SQa 〔回答票2〕 重い刑を定めておく必要があると思う理由を,この中から2つまで選んでください。(2M.A.)
    (N=1,339)
    (69.9) (ア) 親を殺す行為は,普通の殺人よりも社会的に非難されるべきであるから →Q3へ
    (54.3) (イ) 親に対する感謝・尊重の気持ちを維持するのに役立つから →Q3へ
    (22.8) (ウ) このような規定をなくすと親に対する犯罪が増えるから →Q3へ
    ( 7.6) (エ) 親を殺すのは,子が特に悪い場合が多いから →Q3へ
    ( 0.4) その他 →Q3へ
    ( 1.7) わからない →Q3へ
    (M.T.=156.7)


    SQb 〔回答票3〕 重い刑を定めておく必要がないと思う理由を,この中から2つまで選んでください。(2M.A.)
    (N=631)
    (26.1) (ア) 親に対する感謝・尊重の気持ちは,法律で強制すべきものではないから
    (51.3) (イ) 親だからという理由で特別に扱うのは適当でないから
    (33.0) (ウ) このような規定の有無と親に対する犯罪の増減とは関係ないから
    (10.9) (エ) 親が殺されるのは,親が特に悪い場合が多いから
    (18.4) (オ) 家庭内の出来事であるから
    ( 0.5) その他
    ( 6.3) わからない
    (M.T.=146.6)


    Q3 〔回答票4〕 では,配偶者の親などを殺す行為については,普通の殺人に比べて法律で重い刑を定めておく必要があると思いますか。この中ではどうですか。
    (27.7) (ア) 特に重い刑を定めておく必要がある
    (27.5) (イ) やや重い刑を定めておく必要がある
    (29.9) (ウ) 普通の殺人と同じでよい
    ( 1.7) (エ) 普通の殺人よりも軽い刑を定めておくのがよい
    (13.3) わからない

    Q4 〔回答票5〕 殺人についてはこれまでお伺いしてきましたが,殺人以外の犯罪について,それが自分や配偶者の両親,祖父母などに対し危害を加えるものである場合,普通よりも重い刑を定めておく必要があると思いますか。この中ではどうですか。
    (21.7) (ア) 特に重い刑を定めておく必要がある
    (30.4) (イ) やや重い刑を定めておく必要がある
    (35.0) (ウ) 普通と同じでよい
    ( 1.5) (エ) 普通よりも軽い刑を定めておくのがよい
    (11.5) わからない

    Q5  刑法では自分や配偶者の両親,祖父母などを殺す行為について,死刑又は無期懲役で処罰すると定めていますが,最高裁判所はこの規定は憲法に違反すると判断しました。あなたはこの判決を見たり聞いたりしたことがありますか。
    (28.9) ある
    (71.1) ない

    Q6 〔回答票6〕 では,親が自分の子を殺す行為については,普通の殺人に比べて法律で重い刑を定めておく必要があると思いますか。この中ではどうですか。
    (27.1) (ア) 特に重い刑を定めておく必要がある
    (25.9) (イ) やや重い刑を定めておく必要がある
    (28.7) (ウ) 普通の殺人と同じでよい
    ( 4.7) (エ) 普通の殺人よりも軽い刑を定めておくのがよい
    (13.7) わからない

    Q7 〔回答票7〕 一般論として,家族に対する殺人と家族以外の者に対する殺人とを比べると,どちらが罪が重いと思いますか。この中ではどうですか。
    (32.4) (ア) 家族に対する方が重い
    (14.7) (イ) 家族以外の者に対する方が重い
    (31.2) (ウ) 同じである
    (16.8) 一概にいえない
    ( 4.8) わからない

    Q8  ところで,人殺しなどの凶悪な犯罪は4,5年前と比べて増えていると思いますか,減っていると思いますか,同じようなものだと思いますか。
    (90.8) 増えている
    ( 0.9) 減っている
    ( 5.6) 同じようなものである
    ( 2.7) わからない

    Q9  あなたは,死刑という刑罰をなくしてしまうと悪質な犯罪が増えると思いますか,別に増えるとは思いませんか。
    (67.0) 増えると思う
    (12.4) 増えるとは思わない
    (16.2) 一概にいえない
    ( 4.4) わからない

    Q10  今の日本で,どんな場合でも死刑を廃止しようという意見にあなたは賛成ですか,反対ですか。
    (15.7) 賛成 →SQa1,SQa2へ
    (66.5) 反対 →SQb1,SQb2へ
    (17.8) わからない →フェース・シートへ

    SQa1 〔回答票8〕 死刑を廃止することに賛成の理由はどういうことですか。この中からいくつでもお答えください。(M.A.)
    (N=360)
    (43.3) (ア) 人を殺すことはたとえ刑罰であっても人道に反し野蛮である(人が人を殺す権利はない。凶悪犯人でも殺してしまうにはしのびない)
    (45.8) (イ) 裁判に誤りがあったとき死刑にしてしまうと取り返しがつかない
    (34.2) (ウ) たとえ悪質な犯罪を犯した者でも更生の可能性がある
    (27.5) (エ) 死刑を廃止してもそのために悪質な犯罪が増加するとは思わない(死刑があっても犯罪がなくなるわけではない)
    (32.5) (オ) 生かしておいて罪の償いをさせたほうがよい
    ( 0.6) その他
    ( 1.1) わからない
    (M.T.=185.0)


    SQa2  死刑を廃止する場合はすぐに全面的に廃止した方がよいと思いますか,それともだんだんに死刑を減らしていって,いずれ廃止する方がよいと思いますか。
    (N=360)
    (27.5) 即時全面廃止 →フェース・シートへ
    (65.6) 漸次廃止 →フェース・シートへ
    ( 6.9) わからない →フェース・シートへ

    SQb1 〔回答票9〕 死刑を廃止することに反対の理由はどういうことですか。この中からいくつでもお答えください。(M.A.)
    (N=1,525)
    (56.0) (ア) 凶悪な犯罪は命をもって償うべきだ(凶悪な犯罪は許せない)
    (39.7) (イ) 死刑を廃止すれば被害を受けた者やその家族の気持ちがおさまらない
    (53.1) (ウ) 死刑を廃止すれば悪質な犯罪が増える(死刑があることである程度犯罪を防げ,善良な人が安心して暮らせる)
    (37.9) (エ) 悪質な犯罪を犯す人は生かしておくとまた同じような犯罪を犯す危険がある
    ( 0.3) その他
    ( 2.0) わからない
    (M.T.=189.0)


    SQb2  将来も死刑を廃止しない方がよいと思いますか。それともだんだんに死刑を少なくしていって,いずれは廃止してもよいと思いますか。
    (N=1,525)
    (76.8) 将来も存続
    (15.6) 漸次廃止
    ( 7.6) わからない

    〔フェース・シート〕
    F1  〔性〕
    (45.5) 男性
    (54.5) 女性

    F2  〔年齢〕あなたのお年は満でおいくつですか。
    ( 6.5) 20〜24歳
    ( 6.1) 25〜29歳
    ( 8.6) 30〜34歳
    (10.9) 35〜39歳
    (11.9) 40〜44歳
    (11.8) 45〜49歳
    (10.4) 50〜54歳
    ( 9.6) 55〜59歳
    ( 8.6) 60〜64歳
    ( 6.7) 65〜69歳
    ( 8.9) 70歳以上

    F3 〔回答票10〕 〔学歴〕あなたが最後に卒業された学校はどれですか。(中退・在学中は卒業とみなす)
    (27.3) (ア) 小・高小・新中卒
    (49.7) (イ) 旧中・新高卒
    (22.1) (ウ) 旧高・高専・大卒
    ( 1.0) 不明

    F4  〔職業〕あなたのご職業は何ですか。(職業の内容を具体的に記入してから,下の該当する項目に○をつける)
    <自営業主>
    ( 5.0) 農林漁業
    ( 9.8) 商工サービス業
    ( 1.4) 自由業
    <家族従業者>
    ( 3.9) 農林漁業
    ( 5.1) 商工サービス・自由業
    <被傭者>
    ( 2.2) 管理職
    ( 0.4) 専門技術職
    (16.0) 事務職
    (19.8) 労務職
    <無職>
    (24.7) 主婦
    ( 1.7) 学生
    (10.1) その他の無職

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